1 名前:
禿の月φ ★[sage] 投稿日:2011/10/26(水) 04:04:13.30 ID:???P
ユーモアあふれる“どくとるマンボウ”シリーズや、大河小説「楡家(にれけ)の人びと」で知られる
作家、芸術院会員の北杜夫(きた・もりお、本名・斎藤宗吉=さいとう・そうきち)氏が、24日死去した。
84歳だった。告別式は親族で行う。
近代短歌を代表する斎藤茂吉の次男として東京に生まれた。
旧制松本高を経て東北大医学部に進学。卒業後の1954年、初の長編「幽霊」を自費出版した。
60年には、水産庁の調査船に船医として半年間乗った体験をユーモアを交えて描いた
「どくとるマンボウ航海記」を発表。「昆虫記」「青春記」などマンボウものを出版して人気を博した。
同年、ナチスと精神病の問題を扱った「夜と霧の隅で」で芥川賞。
64年には斎藤家三代の歴史を描いた「楡家の人びと」を刊行、毎日出版文化賞を受けた。
「さびしい王様」など、大人も子供も楽しめる童話でも親しまれた。
「青年茂吉」など父の生涯を追った評伝で98年、大仏次郎賞を受けた。
ソース:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20111026-OYT1T00081.htm