1 名前:
名無しさん@涙目です。(彦根城)[] 投稿日:2011/10/15(土) 09:02:12.93 ID:rg3Z06vF0 ?PLT(12172) ポイント特典
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『それからの三国志 上 烈風の巻 下 陽炎の巻』内田重久著
■知られざる英雄の生きざま
昔から多くのファンを魅了してきた「三国志」ですが、数多(あまた)ある書籍は三国時代の前半50年だけを扱ったものばかりです。
これは劉備(りゅうび)、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)と孔明(こうめい)を中心にした「三国志演義」の影響が大きいようですが、
三国時代とは、魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)が覇権を争ったおよそ100年間です。
孔明が五丈原(ごじょうげん)で没するのが西暦234年、三国が統一されるのが280年ですから、世の中にある「三国志」の大半は、後半を割愛してしまっているのです。
著者の内田さんは幼いころから「三国志」に魅せられてきた大ファンで、お勤めの傍ら研究を続けてきました。
ところがそのうち、三国時代後半を扱った書籍がないことに気づきます。ないのなら自分で書くしかない。
こうやって執筆を始め、最初に本にまとめたのが、自費出版で刊行された『三國末史物語』でした。その後、弊社から『それからの三国志』として刊行し、他に類を見ない三国志完結編ということで大きな反響をいただきました。
今回ご紹介させていただく書籍は、2分冊の文芸社文庫として新刊発売した作品です。
孔明の遺志を継いで蜀をリードする若き武将・姜維(きょうい)と、魏を掌握する司馬一族。覇権を争う過程で、多くのドラマを生んでいきます。
伝説のヒーローの陰に隠されて、なかなか脚光を浴びることのなかった武将たちが、乱世を平定しようと、信念を持って生き抜く姿には必ず感動を覚えるでしょう。ぜひ知られざる英雄たちの生きざまに触れてみてください。(文芸社文庫・各609円)
文芸社企画編集室 中村孝志
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111015/bks11101508020003-n1.htm