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SM小説の大家・団鬼六氏 実際は緊縛どころかネクタイも締められないくらい不器用だった  

1 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/01/10(木) 17:04:48.22 ID:???0
SM小説の大家・団鬼六氏 実際は不器用で緊縛できなかった

【著者に訊け】大崎善生氏・著/『赦す人』/新潮社/1995円

『花と蛇』をはじめとするSM文学の第一人者にして、『真剣師 小池重明』など
将棋関係の著作も多かった作家・団鬼六(2011年5月6日没・享年79)。
『将棋世界』の編集長時代から親交があり、このほど本格評伝『赦す人』を上梓した大崎善生氏(55)は、
「ノンフィクションの取材対象としては、最悪でした」と、苦笑いする。

「例えば団さんの後期代表作の一つ『不貞の季節』は三枝子・前夫人との離婚の顛末を
〈虚実の入り混じった一枚のタペストリー〉に織り上げた傑作で、
本当の話も“作り話”も全部同じ筆圧で書ける団さんを僕は作家として凄いと思う。

ただ事実関係を確かめようにも訊く度に話が変わるというか、要は〈この方がおもろいやろう〉と言って、
事実より何よりも、面白いかどうかを優先しちゃうんです。そのサービス精神って評伝を書く側からすると、最高に最悪でしょ(笑い)」

それもこれも読者を喜ばせるため。私生活も含めて遊びに徹したプロの仮面を、大崎氏があえて剥いでゆくのも、
人間・団鬼六を愛するが故だ。病を得た老作家と波瀾の足跡を辿る旅は常に笑いに満ち、エロを生業にする人は、どこか優しい。

関西学院大学在学中から将棋道場や雀荘に入り浸り、上京後もストリップ劇場の演出係など
職を転々とした本名・黒岩幸彦が、初著書『宿命の壁』を発表したのは27歳の時。
その書き出しは意外にも〈孤独の考察〉に始まり、〈虚飾のない真実の自己〉に直面した際の戦慄と失望が綴られていく。

(>>2以降へ続く)

NEWSポストセブン 2013.01.09 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20130109_164215.html

大崎善生『赦す人』|新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/book/459403/
http://www.shinchosha.co.jp/images/book_xl/459403.jpg


2 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/01/10(木) 17:04:55.26 ID:???0
(>>1の続き)

「時代性もあると思いますが、完全な純文学ですよね。団さんはたまたま書いたら書けただけで、
こんな辛い小説は二度と書きたくないと言っていましたが、20代で孤独を書けてしまうこと自体、僕には衝撃でした。

僕は書けなかったんです。小学生の頃から作家を志し、本も計画的に読んできたのに、
いざ書こうとすると何も書けることがなく、結局小説を書けたのは40を過ぎてから。
かたや下書きなんて一切したことがなく、天性の〈絶対小説感〉みたいなものを感じさせるのが作家・団鬼六。
彼を生んだ原風景に、僕自身が立ち会いたかったんです」

続く相場小説『大穴』の成功と、事業の失敗。
東京を追われ、神奈川県三崎で英語教師をしていた前夫人と結婚した彼は自らも教職に就き、その傍らSM雑誌に投稿を続ける。
〈これからは誰にも遠慮せずに鬼のようにエロ小説を書きまくったる〉と、
生徒に自習を命じて教壇の下でペニスを勃起させながら貴婦人や美少女の痴態を書き耽る、作家・団鬼六の誕生である。

「専業になってからも畳の上にうつ伏せになり、一物を擦りながら月500枚もの原稿を量産した団さんは、エロは理屈じゃない、勃たせてナンボだと。
以前対談した時は〈僕は自殺の話なんかよう書きません〉とも言っていて、自分がエロに興味があるからエロを書き、
三崎時代に書いた『花と蛇』のように現実に鬱屈すればするほど筆が冴える団さんは作家として正直なんです。

もっとも本人は性的にはノーマルで、緊縛どころか、ネクタイも締められないくらい不器用でした。
愛人がいるにはいても性豪伝説の半分はたぶん作り話、とは二番目の奥さん・安紀子夫人の弁です(笑い)」

※週刊ポスト2013年1月18日号



赦す人赦す人
(2012/11/30)
大崎 善生

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7 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/01/10(木) 17:09:38.04 ID:Lz1qPz0Y0
やらないかの人もノーマルだったんだろ


8 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/10(木) 17:10:42.60 ID:DgofWLbx0
自分で縛れたらそっちで満足しちゃうからな


14 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/10(木) 17:17:24.38 ID:8Qdt21fN0
SM小説家なんてみっともないよなと自分で奥さんに言ってたらしいね


15 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/10(木) 17:21:35.22 ID:tTSclgNnO
当時全国から愛人希望の女性からのファンレターが殺到したそうな


20 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/10(木) 18:01:22.05 ID:9Wd3EcZJO
官能小説の第一人者で凄まじい量の官能小説を書いたが、性嗜好はまっとうだったらしい。
生涯に抱いた女性も10人くらいだったとどこかで読んだな。


35 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/10(木) 19:24:27.69 ID:WZ4gmyOK0
俺は、この人をエロ作家とバカにしてたけど、エッセイを読んでびっくりした。
まともな小説書いてたら直木賞は確実に取れた人だよ



39 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/01/10(木) 20:17:47.54 ID:g2KlKRDr0 [2/2]
>>35
官能小説で天下とったけど、もともとオール読物新人賞取ってて腕は確かだったし
直木賞候補にならん人でも技量は確かな人はいるからね


56 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/01/11(金) 10:02:48.19 ID:k+EGwxBM0
いやスレタイの論調はおかしいってw
小説家なんだから当たり前だろ
それだったらミステリー作家の誰かが「殺人どころか虫も殺せないくらいだった」
みたいなもんじゃんw


57 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/11(金) 10:06:17.81 ID:FPMWPP3b0
記事ちゃんと読んでんのか?
奥さんが語った、ただのユーモア話だろw
ネクタイも結べないくらい甘えて来ましたよって惚気てんだよ


58 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/01/11(金) 10:15:54.58 ID:5XpEE6iCP [4/4]
>>1-2
>職を転々とした本名・黒岩幸彦が、初著書『宿命の壁』を発表したのは27歳の時。
>その書き出しは意外にも〈孤独の考察〉に始まり、〈虚飾のない真実の自己〉に直面した際の戦慄と失望が綴られていく。

>こんな辛い小説は二度と書きたくないと言っていましたが、20代で孤独を書けてしまうこと自体、僕には衝撃でした。


 ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓  ↑↓


>本当の話も“作り話”も全部同じ筆圧で書ける団さんを僕は作家として凄いと思う。

>ただ事実関係を確かめようにも訊く度に話が変わるというか、要は〈この方がおもろいやろう〉と言って、
>事実より何よりも、面白いかどうかを優先しちゃうんです。そのサービス精神って評伝を書く側からすると、最高に最悪でしょ(笑い)」



 ・・・・・ここにすべての解答が出てるじゃないか。







元スレURL:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1357805088/
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[ 2013/01/20 00:24 ] その他文学 | TB(0) | CM(0)
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