1 名前:
タイガードライバー(埼玉県)[sage] 投稿日:2013/10/06(日) 08:30:45.95 ID:0kGsny1fP ?PLT(12100) ポイント特典
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[FT]米アマゾンに打撃、仏で無料配送禁止の新法
(2013年10月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
フランス国民議会は、オンライン書店による顧客への無料配送を禁止する法案を可決した。
市場支配力を高めるインターネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムから、
経営不振にあえぐフランス国内の書店を守ることが狙いだ。
この措置を提案したフィリペティ仏文化・通信相は3日、アマゾンは書籍価格を規制するフランスの法律の抜け穴をかいくぐって、
無料配送を提供していると主張。「ダンピング(不当廉売)戦略」の疑いがあるとして同社を非難した。
同氏は国民議会において、「彼らがひとたび支配的な地位に就き、
フランスの書店網を一掃すれば、配送料を引き上げる可能性が高い」と指摘した。
この新法は上院の承認を待つ段階。市場支配力の不当行使により、
現地での優位性を増すとされる米ネット企業に対して、フランスが取った最新の措置となる。
■超党派で新法を支持
オランド大統領率いる社会党は、オンラインサービスを規制するよう欧州連合(EU)に働きかけている。
さらに米グーグルや米フェイスブック、アマゾンなどのネット企業に対し、彼らの顧客がいる国々で課税することに国際的合意を得ようとしている。
米国の商品や企業の脅威からフランスの文化的資産を保護しようと、議会では超党派で取り組む。
全主要政党が新法を支持しており、書籍の単一固定価格から5%までの値引きを認めた1981年の法律に追加される見通しだ。
一方で、アマゾンは新法を批判する。
書籍価格を引き上げる措置は仏消費者の購買力に打撃を与え、インターネットで買い物をする消費者への冷遇になると述べている。
同社は「最も深刻な影響は、消費者に提供するサービスや品ぞろえ、
そしてネットに事業を依存する小規模出版社に及ぶ」と指摘する。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV04001_U3A001C1000000/?dg=1