672 名前:
無名草子さん[] 投稿日:2012/01/17(火) 14:06:44.18
隆慶一郎って伝記小説作家であって歴史小説作家ではないのかな?
「捨て童子」読み始めだけど、舞台になる栃木城と長沼城(戦国中期に廃城)
がごっちゃになってたり、江戸幕府以前なのに「長沼藩士」が存在してたり…。
第一、信州には長沼藩はあっても下野には長沼藩なんてなかったわけで、
必ずしも小説は史実にそう必要はないんだけど、
かなり読む気がなくなってます。
674 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 20:47:19.24
>>672
おまいさん、小説を読む才能が無いよw
頭でっかちの見本みたいな人だな
676 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 22:15:25.26
>>674
俺はそういう人の気持ちもわかるけどなぁ。
歴史物で「細かいところはいいから物語を見ろ」が過剰に進むと
去年の大河ドラマみたくなっちゃうからね。
同様に、どのレベルでそうやって不快に感じるかは人による。
680 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/18(水) 08:57:04.08
>>676
けど672ほどにまで詳しい人ってマニアの中でも稀でしょ
歴史的事実じゃなくて、そういう時系列まで分かってる人はほぼ研究者だろう
いろいろ勉強しすぎたがための弊害だね
681 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 05:45:53.86
三国志演義も史実が気になって楽しく読めないわけで。まぁ、小説に向いていない人はいるよね。
682 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 08:20:55.01
マニアの人は、小説を読みながら「うんうん、これは史実(正確)だね」「これはおかしい」と確認したり調べたりしながら読むのかな?w683 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 11:43:37.88
史学やってると作家の歴史考証のいい加減さは目に付く。
しかし歴史考証の完璧な作家はいないし、
ほとんどの作家が実に貧相な歴史観でものを書いているんだよね。
それは百も承知で、
自分の間違えて欲しくないところだけは
守って書いて欲しいなあと思う。684 名前:
無名草子さん[] 投稿日:2012/01/19(木) 12:38:12.90
672なんだけど、
通常はそんなに史実、史実とは思ってませんよ。
ただし、守るべき最低ラインはあるかなと…。
例えば戦国時代に回転式の短銃なんか出てきたら
ええ~ってなるでしょ?
(まぁ、かえって、そんなトンデモ設定の活劇もおもしろいですが)
長沼城うんぬんは確かにマニアックかもしれませんが
戦国末期とはいえ、幕府成立前に行政単位が藩になっていて
江戸時代のような武士同士のやりとりが展開するっていうのは
自分的には気持ち悪かった。
688 名前:
【29.1m】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/01/19(木) 18:55:38.84
海音寺潮五郎は「史実と伝承と異なる場合は面白い方を選ぶ」って言ってる
小説ってそういうもんだ689 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 21:06:45.51
○○藩という言い方は、廃藩置県からで江戸時代には用いられていなかった……という史実があっても
やっぱりそれを知らない読み手からすれば○○家という表現でしっくりこないこともあるもんね。知っていても、それこそ自分的には気持ち悪かったりするだろうし。
よくよく言われるように、つきつめればどの地方でもなんで標準語で喋ってるんだ、みたいなことにもなるわけだし。
てか、作家ってのも商売だから締め切りにおわれたり、稼ぐためには短期間での多作も必要で、まぁ、そこは大目に見ておやりよ、野暮だよぇ。
690 名前:
無名草子さん[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 21:22:08.92
否、そういうところに文句言うのも楽しみのひとつだと思えばいい。
695 名前:
無名草子さん[] 投稿日:2012/01/20(金) 13:41:13.45
忍法物、剣豪小説、伝奇小説ってくくりだったら
時代考証なんて関係ないって思えるが
「本格歴史小説」「これまでにない時代考証」とかが謳い文句
だったりすると、やはり大きな勘違いは痛々しい。
そんな自分の価値観から判断するに「捨て童子・松平忠輝」は
セーフ。基本、この作家、歴史風ファンタジーが持ち味でしょ。
元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1284633003/
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