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第148回直木賞は朝井リョウさん『何者』と安部龍太郎さん『等伯』に決定!  

1 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 19:44:02.59 ID:???0
直木賞に朝井さんと安部さん

第148回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の新喜楽で開かれ、
直木賞は朝井リョウさんの『何者』と安部龍太郎さんの『等伯』の2作品に決まった。

<候補作品>
『何者』 朝井リョウ 新潮社
『等伯』 安部龍太郎 日本経済新聞出版社
『空飛ぶ広報室』 有川浩 幻冬舎
『国を蹴った男』 伊東潤 講談社
『春はそこまで 風待ち小路の人々』 志川節子 文藝春秋
『ふくわらい』 西加奈子 朝日新聞出版

<選考委員>
浅田次郎・阿刀田高・伊集院静・北方謙三・桐野夏生
林真理子・宮城谷昌光・宮部みゆき・渡辺淳一の各氏

文藝春秋|各賞紹介|直木賞
http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/index.htm

第148回 芥川賞・直木賞発表&受賞者記者会見を生放送 - ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv120426390



7 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/16(水) 19:49:03.28 ID:fdPoKNbO0
朝井、直木賞取ったってよ



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30 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 19:59:23.36 ID:vc3+A5eL0
2作品同時受賞って、各選考委員がどう作品を推したんだろう?


90 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 21:10:32.14 ID:RBFbzG9MP [3/3]
おばあちゃんと朝井に注目集まるだろうけど
安倍さんも祝福してやれよ



91 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 21:11:15.96 ID:bDVl2/o60
安部さんおめでとう。
苦労してきた甲斐が有ったねw



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123 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 23:50:54.82 ID:???0
「完成した力量と新しい才能のぶつかり合い」第148回直木賞講評 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130116/art13011623360010-n1.htm

第148回直木賞(日本文学振興会主催)は、朝井リョウさんの『何者』と安部龍太郎さんの『等伯』に決まった。
16日夜、東京・築地の料亭「新喜楽」で選考委員の北方謙三さんが会見し、選考の経緯について説明した。概要は次の通り。

「最初の投票で、有川浩さんの『空飛ぶ広報室』が、あまり点数を集められずに選外になりました。
志川節子さんの『春はそこまで 風待ち小路の人々』、これもあまり点数を集められなかった。
点数を集められなかったというのは、肯定的、絶対的に推すという委員がいなかったということです。
もう一つ、伊東潤さん(『国を蹴った男』)も、前々回の候補作から大きく飛躍していないということで、この3作が選外となりました」

「決選投票は、朝井リョウさん、安部龍太郎さん、それから西加奈子さん(『ふくわらい』)の3者で行われました。
3分割なもので、なかなか点数が決まらないということになりまして、
討議をしながらやっていくと、どうも安部さんと朝井さんが残るということになりました。
そうなると1作か2作かということになるのですが、朝井リョウさんの作品は非常に現代的で、青春小説として非常に見るべき所がある。
安部龍太郎さんの場合はベテランの腕がきちんと出ている。これは比べがたいのではないか、どう考えても比べるのは無理である。
どこに基準を置くか、という点について言えば、絶対的な文学性がある作品が受賞する、というものではなく、
それぞれ特徴のあるものが勝負をするということですから、これは2作(受賞)が妥当なのではないか。
だいたい選考会では2作受賞となると反対意見が出るんですが、反対意見がほとんど出ませんでした。
これは例年の水準と比べて今回の水準は低くない、むしろ高い、ということにより、2作(受賞)ということがさきほど決定いたしました。
3回目の投票も2作受賞を前提として残りの3作で一応行いまして、圧倒的な点数を集めたのが朝井さんと安部さんでした。
2作受賞は非常に妥当な判断であったと、選考会としては判断しております」


124 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 23:51:10.93 ID:???0
--朝井さん、安部さんのそれぞれ評価された点は
「朝井さんの場合は非常に斬新である。青春小説として非常に新しい、
それから現代というものをきちんと書いているというような意見が多かったと思います。
安部さんの場合は非常にオーソドックスな技量で、オーソドックスに等伯という人の伝記小説をまとめたと。
これは非常にベテランの腕でね、なかなか読み所のある作品であったという意見も多かったと思います」

