1 名前:
◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:00:25.71 ID:???0
大胆? 『カラマーゾフの兄弟』の続編を日本人女性が書き上げる
第58回江戸川乱歩賞に輝いたのは、高野史緒さんの『カラマーゾフの妹』。
なんとあの『カラマーゾフの兄弟』の続編を書き上げた作品なのです。
そもそも、『カラマーゾフの兄弟』には続編がありました。
いや、正確にいえば、続編として13年後を描く予定だったドストエフスキーが、
それを叶えるまえに亡くなってしまったのです。
『カラマーゾフの兄弟』は、カラマーゾフ家の主人・フョードル殺害の犯人探しが物語の中心となりますが、
『カラマーゾフの妹』で描かれているのは、フョードル殺害事件から13年後、
カラマーゾフ家の次男・イワンが特別捜査官として故郷に戻ってくるのです。
高野史緒さんが、続編を書こうと思ったきっかけは、前任者の小説のなかに「ある重大な事実」を発見したからです。
それは、「続編の布石」。第一部を詳細に検討すれば、スメルジャコフを犯人とするには疑問がある点も、
全て書き込まれているというのです。
同賞は応募原稿に対するもののため、二次創作的な同作が受賞作に該当するのかどうかが焦点となりましたが、
京極夏彦氏や桐野夏生氏、東野圭吾氏らの審議の結果、見事受賞が決まりました。
審査員の一人、石田衣良氏は、
「ミステリーとして読んでも、カラマーゾフ家をめぐるメタフィクションとして読んでも、
帝政ロシアを舞台にしたスチームパンクSFとして読んでも、見事におもしろい奇跡的な一作。高野史緒さん、おめでとう。
でも、この手はよほど腕がある人しか実現不能なので、応募者は安易に真似をしてはいけません」と、選評を残しています。
『カラマーゾフの妹』は、はじめてカラマーゾフシリーズに手を伸ばす人でも楽しめる、
2012年のミステリー界を代表する一冊と言えます。
WEB本の雑誌 2012年8月17日 09:00
http://www.webdoku.jp/tsushin/2012/08/17/090000.htmlhttp://ec2.images-amazon.com/images/I/61an9UWUbsL._SS400_.jpg『カラマーゾフの兄弟』の真犯人を暴く! 衝撃的な乱歩賞受賞作 : J-CASTモノウォッチ
http://www.j-cast.com/mono/2012/08/17143075.html2 名前:
◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:00:33.37 ID:???0
『カラマーゾフの妹』 高野史緒 講談社
『カラマーゾフの兄弟』で描かれる父殺し。その真犯人は別にいる。
歴史的未解決事件の謎が今ここに解かれる。興奮度超級のミステリ。
ドストエフスキーの書いた世界文学の金字塔『カラマーゾフの兄弟』には、書かれていない第二部がある。
父殺し事件の真犯人が別にいることは、第一部を詳細に読めば明らかなのだ。
事件から十三年後、カラマーゾフ家の次男イワンが特別捜査官として町に戻ったことで次々に暴かれる衝撃的な真実。
その日、本当に起こったこととは、そして家族が抱えていた真の闇とは何だったのか。
すべてがいま解き明かされる。興奮の文芸ミステリ!
第58回江戸川乱歩賞受賞作
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2178508高野史緒公式サイト「架空の王国」
http://homepage3.nifty.com/takanosite/『カラマーゾフの妹』詳細ページ
http://homepage3.nifty.com/takanosite/BooksKaramaozov.htm
4 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:03:22.71 ID:RQOx5MfS0
こういうのって勝手に作っていいの?
