407 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 07:13:53.69
現代のSF小説で扱われているテーマで、
最先端のものと、最も重要なものって何でしょうか?
個人的な意見で構いません
408 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 07:50:32.66
初音ミク409 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 08:58:09.89
個人的にはツンデレかな
410 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 10:28:53.04
>>407
10年前のSFで語られてた問題は最先端ではないのか、
20年前、30年前、100年前は?今日出版されたものが最先端なのか?
最も重要とは"誰にとって"なのか。
現在過去未来、科学的洞察?異世界の完成度?
こんなもんに答えられちゃう奴は「何が小説で何が小説でないか」を
素で判定してるつもりになってる芥川賞審査員の石原レベルの俗物だけだ。
SF読みなら間違いなく全員茶化してくるぞ。
411 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 11:54:30.83
>>407
最先端ねえ…
大昔は「まだ見ぬ世界」が最先端だった。月世界とかロストワールドとかキングコングとか…
その後はタイムパラドックスが最先端だった。
タイムパラドックスから内なる宇宙、精神世界も流行った。平行宇宙もあった。少し不思議なセンスオブワンダー。
ファーストコンタクトもあったし、終末思想のハルマゲドン、ロボットがガーガー、サイバーパンクがピーピー、超能力で目からビーム、量子力学がどーたらこーたら…
ご都合主義が極まって少女が空から降りてくるなんて羽衣伝説真っ青のバカネタ(ry
今は地震と津波でメルトダウンした原子力発電所を巡って民衆が右往左往するのが最先端であり現状。412 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:12:41.19
てか普通に科学雑誌読むとか(ちゃんと査読論文が載る雑誌な)
米アマゾンで最新刊買うとかすりゃある程度トレンドにはついて行けるんじゃね。
413 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:14:59.40
テクノロジーの変化に対する人間の変容
数十年前から現在までこれが最先端414 名前:
411[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:24:08.22
>>412-413
人が月末の悪夢から現実逃避して思いつくまま書いたのに…
たった2行で本質突きやがって…orz
415 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:37:11.55
説明不足ですみません。
最先端のテーマというのは、生命や宇宙のあり方を、
想像しうる最も遠い未来を見据えて描いたものと解釈していただいて結構です。
テーマというより、具体的な作品名を挙げていただく方が簡単かもしれません。
私はSF初心者で電脳やアンドロイドが出てくる未来図くらいしか知らないので、
その先の未来を突き詰めてこれ以上ないくらいまで想像した作品を知りたいと思いまして。最重要なテーマの方は、自分でも求めている答えがはっきりしないので、無視して頂いても構いません。
これまでに回答してくださった方々、ありがとうございます。
416 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:38:11.28
>>415
イーガンの「ディアスポラ」とかでいいんでね。
417 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:38:43.21
一般的に人気があって最先端っぽくて重要っぽいって思われてる「ぽい」のは
イーガン、チャン、伊藤計劃、飛浩隆、瀬名あたりが書いてるようなテーマ
人間の脳や認識形式や存在様式に何らかの変容が加わって
果たしてどこまでが人間なのか? 人間って何? 意識って何?
こんな感じのテーマを最先端の科学や時事トピックとくっつけてやや小難しく書けば
「カッコイイ」と思われやすい>>407
419 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:59:28.51
>>415
イーガン「ディアスポラ」「祈りの海」「しあわせの理由」
チャン「あなたの人生の物語」
伊藤「ハーモニー」
飛「象られた力」「ラギッド・ガール」
瀬名「希望」
山岸真編「スティーヴ・フィーヴァー」
紀大偉作品集「膜」
あとはブリン、ベア、ベンフォード、バクスターあたりを読むといい
420 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 16:35:05.17
だけど、SFってそんなの気にして読むものか?
自分で見つけて「わっ、これすげえ」と思うのが楽しいと思うもんなんじゃない?
421 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 18:42:57.55
SFのどこに楽しみを見いだすかは個人の自由じゃないかなぁ
422 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19:14:28.65
見いだした楽しみがSFだった、てのは幸せな記憶なのだよ
423 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19:18:06.09
>生命や宇宙のあり方を、想像しうる最も遠い未来を見据えて描いたもの要は遠未来の人類の話で、古くない作品ってことなのかな。
バクスターが、物質がすべて崩壊しブラックホールさえ蒸発しきった時代の話「重力鉱庫の記憶」を書いてる。
ジーリーものの短編集の後編「真空ダイヤグラム」に・・・未収録だな(w。
「虚空のリング」も、「タイムシップ」も遠未来もの、どれを読んでもいいと思う。
ベンフォードが、クラーク作品を書き継いだ「悠久の銀河帝国」あたりもおすすめかな。
日本だと小松左京の「果てしなき流れの果に」、光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」、発表は古いが中身は古くない。
あと、山田正紀が「果てしなき~」へのオマージュとして書いた「チョウたちの時間」。
426 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 20:47:14.86
>>416-423
やはり最先端というとイーガンあたりが真っ先に上がるのですね。
比較的簡単な部類と言われる「宇宙消失」しか読んだことはないのですが、
確かに説得力のある未来像を描く作家だなと感じました。
他の作品も名前を聞くだけでまだ手を出したことがないものや、
初めて知ったものがほとんどなので、非常に参考になりました。
流石にテーマがテーマなだけに、あらすじをざっと眺めるだけでも
自分の頭では追いつかないところがありますがw、熱があるうちに読んでみたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
元スレURL:http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/sf/1312048871/
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