ヘッドライン
ヘッドライン




スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

「小説なんて書きたくない」という作家・中原昌也(42)が断筆を経て文学の世界に戻ってきた理由  

1 名前:秘丘、愛液塗れ'φ ★[] 投稿日:2012/06/28(木) 16:59:36.32 ID:???0
断筆を経て、4年ぶりに短編小説集『悲惨すぎる家なき子の死』を刊行した中原昌也。
残酷なスプラッターシーンや無意味な引用の合間に、「小説なんて書きたくない」という
著者らしき人間のグチが延々と続く特殊な作風に、かつては芥川賞の選考会で「0票」を
記録したことも。そんな彼が、なぜ文学の世界に戻ってきたのか?

―執筆再開、待っていました!

「いや、再開したつもりはないんですけどね……。お金がなくて、しょうがなく書いただけで。
まあ、書いたからって、そんな大金もらえるわけでもないですけど」

―じゃあ、小説が書きたくないという気持ちは一切変わっていない?

「はい(断言)。この本を書いてるときも、『これは小説じゃないから』って自分をだましながら
書いてた感じです。こんなもの書かないほうが、よっぽど精神衛生上はいいんですよ」

―はは……(苦笑)。なぜそんなに書くことが嫌なんですか?

「まず、人に文字で何かを伝えたり説明するっていうこと自体に興味がないですね。いちいち
「こっちですよ」っておばあちゃんを先導してるような、本質的なダサさがあるじゃないですか。
まあ、それを嫌だ嫌だって言いながら書くことによって、喜んで書いてる作家たちに冷や水を
浴びせてるっていう側面はあるんですけどね」

―嫌がらせですか! この本に収められている小説にも、3・11の後、テレビの中で「頑張れ」と
連呼していたタレントを批判するような一節がありますね。

「そりゃ、震災が起きたことは悲しいですけど、グジグジ泣いたり自粛したりしても何も解決しない
じゃないですか。あくまで世界っていうのは生きてる人のものでしかないわけで。「絆」とか
ワケわかんない言葉で、死んだ人や被災した人の気持ちを関係ない人にまで押しつけるなよって
思いません?」

http://wpb.shueisha.co.jp/2012/06/26/12211/
「小説で人生の何かを教えられるなんて、本当にウソっぱちだなって思いますよ」と語る中原昌也氏
http://wpb.shueisha.co.jp/wp-content/uploads/2012/06/1dc30549f6e46b1c8f764f640c14f420_47d493c1c117bcccf5ca92b51081a2d5.jpg


2 名前:秘丘、愛液塗れ'φ ★[] 投稿日:2012/06/28(木) 16:59:52.20 ID:???0
―ただ、そういう「共感ムード」が、震災後はいわれるようになりましたね。

「気持ち悪いですね。人々が口々に言う、『本の中の登場人物に共感できた』とかいうのも、
文学の基準としておかしくないですか? そんなに泣きたいなら、頭に電極つないでピッて
ボタンを押したら涙を流せるように改造したらいいのに!」

―徹底的に言いますね。

「小説で人生の何かを教えられるなんて、本当にウソっぱちだなって思いますよ。ずうずうしく
難病モノとか書く作家も人でなしだし、そのウソ話に乗る読者もバカ! そりゃ僕だってね、
国から金をもらえるんだったら『絆』くらい書きますよ。でももらえないんだから、より一層、
世の中の人々が嫌がるようなことを書くしかないじゃないですか」

―そんな極端な(苦笑)。中原さんの小説が好きな人もいるからこそ、これだけ書く場があるのでは?

「こんなもの好きな人はどうかと思いますよ(キッパリ)。だいたい、知ったような口で『映画みたいだ』
とか『文章が音楽的だ』とか言いたがる人がいますけど、まったく当たってませんから。むしろ、
『日本語がヘタですね』って言われたら納得できます。僕は、夢の中に出てくる本のようなステキなものが
書きたいのであって……。はぁ?。誰か代筆してくれないかな。しかも無料で」

―自分で稼いでください(笑)。

「こんなもの、いくら頑張ってもお金にならないですよ。印税なんて、何年もかけてせいぜい
1ヵ月分の家賃が払えるくらい。この本も、重版する頃には、僕もう死んでますから! 
しかも、こうして宣伝のために取材を受けても、『斜に構えたヤツ』って見られて終わりなんです、
ええ……。今日はありがとうございました」

(取材・文/西中賢治 撮影/高橋定敬)