ぼっちゃんの妹とか、銀河鉄道の朝とかもあり?5 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:04:16.15 ID:L66FC+mH0
>>4
漱石の『明暗』の続編がある
手塚治虫の『ネオファウスト』の続編を誰か描いてみないか
191 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 16:40:41.83 ID:ErzS/Mvj0
>>4
原作者、死後50年の著作権切れで
やってもいいんでしょ
禁じる法あったけか
6 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:04:58.70 ID:QzLh+5xs0
おまえらが続編が読みたい小説ってなによ?12 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/08/17(金) 13:09:38.10 ID:pWR7Tql50
>>6
続編じゃないがグインサーガは結末だけ読みたかった
経緯はもういいけど
274 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 20:44:18.46 ID:SACArBg50 [2/2]
>>12
連載初期から最終話は決まってるって作者が言っていたので
最終話だけでも先に書いておいて欲しかったよね・・・・
ちなみに自分は外伝込みで100巻くらいまで行った時に挫折したくち
8 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:07:03.02 ID:iKdm3lfE0 [1/12]
「およそ続編というようなものがまったく考えられぬほど完璧な作品」
小林秀雄の立場が・・・
26 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:20:18.90 ID:9X3KOj7k0 [2/4]
>>8
そりゃ現実にドストエフスキーが続編を用意してたからだろ
続編を書かずに死んじゃったけど
これだけでもう完成してるってことだよ
9 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:07:05.25 ID:w85kcdeU0
源氏物語も紫式部が書いたのは途中までで後世に書き足されているって言われてるしな
39 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/08/17(金) 13:26:06.18 ID:TatJsWZ80 [1/2]
高野史緒はたまにおもしろい話を書く
ムジカ・マキーナはおもしろかった
だがそこはかとなく腐女子だろこいつ・・・
47 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:30:12.85 ID:DQFS/dvM0
レイモンド・チャンドラーの未完の小説をロバート・B・パーカーが引き継いで書いたのあったな
文体がチャンドラーじゃなかったのでチャンドラーファンとしてはイマイチだったけど
51 名前:
◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:38:59.18 ID:???0
>>47
ジョン・バンヴィルの新作がフィリップ・マーロウを主人公にしたものらしい。
|
Philip Marlowe returns for new John Banville novel - wistv.com - Columbia, South Carolina |
http://www.wistv.com/story/19214845/philip-marlowe-returns-for-new-john-banville-novel63 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:46:39.34 ID:3riOegmm0
こういう類のもので後々も評価高い作品って聞かないんだが
なにかあったっけか?
72 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:52:56.87 ID:EMB9ijOu0 [2/3]
>>63 ルパン3世とかw
112 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 14:29:48.50 ID:JcEVIbE90
こういうのやめてもらいたいな
「風と共に去りぬ」も勝手に続編書かれてたけど
内容はしょぼかったみたいだし
141 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 15:13:38.19 ID:L1Tg1I+E0
>>112
森瑶子が訳したやつね
恋愛要素が強いけど、あのだらだらしたw雰囲気も再現してて、けっこう面白かったよ
まあ「私にはタラがあるわ」って大見えきった主人公が10分の一も進んでないのに
タラ出奔したのには大笑いしたけど
181 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 16:23:35.50 ID:79iAuwTU0 [1/2]
>>112
読んだよ
スカーレットが子宮摘出されたのがショックだった
162 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/08/17(金) 15:37:26.24 ID:ShW4H5IP0
読んでみたいけど、その前にカラマーゾフの兄弟を読まなければならないのが大きな障壁だな166 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/08/17(金) 15:40:54.99 ID:GXEpsS690
>>162
光文社の古典新訳版ならサクサク読めるよ
ただしやっぱり長いけど
268 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/08/17(金) 20:39:37.74 ID:uLYI6xXcO [4/6]
帯の東野のコメントはこの本を読んでないということか319 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/08/18(土) 02:28:55.04 ID:uHmXCT5n0
>>268
審査委員の中で読んでいないのは
自分だけだったと
正直に、書いていました。
297 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 23:38:52.81 ID:jU2KL+Wq0
この作者の他作品ってどうなの?
本屋でちょっとあらすじ読んだら
歴史ものを下敷きにしたサイバーパンクでかなり面白そうだったんだが
ローマ帝国が人工衛星打ち上げてるような世界で放射能で汚染された中世ヨーロッパがどうたらって話だったかな
349 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/08/18(土) 09:11:28.43 ID:fL9AOYW30
>>297
読んだのずいぶん前だけど
ムジカ・マキーナとカント・アンジェリコはおもしろかったよ
19世紀なのにテクノ大人気だったり、カストラートが電話回線の信号を
声で再現してハッキングかけたりすんの
元スレURL:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1345176025/
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光文社のを読んでみようかな
てか、世界的名作の続編を書こうという勇気がすげぇ