--朝井さんと安部さんではどちらの点数が上だったか
「甲乙つけ難いです。強く推した選考委員は、記者会見で先に名前を言うのはどっちにしてくれ、と言うくらいの差です。
私は朝井リョウの名前を先に言いましたが、他意はありません(笑)」

--朝井さんは前回も候補になっているが、惜しくも落選した
「朝井さんについては、前回と作風はほとんど変わっておりません。
どういうことかというと、私見では私小説的な手法を取っているという部分があるんですよ。
最初の問題として、自分の日常の生活の中からいろいろなものを取捨して選択して、
それを土台にしてフィクショナルなものを組み立てる。それが朝井リョウの小説作法なんです。
前回は惜しくも、とおっしゃいましたが、推した(投票で○を付けた)のは私だけで、後は全部△で、第1回目の投票で落ちました(笑)。
僕は前回非常に悔しかったのであえて言わせていただきますが、今回はきちんと雪辱できたというか、
まあ良かったなあと思って、ニコニコ笑いながら記者会見をやっております(笑)」

--前回△を付けた人が今回認めたということか
「というより、前回から認めておられたんです。朝井リョウというのは、ある意味で才気の作家です。
才気というのは普遍的に認められるというのはなかなか難しいというところがあったのですが、今回はまあ、この才気は本物だろう、と。
前回はめちゃくちゃ言った人も、今回はいいじゃねえか、っていう話になりましたね」


125 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 23:51:23.03 ID:???0
--安部さんの「ベテランの腕」とは
「安部さんの小説に関して言いますと、綿密に調査してあるのと同時に、等伯という人自身は若い頃の資料があまりないんですよ
そこのところも、きちんといろんなものを考察した上で、フィクショナルに組み立てて、
小説としてきちんとした土台ができているという部分があって。本を薦めるならば、誰を薦めるかというと、
安部さんの本を薦めると言った選考委員もいるくらいです。完成した力量として、非常に評価が高かった。
完成した力量と新しい才能のぶつかり合いみたいなところがあったのですが、今回は2作認めようというのが、選考会の大勢です」

--西さんの作品については
「西さんの小説については、リアリティーのありようということについて問題視する選考委員もいらっしゃいましたし、
必ずしも西さんの評価が低かったというわけではなく、最後に2作選ぼうかということになったとき
西さんに点数が集まらなかった、というふうに理解していただければ」

--朝井さんの才気とは
「現代というのは非常に青春小説が書きにくい。燃えればいい、という時代じゃないもんですから。
その中できちんと青春小説の形態で、自分は何者なんだ、という問いかけをきちんとなしえているという点は、才気以外の何者でもない。
朝井さんの小説は斬新に、現代の青春というものをきちんととらえて、
何者か、何者なのか、何者にもなりえないのか、というようなものをきちんと書き得ていると思いました」

--安部さんの小説は上下巻の長さだが
「長いという意見はあったが、長すぎるという意見はありませんでした。そりゃ現実的に長いですよ、上下巻なんだからね。
でも一気に読んだという意見が多かったですよ」

--他の作品について
「有川浩さんの『空飛ぶ広報室』に関しては、自衛隊をずっと書いてこられた方で、非常に丁寧に書いているけれども、
タイトルと同じように広報小説になっているのではないか、という意見がありました。
選考会では、あの(作品)世界が高く評価されるということはほとんどありませんでした」


126 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 23:51:32.42 ID:???0
「志川節子さんの力量についてはなかなかあるんじゃないか、と。
ただ、風待ち小路にみな閉じこもってしまって、狭いという意見もありましたね。
それと市井の世界にあだ討ちが入ってくるとき、武士の世界と町人の世界の齟齬があるのに、
武士の世界についてあまり的確に書かれていないので、そこについて調査が不足しているのではという意見がありました」

