「日本SF展・SFの国」が、7月19日より東京・世田谷文学館にて開催される。
本展覧会を「日本SF大学校」に見立て、日本SFを時代背景や多彩な資料から読み解きつつ、その未来を語り合える場所づくりを企図。日本SFの父として知られる海野十三から、本展を監修した作家の筒井康隆と豊田有恒、作家の小松左京や星新一、漫画家の手塚治虫、怪獣図解を描いた大伴昌司、日本SFを継承する漫画『20世紀少年』までジャンルや時代を超えた幅広い作家・作品を紹介する。
小説「アルジャーノンに花束を」で知られる作家ダニエル・キイスさんが現地時間15日、死去したとLocus Onlineが報じた。
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すでにいろいろツイートされてますが、大森望の日本SF作家クラブ入会推薦は、定期総会出席者(委任状含む)の3分の1以上が反対票を投じたとかで否決されました。ある意味、歴史的事件の当事者wになったわけですが、だからどうということもなく、持ちネタが1コ増えたくらいの感じで。
— 大森望@第34回日本SF大賞特別賞 (@nzm) 2014, 4月 25
日本SF作家クラブに含むところはなく、立派なトロフィーをいただいて感謝してます。この件に怒ったりdisったり悲憤慷慨したりしている人も、どうかお気遣いなく。要するに、いままでどおりです。ブラックジャックだかダースベイダーだかダークナイト的な何か。お、けっこういいかもw
— 大森望@第34回日本SF大賞特別賞 (@nzm) 2014, 4月 25
しかしまあ、自分のことがえんえん議論されているのに傍聴も弁明もできず、最後に結果だけ聞かされるっていうのも妙なもんですね。入会支持の論陣を張ってくれた方々、ありがとうございました。人徳がなくてすみません……。
— 大森望@第34回日本SF大賞特別賞 (@nzm) 2014, 4月 25
なお、「特別賞」は評論作品、「功績大である死去者」、「死去者の作品」に与えられることが多い。2011年度に、初の「特別功労賞」が小松左京に与えられた。
選定の手続きは、毎年9月1日から8月末の期間[8][9]に発表された日本人によるSFの商業作品を対象に、日本SF作家クラブの会員に書面アンケートを実施。日本SF作家クラブの総会で選ばれた選考委員がアンケート結果を基に候補作を決定し、改めて開催された選考委員会で受賞作を決定する[10]。これまで一貫してプロが選ぶ賞だったが、第34回で候補作のエントリーをTwitterと電子メールで一般からも募集するという新たな試みを実施[2]。
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円城塔、日本人2人目のフィリップ・K・ディック賞特別賞を受賞
ウィリアム・ギブスンやティム・パワーズをはじめとする名だたるSF作家が受賞してきたフィリップ・K・ディック賞。その特別賞に、日本の小説家円城塔の『Self-Reference ENGINE』の英訳版が選ばれた。日本人では2人目の受賞となる。
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