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声優の池澤春菜さんの祖父 福永武彦氏の日記発見 芽が出ぬ焦りと不安率直に  

発光妖精とモスラ発光妖精とモスラ
(1994/09)
中村 真一郎福永 武彦

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1 名前: 殺し屋(千葉県)[] 投稿日:2010/09/06(月) 18:42:27.66 ID:3n+i0KGNP ?PLT(12001) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/kodomona2.gif
作家、福永武彦氏の日記発見 「才能疑う…」芽が出ぬ焦りと不安率直に

「忘却の河」などの小説で知られる作家、福永武彦(1918~1979年)が
終戦後の昭和20年から27年にかけてつづった日記が、東京・神田神保町の古書店などで大量に見つかった。

 福永の長男で作家の池澤夏樹さんが6日、都内で公表した。7日発売の文芸誌「新潮」10月号に一部が掲載される。
「才能あるや否やを疑ふ」など専業作家を目指す苦悩や生活への不安を書いた貴重な資料だ。

 福永が長編「草の花」で小説家としての地位を確立するのは29年。文学で身を立てるために、
疎開先の北海道・帯広に当時の妻と誕生間もない池澤さんを残して上京した後の20年9月19日分では、
「失業者千三百万(現在で八百万)とか。その一人になりさうだ。家もなく、職業もなく、金もなく、旅の途上で一体どうすればよいのか」と不安を吐露。
22年6月23日分には「小説は徒らに計画のみ。(略)しかも文学以外に何等生活の手段なきに」と絶望感すらにじませている。

 池澤さんは「若き文学者の苦悩の日々に、共感と同情を持って読んだ。
当時の社会の雰囲気も写し取られており、日記文学としても価値があるのでは」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100906/acd1009061828003-n1.htm



11 名前: 花屋(アラバマ州)[] 投稿日:2010/09/06(月) 18:45:01.41 ID:xSeOoatp0
>東京・神田神保町の古書店などで大量に見つかった

裏を返せばまだ同じような貴重書籍が大量に眠ってて
分からない人が購入したり気付かれぬまま廃棄になったりしてんだろ
神保町って怖いな



34 名前: 編集者(鹿児島県)[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 18:49:51.02 ID:Y51g8L++0
池澤夏樹がとうちゃんとかイメージわかんw
マシアス・ギリの失脚おもしろかったな


マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)
(1996/05)
池澤 夏樹

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40 名前: 中卒(アラバマ州)[] 投稿日:2010/09/06(月) 18:51:37.67 ID:lqPTWEFz0
池澤春菜はそっち系の才能はないのかよ


280 名前: かまってちゃん(不明なsoftbank)[] 投稿日:2010/09/07(火) 10:56:41.24 ID:RrLYYf+10
>>40
文筆系の活動もしてるだろたしか
SFオタだし



281 名前: ニート(東京都)[] 投稿日:2010/09/07(火) 11:01:05.97 ID:JKsmkDn30 [2/2]
>>280
もっぱら書評ばっかりだけどな
本の虫だし




48 名前:開帳 ◆X9lAMMsI0I [] 投稿日:2010/09/06(月) 18:53:05.16 ID:gFr6fJD90
福永武彦といえば「発光妖精とモスラ」
そういや、今日特リボモスラ届いた。
完成度の高さに泣いた。


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194 名前: 鉄パイプ(神奈川県)[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 21:19:53.16 ID:RjNpDcyQ0
「草の花」読んだなぁー。ゲイなのよね主人公。ショパンのコンサートのあと出征のために電車に乗るんだよ
「藤木・・・、と僕は、電車の窓に顔をつけたまま呼びかけた(だったかな、詳細忘れたw)」
「君は僕を愛してはくれなかった。そして君の妹も、僕を愛してはくれなかった。僕は、一人きりで死ぬだろう・・・」



282 名前: ニュースキャスター(東京都)[] 投稿日:2010/09/07(火) 11:01:39.25 ID:9LzFDzW20
「草の花」最初に読んだときびっくりしたな
何の衒いもなく淡々と同性の同級生に恋する過程が描かれていた







1 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 21:04:33 ID:???0
作家、福永武彦氏の日記発見 「才能疑う…」芽が出ぬ焦りと不安率直に

 「忘却の河」などの小説で知られる作家、福永武彦(1918~1979年)が
終戦後の昭和20年から28年にかけてつづった日記が、東京・神田神保町の古書店などで大量に見つかった。
福永の長男で作家の池澤夏樹さんが6日、都内で公表した。7日発売の文芸誌「新潮」10月号に一部が掲載される。
「才能あるや否やを疑ふ」など専業作家を目指す苦悩や生活への不安を書いた貴重な資料だ。

 福永が長編「草の花」で小説家としての地位を確立するのは29年。文学で身を立てるために、
疎開先の北海道・帯広に当時の妻と誕生間もない池澤さんを残して上京した後の20年9月19日分では、
「失業者千三百万(現在で八百万)とか。その一人になりさうだ。
家もなく、職業もなく、金もなく、旅の途上で一体どうすればよいのか」と不安を吐露。
22年6月23日分には「小説は徒らに計画のみ。(略)しかも文学以外に何等生活の手段なきに」と絶望感すらにじませている。

