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【馳夫】異世界ファンタジーでの言葉選び【つらぬき丸】  

927 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 10:33:04.29 ID:OGiSUdQ9 [1/2]
この作者、異世界ファンタジー書く割に言葉選びが杜撰な気がする
西洋世界ベースのファンタジーで何で「背水の陣」だの「ひょうろく玉」だのが出てくるんだ

同じ異世界物を書いてて「世界観を壊さないために単語の選び方に特に気を使う」
なんて言ってる作家もいるのに






929 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 12:19:14.41 ID:pVRwQRvo
>>927
洋書SFやFTに多いスラングに掛けた言い回しとかに怒っちゃう人?時代考証がーとか現地言語がーとか。
ウォルやリーが日本語でぜーんぶ成り立ってるって、素直に信じちゃう人?



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930 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 13:08:41.35 ID:5bMmUa07
そこ突っ込むとこ?
世界観大事にするなら気を遣わないより遣ったほうがいいと思うけど。
まあ最初からカヤタンの世界観目的で読んでるひと少ないだろうから
そこは適当でもいいんじゃねとは思うけどw

ノリとテンポと田中芳樹+クランプの悪いとこ併せたような超実力者主人公が
貧相な大物敵をばったばったとなぎ倒すのを流し読む作品でそ。
敵と一般人が貧相すぎて爽快感少なめになってるから不満が増えてるだけで。


931 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 14:46:36.96 ID:OGiSUdQ9 [2/2]
>>929
>ウォルやリーが日本語でぜーんぶ成り立ってるって、素直に信じちゃう人?
この部分が何言ってるのかよく分からないんだけど…

とりあえず、デル戦が古代中国と全く関係ない世界観だということは分かる。
なのに当たり前のように「背水の陣」なんていう故事成語が出てくることにモヤッとするものを感じる。
田中芳樹とか小野不由美なんかはその辺きっちりしてるんだけど


932 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 15:05:52.38 ID:jTq/54z2 [1/5]
そのへんにこだわるならラノベは読まないほうがいいんじゃね?

そもそも日本人が書く西洋中世風ファンタジーは歪だわな

御大もイシュトに南無三と言わせた巻のあとがきで、そのへんのこだわりについて語ってたな



933 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 15:30:34.99 ID:8RBwfyxx
現実の西欧物でもないんだし、その辺は気にならないな。
背水の陣の戦法自体は中国?の故事を知らなくても使われてたと思うし。
戦法の名前として背水の陣以外、有名な物がなかったんだろう。
こっちの世界でいう背水の陣て認識でいいじゃん。
背水の陣で通じるのに、一々造語使われたり、戦法の中身説明されたら面倒くさいぞ。


937 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 18:01:10.61 ID:jTq/54z2 [2/5]
西洋歴史物ではなく西洋風ファンタジーだからな
そこを飲み込んでおかないと物語内のあらゆる所作に違和感を感じることになるだろう

あまり関係ないかも知れんが先日読んだ海外の反応ブログにこんなことが書いてあった
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/51879964.html

中国人は日本人の剣での戦闘スタイルに違和感を感じているらしい
日本人は剣道の流儀を当然のものとしてるから 、西洋風の剣劇でも自然と両手持ちで剣を振るしそれをかっこよく思う
でも中国武術では片手持ちが一般的なので、ゲームでもアニメでも必ず両手で握って撃ち込んでくるのを奇妙に思うらしいとか

日本人作家の書く西洋中世物語はどんなに厳しく考証して書いていても、本場の人間からしたらやっぱり身についてない借り物感ありありの恥ずかしいものなんじゃないかと


946 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 20:03:32.75 ID:GO9ByEhc [4/4]
>>937
日本人にとっての『剣』は西洋の剣であり中国武術の剣ではないからな。
それに、武侠小説のイメージがステロタイプみたいだが、実際には斬撃主体の両手剣や二刀流もあることはある。
前者は映画で使われた事もあるし、後者は右手二本・左手一本で三刀流の立ち回りをこなす実在の女性剣士がドキュメンタリー作品に登場した事がある。

違和感ならあれだ。
イタリア人が映画の「テルマエ・ロマエ」見るようなもんだ。


974 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/10(木) 00:40:33.35 ID:UIFuv1GJ [1/2]
>>937
> 日本人作家の書く西洋中世物語はどんなに厳しく考証して書いていても、本場の人間からしたらやっぱり身についてない借り物感ありありの恥ずかしいものなんじゃないかと

そういえば、昨今の西洋中世風ラノベ読んでて、衣装の構築がよくわからんのだよな。
男の「上着」と「下着」とか女の「ドレス」と「アンダードレス」とか帽子とか頭巾とか。
まぁ中世でも初期とど真ん中暗黒時代とルネサンス近くだと違うだろうし、地域によっても違うんだろうけど。
読者が専門書を図書館で探して読んで脳内補完すんの('A`)マンドクセ
まぁ「女の下着の歴史」@文化出版局とか読むべきなのかも知れんが。


デル戦はまぁ絵師が美術本職っぽかったようだからまだしも、この頃読んでる角川系のお姫さまモノが絵師と作者の
調整がアレでよくわからん.....編集の腕か?