「伊東潤さん、(候補作の)最初の作品が『牢人大将』で最後が『国を蹴った男』、
この2つの作品は、主人公が牢人大将だったり、今川氏真だったりするんですよ。
ところが真ん中の作品は有名人がバーッと出てくるんだけど、
有名人をチラチラと出すとどうしても歴史をつまんだようになる。そういうところが弱いんじゃないか。
これは私見ですが、名もなく朽ち果てていくような兵隊たちをきちんと書き上げたら、いい作品が書ける方ではないかと思います。
戦闘場面が非常にお好きだと聞きましたけど、戦闘でもこの方は勝つ戦はあまりお上手じゃなくて、
負けて退却するときの惨めさみたいなものを書かれると、なかなか言い迫力があるだろう。
今度2回目の候補ですから、3回目はみんな期待しているという形で。
志川節子さんについても、才能は十分にある。感性も十分である。
あとは数を書いてきちんとした世界を提示することだろう、という意見です」







元スレURL:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1358333042/
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[ 2013/01/17 00:00 ] その他文学 | TB(0) | CM(19)
どっちも面白そうだな、本屋行ってみるか
[ 2013/01/17 00:29 ] [ 編集 ]
らのべえ涙目w
[ 2013/01/17 00:40 ] [ 編集 ]
有川は文章でNG
[ 2013/01/17 05:42 ] [ 編集 ]
朝井と芥川の方は話題づくりかな
本命が安部
[ 2013/01/17 06:56 ] [ 編集 ]
有川が最初に落とされててわらた
やっぱりスイーツにしか受けないんだな
[ 2013/01/17 08:18 ] [ 編集 ]
有川は当然だろう
朝井の作風が作家っぽくなくて不安だなあ
早稲田出身であんだけ推されて同時受賞だから、またかって思う人がいるのは仕方ないな
[ 2013/01/17 09:24 ] [ 編集 ]
有川はどんどんつまらなくなっていくな…
海の底だっけ、海老の話は好きだったよ
[ 2013/01/17 10:35 ] [ 編集 ]
これから何百何千の人が直木賞取ったってよとか直木賞だってよとかネタにするんだろうな
[ 2013/01/17 11:19 ] [ 編集 ]
有川は恋愛要素を抑えてくれれば…。
本人がノリノリだから無理だろうな
[ 2013/01/17 13:55 ] [ 編集 ]
海の底は伊勢海老かざりがにかなにかじゃね?
有川はライトノベルだし。おもしろいけど。

浅井はまぁ順当と思うけどこれが続くのかっていうのは疑問。
[ 2013/01/17 17:35 ] [ 編集 ]
俺も、本命は安倍なんだろうな、と思う
インタビュー受けても、あぁこのひとは考えがしっかりしてるなぁ、と思った
[ 2013/01/17 21:55 ] [ 編集 ]
朝井で取れるなら今までの選考基準ってなんだったんだ?
滅多に選考委員代わらないくせに
[ 2013/01/17 23:35 ] [ 編集 ]
まあ小太りのおっさんとお婆ちゃんだけじゃあまりにも華がないからなw
[ 2013/01/17 23:55 ] [ 編集 ]
桐嶋は映画がすごくよくできてて、原作を後から読んだんだけど
映画>越えられない壁>原作 のパターン久しぶりだったわ・・・
[ 2013/01/18 02:01 ] [ 編集 ]
「ラノベはまだ順番回ってきてないのでもう少し待っていてくださいね」
[ 2013/01/18 12:58 ] [ 編集 ]
もうまわってるんじゃないの?
たしかラノベ出身の人が貰ってるだろ直木賞

候補に挙がる時点で凄いと思うけどな
[ 2013/01/18 21:20 ] [ 編集 ]
ローテーションになってんだよw
[ 2013/01/18 21:54 ] [ 編集 ]
有川ボロカス過ぎるw
[ 2013/01/23 00:24 ] [ 編集 ]
桐島映画よかったなあ
なんか抉られたわ
神木ファンの友達はあんま納得してなかったけど
[ 2013/01/27 01:45 ] [ 編集 ]
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