 池澤さんは「若き文学者の苦悩の日々に、共感と同情を持って読んだ。
当時の社会の雰囲気も写し取られており、日記文学としても価値があるのでは」と話している。

▼画像
A5判のノートなどに万年筆でびっしり書き込まれた作家、福永武彦の日記
http://sankei.jp.msn.com/photos/culture/academic/100906/acd1009061828003-p1.jpg
http://sankei.jp.msn.com/photos/culture/academic/100906/acd1009061828003-p2.jpg


■ソース:MSN産経ニュース 2010.9.6 18:23
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100906/acd1009061828003-n1.htm



2 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 21:04:46 ID:???0
福永武彦:終戦直後の日記を公開…若き文学者の苦闘つづる

 作家の福永武彦(1918~79)が戦後の45~47年に記した3冊の日記が、50年以上たって公開された。
文学活動への意欲や結核の苦しみなどを率直につづっている。
福永の長男で作家の池澤夏樹さん(65)は6日、福永文学の研究者らと東京都内で記者会見し
「親というより、若き文学者が苦闘していることへの同情と共感を感じる」と語った。

 福永は福岡県出身。苦悩する人間の魂を丹念に描き出す作風で知られ、小説に「草の花」「死の島」などがある。

 日記が書かれたのは福永が本格的に文壇デビューする前、北海道・帯広や東京で暮らしていた時期。
帯広に残した妻の澄子さん(歌人の原條あき子、後に離婚)と生後間もない夏樹さんへの愛情、
作家の加藤周一らとの新しい雑誌創刊への意欲、戦後の混乱、結核が再発して入院したサナトリウムでの絶望、
これに伴う夫婦の不仲などを記している。

 <生れてもう五十日になる夏樹がその無心の笑で僕を引止める>
 <病状に対する恐怖と澄子に寄する心痛と、過去を思ひ未来を思ふ>

 この日記は、福永の研究者が古書店などから入手。
10年前、池澤さんに「内容を発表したい」との申し出があったという。公開を拒んだ澄子さんは03年に死去。
それから7年たち、池澤さんは「一定の評価を得た作家の記録として意義がある」と公開に踏み切った。

 文芸評論家の菅野昭正さんは「妻子への愛情と結核再発に伴う夫婦の危機は、
福永文学の主題になる『愛』『孤独』『死』についての思考を深めさせたのであろう。貴重な資料だ」と話している。

 日記の一部は7日発売の文芸誌「新潮」10月号に掲載される。【棚部秀行】

▼画像
作家の福永武彦氏の戦後日記が発見され、公表を前に会見する作家の池澤夏樹氏(右)
=東京都新宿区で2010年9月6日午後2時25分、内藤絵美撮影
http://mainichi.jp/enta/art/news/images/20100907k0000m040017000p_size5.jpg

■ソース:毎日jp 毎日新聞 2010年9月6日 20時15分(最終更新 9月6日 20時32分)
http://mainichi.jp/enta/art/news/20100907k0000m040070000c.html



4 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2010/09/06(月) 21:05:46 ID:X7wswqz8P
これは見たい


9 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 21:13:11 ID:o3BQGtoW0
死の島は傑作


20 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2010/09/06(月) 22:11:14 ID:bA05j/aG0
福永武彦(作家)

池澤夏樹(作家)

池澤春菜(声優)



26 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2010/09/06(月) 22:51:43 ID:/yfY6MGF0
日本って芸術まで世襲なんだなあ。


37 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 02:06:51 ID:wU9kYC210 [2/2]
>26
芸術は自我が固まる前の小さい頃に、どれだけ感性の多様性を持てるか?だしね。

想像力は、色々な物の本質を知った上で、それらを否定する事から始めるので、
否定する材料がないと、想像しようがない。

大体、古今東西の一流のプロの芸術家でさえ、
他者からの影響=モチーフがないと何もできないんだから、
環境は大事なんだよ。

それに欧州だってクラシックの音楽家は世襲(というか一族)が多かったよ。
その環境に居られる人しか作れなかったからね。




32 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 01:20:08 ID:1qpcj+gO0
会社の同期の子(女性)が好きな本が福永武彦の
草の花だったんだが、これは801小説の元祖だったと
後に知ることになった



34 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 01:48:18 ID:wU9kYC210 [1/2]
家が無いと、自宅警備員にすらなれないからな・・・
親が死んで家屋を失ったニートは、読んだ方が良いかもね。

阿佐田哲也もそうだけど、体力も学歴も何も無い人が
飯代(阿佐田哲也の場合は薬代)を稼ぐ為に、ペンと紙があれば何とかなる作家を選ぶってのは
戦後でも良くある事だから、観察力と文章の構成力磨いて、作家になるのは良いかも。
松本清張だって40代デビューで、家建てたからね。



43 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2010/09/07(火) 05:06:26 ID:DoWMM2Vq0
ある意味、自分の才能に絶望するとこからがスタートだし
そうじゃない奴は才能なし
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[ 2010/09/08 21:02 ] その他文学 | TB(0) | CM(0)
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