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952 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 12:27:09.37 ID:6vqRDOis
現実の歴史物でもないファンタジーに、そんなにおかしな言葉ってあるの?
よっぽど変な物でも無い限り気を使う程でないと思うんだけど。
例えば、背水の陣やひょうろくだまとか、他に適当な名詞や形容詞がないから使ってるだけで。
確かにひょうろくだまは日本特有の言葉というか感覚だけど
日本人なんだから日本人感覚で文章作るのは仕方ないと思うが。



954 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 16:49:45.36 ID:QiuZQXZU
西洋の人が書いたファンタジーを原文そのままで読みこなす人には日本の故事成語が使われたファンタジーって
違和感があるものなのかな。
翻訳された西洋のファンタジーを呼んでいると、日本の故事使われていることが多いからそれほどそこでは違和感を感じないし
むしろ,綺麗な訳を見つけたなと感心することが多いけれど。

リィやウォルがいきなりせんべいやお好み焼きを食べ出したらひくけれど


962 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 22:15:29.91 ID:ZB/9SXt/
つまりあれか、ファンタジーでは背水の陣とか使わず、「僧正の白玉すくい」みたいなオリジナル故事成句にすればいい訳だな。


963 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 22:32:05.72 ID:jo7fRPYs
いやだよ馳男がつらぬき丸で戦うファンタジーとか


964 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/09(水) 10:50:39.62 ID:kNRPBYBp
昔ナルニア国物語に出てきた巨人の名前が巨人ごろごろ八郎太と訳されてたこともあるから
言葉尻に関してはニュアンスが伝わればいいだろうくらいにしか思ってないけど、
作者があんまりに世界観の構築に無頓着だとストーリーに入りきれないという気持ちもまあわかる


966 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/09(水) 14:25:07.83 ID:k1NBQmlW
指輪を読んだのは小学生の頃だったが馳男はいきなり糠味噌臭い気がして引いた記憶がある


967 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/09(水) 15:13:25.24 ID:p6WNhMSH
指輪は原作者の意向でその国の言葉や言い回しで
訳してくれってことだったらしいけどね
馳男やつらぬき丸はまあ時代によるものかな


968 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/09(水) 21:37:02.21 ID:hnE3Zgxv
トールキン教授本人は存命中に拝見した日本語版(要はつらぬき丸やら粥村やら馳男やら)をあの独特の挿絵込みで高く評価なされたそうな。


969 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/09(水) 22:05:06.81 ID:byr3QPzi [1/2]
>>968
教授を持ち上げたいのか下げたいのかどっちなんだその日本語は





元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1323228128/
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[ 2012/05/23 06:29 ] ファンタジー | TB(0) | CM(9)
馳男=ストライダー
つらぬき丸=スティング

カタカナに訳しただけじゃ、かっこよく見えちゃう。どうしたもんかな。
(馳男もつらぬき丸もある種の田舎臭さのある名前とされている)
映画の字幕の、韋駄天はやっぱり嫌だったな。
[ 2012/05/23 07:43 ] [ 編集 ]
貫き丸は有名なのに話題にされない殴り丸
[ 2012/05/23 08:43 ] [ 編集 ]
指輪物語の「現地語に訳せ」ってのは西洋文化前提の話だと思うよ。
あくまで背景としてのイメージの共有があって始めて成り立つ。
原作者がそこまで考えてたかどうか知らんが、実際そうだと思う。

犬夜叉がアーサー、鉄砕牙がエクスカリバーとか呼ばれるようなもんだ。
これが中国語で別の名前がついてるぐらいならそれほど違和感を覚えない。

訳者は西洋文化と東洋文化の違いが理解できていない。
[ 2012/05/23 09:53 ] [ 編集 ]
異世界の言葉を日本語に訳してるんだから
背水の陣とか出てきてもおかしくないじゃん
[ 2012/05/23 10:51 ] [ 編集 ]
そしてさらに影が薄いかみつき丸…

[ 2012/05/23 12:02 ] [ 編集 ]
原作者がどういう考えだったのかも知らないのに、訳者をどうして批難するのか。

トールキンは日本語版であっても現地語(日本語)に訳すように指示しているし、翻訳もチェックしている。
その指定の範囲の中で、瀬田は見事な翻訳をしている。
[ 2012/05/29 12:13 ] [ 編集 ]
厳密に故事成語やらを排除してファンタジー書いていたらそれしか書けない身体になりそう。
[ 2012/05/29 23:20 ] [ 編集 ]
>その指定の範囲の中で、瀬田は見事な翻訳をしている。

これが理解できてない人が結構居る

「ぼくのだいすきなせいようふぁんたじー」、言い換えれば
「日本人が作った中世ファンタジーゲーム」を小説で読みたい人の意向には沿わないんだろう

単語の印象もアヤフヤなのにカタカナかっこいいね!ってだけでストライダーだのスティングだのが良いというのは
腕に変な漢字刺青入れてる外人と大差ないで
[ 2012/06/08 03:35 ] [ 編集 ]
英単語をカタカナで表現するってのは、日本語(文化?)の柔軟性を活かした優れた翻訳手法だと思うが。
原作者の指定で歪になった訳に対し、違和感を感じる感性は別におかしくないだろ。
[ 2012/08/04 23:02 ] [ 編集 ]
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