ぶく速夏目漱石の長編小説「門」の直筆原稿発見　全751枚そろう

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1 名前：禿の月φ ★[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 07:16:33.26 ID:???P
文豪・夏目漱石（１８６７～１９１６年の長編小説「門」の直筆原稿４枚が
福島県の個人宅で見つかったことが２２日、分かった。これで全７５１枚がそろった。

「門」は「三四郎」「それから」に続く前期３部作の一つ。
明治４３年、朝日新聞に計１０４回連載された。
大半の７４７枚は昭和３３年から大東急記念文庫（東京都世田谷区）に
保管されていたが、残り４枚の所在が分からなかった。

同文庫によると、発見されたのは連載第１４回の８枚目と第７０回の５～７枚目。
筆跡や「漱石山房」という漱石専用の原稿用紙などから直筆と確認された。
保存状態も良く、推敲（すいこう）の跡も鮮明に読みとれるという。

漱石研究で知られる早稲田大学の石原千秋教授（日本近代文学）は
「欠落部分がそろって発見されたのは奇跡と言っていい。
推敲の跡から、漱石が主人公の妻の御米（およね）を
非常に繊細に表現していることがうかがえ興味深い」と話している。

ソース：MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120622/bks12062219240000-n1.htm
画像：http://sankei.jp.msn.com/images/news/120622/bks12062219240000-p1.jpg

門 (新潮文庫)
(1986/11)
夏目漱石

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2 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 07:18:57.45 ID:Wdh9YSmw0 [1/4]
漱石の作品って
いい歳こいて親にカネもらってる主人公とか
過去の三角関係で別れた女に未練を引きづってるとか
そんな話が多い

109 名前：名無しさん＠恐縮です[] 投稿日：2012/06/23(土) 18:54:31.46 ID:mmocq7js0
>>2
「それから」だね。
モデルの美女が身近にいたんだよ。
短歌の巧い人で、若くて亡くなった。
漱石は既に結婚してたけど、その人が好きだった。
特に、「『それから』の三千代」が、その女性に近いらしい。

それから (新潮文庫)
(1985/09/15)
夏目漱石

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6 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 07:30:15.22 ID:ppHTAOyX0
「門」って夏目漱石作品の中ではあまり評価高くないんだよな

21 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 08:15:16.95 ID:Wdh9YSmw0 [3/4]
1867年に江戸で産まれたということは
10歳のころに西南戦争で西郷隆盛が切腹して
日清日露戦争を経て大正デモクラシーと
ちょんまげに刀の侍がいた時代から鉄道や電気・・
すごい時代に生きた人だね

29 名前：名無しさん＠恐縮です[] 投稿日：2012/06/23(土) 08:25:48.11 ID:qr4Jp47k0
>>21
加えて、民法は外国のものを直輸入して制定しちゃうし（素封家の財産を簒奪する
話が出てくる）、未知の道徳であったキリスト教は入ってきて明治３４年がミレニアム
だし（リキ入れて布教したらしい）、その後には社会主義運動が・・・

漱石の作品は家イデオロギーの崩壊過程を描いたものが多いが、ついには無政府主義や
ダダイズムまで出てくる文学界であった。

36 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 08:40:04.68 ID:Wdh9YSmw0 [4/4]
>>29
最近になって未読だった『明暗』を読み終えたけど
階級闘争、キリスト教が出てきた

明暗 (新潮文庫)
(2010/01)
夏目漱石

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48 名前：名無しさん＠恐縮です[] 投稿日：2012/06/23(土) 09:11:57.09 ID:lFmb/c2G0
漱石ってどんな字書いたのかな、と思って
画像見てがっかり

昔、わたせせいぞうの表紙に惹かれて買って頑張って読んだな
高校生のとき
「こころ」はよかった

83 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 14:16:28.71 ID:HzFcKPK3P
>>48
今のわたせせいぞうにまた漱石作品のカバー書いて欲しいな
小説の内容自体はただでネットで見れるんだからそれくらいやってくれないと
購買意欲わかない

67 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 10:34:49.85 ID:poG7YHIG0
百年後には、文豪○○の使っていたハード･ディスクが見つかる、
中には……
とかなんのかな。胸熱。

やめてあげてー

73 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 13:29:14.88 ID:zAvNZQXY0
新聞の連載小説が夏目漱石ってのがすげｗ

76 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 13:37:32.49 ID:hIznTRw10
>>73
当時は連載小説が看板だったから
それで売り上げが変わるという小説家黄金時代

91 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 15:44:56.70 ID:bJf9TdK50 [2/2]
>>73
中日新聞で数年前に企画で
たぶん漱石の名作を
新聞連載してたよ

それで新聞一話分で大体話がまとまってるんで
ああこうやって読むべきなんだと感心した記憶がある

92 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 15:49:18.27 ID:4hsigiDd0 [4/5]
夏目漱石って猫とかこころばっか取り上げられるけど

三四郎とかほんと読みやすくて
筋立てとか殆ど青春漫画なんだけどな
虞美人草は花王愛の劇場
行人はキチガイの兄貴を持った弟のヤレヤレ日記
彼岸過迄はゆるい繋がりを持った中・短編集

暇な人は是非作品を読破して欲しい

120 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 22:04:38.42 ID:CxzN8ZhA0
>>92
鬱目漱石は読むと心がえぐられるようで精神状態がやばくなるんだよねｗ
図書館で全15巻くらい一気に読んだけど、窓から飛び降りたくなったわｗ
文豪の毒恐ろしすぎｗ

93 名前：名無しさん＠恐縮です[] 投稿日：2012/06/23(土) 16:04:32.80 ID:dTf7kwXN0
この人は４９歳で死んだんだな
文豪だというので老人のイメージがあるけど

107 名前：名無しさん＠恐縮です[] 投稿日：2012/06/23(土) 18:44:32.23 ID:WVLx/2Oq0
>>93
芭蕉もそれくらいで死んでるし４０歳すぎから翁と名乗ってる
西郷隆盛もそうなんだよね

96 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/23(土) 16:20:08.86 ID:4hsigiDd0 [5/5]
でも死因が胃弱だからな　
それも不摂生によるところが大きい
いっぺん吐血して死に掛けてるのに
パーティーで調子に乗って
豆菓子ボリボリ喰ったら具合悪くなってそのまま逝去という…

ジャムを瓶ごと舐めるのが好きとか、
現代人には何かと求められる体調管理には疎かったようだ

102 名前：名無しさん＠恐縮です[] 投稿日：2012/06/23(土) 17:42:39.63 ID:BAHSIYwV0
我輩は猫であるを書いたのが38歳で、死んだのが49歳だから
10年ぐらいの間に集中的に作品を発表していることになる

130 名前：名無しさん＠恐縮です[sage] 投稿日：2012/06/24(日) 10:45:34.90 ID:f7Ej6sHRO
とにかく文章が好き

難しい言葉や独自の言い回しをたくさん使ってるのに、すっと頭に入ってくる

元スレURL：http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1340403393/

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