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ザ筒井康隆という作品で彼の作品を一冊読むなら  

555 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 11:59:13.90
年齢34歳です。
連載が始まったニュースを聞いて気づいた
けど、紙媒体の筒井康隆作品に全く触れて
いないなあと思って。
ザ筒井康隆という作品で彼の作品を一冊
読むならどれなんでしょうか?
別口でオススメのエッセイを教えて下さい。



556 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 12:08:06.21
新潮文庫の自選短編集
特に「ヨッパ谷への降下」の巻はいいと思う。
エッセイは若い頃の「狂気の沙汰も金次第」なんか面白いが
売っているかは不明。



ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集 (新潮文庫)ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集 (新潮文庫)
(2005/12)
筒井 康隆

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564 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 22:31:26.58
>>555
随筆作品のオススメを少々。
「狂気の沙汰も金次第」は新潮文庫のがいいよ。山藤章二のイラスト(というよりマンガ)も面白い。
今の山藤章二は面白くもなんとも無いけど当時は面白かったんだよ。筒井康隆も今は(以下自粛)
もう新潮文庫でも絶版なんだなあ。古本で簡単に入手できるから読んでみてね。

ほかに精神医学を面白く紹介してる「乱調人間大研究(新潮文庫だと「暗黒世界のオデッセイ※」に収録)」や
日高先生も認めた動物エッセイ「私説博物誌」、エッセイ集「やつあたり文化論」もいいよ。
※この文庫本は筒井自筆マンガも多数収録



狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫)狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫)
(1976/10)
筒井 康隆

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566 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/14(土) 02:22:57.63
>>564
>筒井康隆も今は(以下自粛)
『断筆宣言』と『阪神淡路大震災』が無ければなあ・・・
それと山藤章二の場合は、右翼団体幹部が築地の朝日新聞本社で拳銃自殺した件が一因かと。

>>555
エッセイは『笑犬樓よりの眺望(新潮文庫 今は無き『噂の眞相』での連載)』もお勧め。
これも絶版ですが、Book offなどで入手可能。



笑犬樓よりの眺望笑犬樓よりの眺望
(1996/07)
筒井 康隆

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567 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/14(土) 02:50:03.07
>>555
短編集なら新潮文庫の「宇宙衛生博覧会」が自分にとってはザ・筒井
ドタバタ、スカトロ、エログロ、言語遊戯などなど
初期の筒井の破壊的なパワーが詰まっている一冊
あと、多数の圧力鍋恐怖症を生み出した本でもある




宇宙衛生博覧会 (新潮文庫)宇宙衛生博覧会 (新潮文庫)
(1982/08)
筒井 康隆

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568 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/14(土) 03:22:16.21
>>566
右翼の人って野村秋介だったかな。俺右翼は嫌いだけどこの人の作った(関わった)映画
「斬殺せよ 切なきもの、それは愛」って好きだったなあ。

>>567
「宇宙衛星博覧会」はいいよね。「問題外科」なんて何回読んでも面白い。映像化されても決して見たくないけどw


569 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/14(土) 11:11:53.26
俺は筒井のサディズムが全然理解できないから、「問題外科」は苦手だなあ。

「ヨッパ谷への降下」「わが良き狼」
「エロチック街道」「母子像」「睡魔のいる夏」「鍵」「近づいてくる時計」「お助け」
なんかで短編集ができてたらお勧めしようと思ったけど、
当然そんな都合のいい物はなかったなぁ。


571 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/14(土) 11:18:33.60
サディズムというよりスラップスティックなんじゃ?
あれを生々しく想像するから駄目なんであって
筒井の描く漫画の絵柄で想像すればよろしい。

もっとも自分も年齢とともにグロいのが駄目になってきているんだが。
問題外科も村井長安も今は読み返したくないなあ。


582 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/07/14(土) 22:05:19.26
エッセイでいうと
「知の産業 -ある編集者」が
この人の最高傑作だと思う






元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/sf/1330341352/
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[ 2012/09/07 18:34 ] SF | TB(0) | CM(7)
ひひひひ
[ 2012/09/07 19:44 ] [ 編集 ]
けけけけ
[ 2012/09/07 21:29 ] [ 編集 ]
筒井康隆って小説家としては微妙だと常日頃から思っているんだが。

時をかける少女も小説は微妙だし、他のSFも海外SFか日本でも最近の作家を読んだ方がいい。
不条理系や短編もこいつじゃなきゃってものはないし。
そういや、ダンシングヴァ二ティだって、似たコンセプトなら同時期の中原昌也の短編の方が冗長じゃない分よかったしなぁ。

誰か筒井康隆のいいところをネームバリュー以外で教えてくれないかな。
[ 2012/09/07 23:23 ] [ 編集 ]
『歌と饒舌の戦記』がおすすめ
架空の日ソ戦を舞台にした明るいマスコミ、ドタバタもので本人を始めSF作家とかタモリとか出て来て笑える
[ 2012/09/08 10:14 ] [ 編集 ]
登場人物の喋り方と笑い声が癖になる
けけけけけけけ
[ 2012/09/08 17:52 ] [ 編集 ]
五十音が徐々に使用禁止になる残像に口紅をはこの人の知識をもってでしか書けないと思う
[ 2012/09/09 00:56 ] [ 編集 ]
残像に口紅を、文学部唯野教授
上記の2冊をお読みになったら筒井康隆氏の
作家としての能力の高さが覗えると思います。

私は薬菜飯店、走る取的が好きです。
物語世界を超えて、五感に訴えてきます。
ほかにもいっぱい、というか全部好き。

最近、どこの本屋にも、筒井康隆氏の名札がないし、
「つ」の段を探して、あっ発見、でも、時かけしかないじゃんっていうのが多い。
国語総覧にも氏の名前載ってないし…
これは氏に対する嫌がらせ?
[ 2013/10/12 16:17 ] [ 編集 ]
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