●中原昌也(なかはら・まさや)
1970年生まれ、東京都出身。90年から「暴力温泉芸者」、97年から「Hair Stylistics」名義で
音楽活動を展開。2001年『あらゆる場所に花束が……』で三島由紀夫賞、06年『名もなき
孤児たちの墓』で野間文芸新人賞、08年『中原昌也作業日誌』でドゥマゴ文学賞を受賞



悲惨すぎる家なき子の死悲惨すぎる家なき子の死
(2012/04/12)
中原 昌也

商品詳細を見る




9 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 17:03:02.65 ID:Ha6s+MXd0
田中慎弥のマネして小金を稼ごうって魂胆が見え見え


33 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 17:13:04.26 ID:ClCO3Mvg0 [1/2]
>>9
いや昔から、こういう人なんだってw


25 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/06/28(木) 17:11:01.07 ID:/jQTZEHQ0
俺の中では町田康と同じカテゴリに入ってる人


28 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/06/28(木) 17:11:31.31 ID:W6biAspc0
虐殺ソングブックは正直微妙だった
雰囲気純文学もいいがもっと普通に面白い話を書いてる人が評価されてもいいはず


36 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/06/28(木) 17:13:14.09 ID:bjltEyC10
なんか表情が明るくなってるw


37 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/06/28(木) 17:14:00.93 ID:fK+9KTvG0 [1/2]
やけくそと真摯が同居して常に混乱してるよな
で結局いつもやけくそ気味w



38 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 17:14:37.60 ID:6dXBJ9lB0
この駄目スタイルは日本の純文学では王道だよな


55 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 17:22:04.58 ID:KsWnpo/S0
この人はここまで含めて一つの芸風じゃん
読んでないのにこれ見てもつまんないだけだ
こいつの場合はぶつくさ言ってんのを見るのが面白いんだよ


59 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/06/28(木) 17:24:35.45 ID:toNMKOW/0
バクマンの平丸のモデルか?


105 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 18:19:12.34 ID:tssa0c1zO
>>59
やっぱりそう思うよね


68 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 17:33:37.67 ID:28yDhhFM0 [1/2]
最新刊「悲惨すぎる家なき子の死」で、
この人の小説の芸風は極まった
すごく笑えるし、初めて読み返した


78 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/06/28(木) 17:37:45.99 ID:1cZRNzFA0
暴力温泉芸者か!
小説書いてたなんて知らなかった



QUE SERA SERAQUE SERA SERA
(1995/04/05)
暴力温泉芸者

商品詳細を見る



81 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 17:40:51.70 ID:yZ14Yk+D0
温泉芸者なにやってんのよ
いつの間にかまちぞうみたく「作家」が肩書きになってんのか
なんかもう色々と中途半端なイメージしかないわ。

昔イベントで中原が欠席のアナウンス流れた時
「またかよー」とか「何度目だいい加減にしろ」とか客が
座布団投げてたのも良い思い出。


115 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/06/28(木) 22:20:15.64 ID:eOb7A4lg0
実際問題どうやって食ってるのか知りたい





元スレURL:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1340870376/
関連記事


[ 2012/07/08 18:37 ] その他文学 | TB(0) | CM(6)
中原昌也知らないけど、これ読んだ限りじゃかっこ悪い印象しか受けないな
[ 2012/07/08 20:19 ] [ 編集 ]
絶望的に正直な人だからな

消えていくには惜しい人だと思ってたから嬉しいわ
書きたくない書きたくないと泣き叫びながら書き続けてくれ
[ 2012/07/08 21:24 ] [ 編集 ]
実際読めば分かるが、結構コストかけて書いてると思うよ。

知らない人はニートピア~と名も無き孤児たち~がお薦め。

作業日誌の内容の状態が今も続いてるなら、赤貧なのは間違い無い。
[ 2012/07/08 23:54 ] [ 編集 ]
この人の本は読んだことがないけど、
毎日.jpに高木のぶ子が書いた『悲惨すぎる家なき子の死』の書評を偶然読んだら、それが面白かった。
[ 2012/07/09 00:21 ] [ 編集 ]
この人の本だとブンブン分泌業が最高に面白いよね
[ 2012/07/09 09:21 ] [ 編集 ]
まぁ人間良い人ばかりじゃないから、こうやって捻くれた人もいてもいいよね。
でも、度を越えた先の何かを超えないようにしてほしいわ。
それをやると最低以上の最低になるからな
[ 2012/07/09 19:53 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



アクセスランキング ブログパーツ