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最近60年代とか70年代のSF読んでるんだけど、日本のSFって60年代~70年代前半がピークで、あとはひたすら劣化してるだけという結論でおけ?  

138 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2013/09/07(土) 21:06:03.06
最近60年代とか70年代のSF読んでるんだけど、
日本のSFって60年代~70年代前半がピークで、
あとはひたすら劣化してるだけという結論でおけ?




139 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 21:18:39.78
えー、最近の日本SFの方が面白いと思うけどなあ。
そりゃ黎明期の凄さって別にあるだろうけど、古くなるのは避けられないからな~



141 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 22:09:54.45
新しいのも古いのもそれぞれの面白さがあって、それは比較するようなものではないと思うんだけどなー


142 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 22:16:23.29
自分も日本のSFは90年代以降急激に質がアップしたという印象
小松左京とか今読むと女性の描き方とか読むに耐えん


143 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 23:34:04.38
SFとかファンタジーってのは、本来はその世界観
設定で魅せるはずなのに
いまのSFとかファンタジーは、どっかで見たような舞台ばかり
ファンタジーは指輪物語の亜流だし
SFは何の亜流かな?
とにかく同じような設定ばっかりだろ

幾ら主人公を動かせて話を盛り上げても
これはちょっととは思うけどね



144 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 23:36:33.23
同じような設定って具体的にはどういう設定よ


145 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 01:06:09.09
>>143
なんだ本来のSFって。


147 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 07:32:34.57
>>145
主人公の活躍とかより、舞台となる世界で魅せる作品が
本来のSFのあるべき姿と思うわけよ


148 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 08:34:42.45
だから売れないんだな。
当然キャラ命、やっぱメインや仇役、脇役のキャラが魅力的でなきゃね。
そもそも、"本来"とか言っちゃう時点で現実と乖離してると認めてる訳だから
実に始末に負えない奴だ。


152 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 09:43:27.03
>147
発想が60年代とかじゃね?
50年間進歩なしかよ。


156 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 14:57:55.85
SF冬の時代を盛んに嘆いてた人は>>147みたいのだったんだろか


155 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 11:18:07.52
>ファンタジーは指輪物語の亜流
>同じような設定ばっかり
なのは、同じような作品ばかり読んでるからだろう。

未来物だと、現代がベースになるから、破滅モノ以外は
どうしても似てきやすいのは事実だけど。

>舞台となる世界で魅せる作品
が本来とも思わないな。

世界設定と世界観は違うもの。作品の魅力ともイコールじゃない。
例えばイーガンの作品がどこかで見た世界だからつまらない、とは思わないし
キャラの魅力で持ってる作品とも思わない。

売れた作品に似たもの、つまらないものがあふれてるのは昔から。






元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/sf/1377245063/
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[ 2013/10/17 09:25 ] SF | TB(0) | CM(17)
分岐は90年代ごろ。この頃から海外のSFも衰退しだした。一番の理由は映像技術の進歩で映画、テレビ、CGに人材が流れた。日本も文章よりもアニメ、CGの方へ才能が流れた。それに題材も80年代のサイバーパンク以降新しいジャンルも開拓されず、今までのジャンルもほぼ書き尽くされてネタ不足になった。その頃からのSF小説はドラマ性が重視されるようになりやたら話が長くなっていった。ホライゾン級の厚みの海外SF小説ざらにあったな。それでおれ自身SF小説は読まなくなった。話の大半が昼メロみたいな展開でSFに期待するセンス・オブ・ワンダーが失われてしまったから。それに理科系思考(理科系人ではないマインド的に)をする人間が減ったのも原因。何でもありの和製ラノベファンタジーの乱発がその証拠で、設定厨は多いが世界観厨はいないんだよね。世界における整合性を考えて物語が作れる論理的な作家が少なくなった。ロボットや宇宙船や異次元人が出てくればSFじゃないからな。
[ 2013/10/17 10:26 ] [ 編集 ]
訳知り顔で通ぶりたい
     ↓
新作を読み続けるのはめんどくさい
     ↓
読んでないけど最近のモノはダメだ
    
[ 2013/10/17 11:11 ] [ 編集 ]
古いのも読むけど、科学技術の予想が現実のそれと乖離しすぎてて違和感がすごくて無理なやつチラホラあるな。

現代のSF、小川山本野尻森岡はSFの材料でストーリーやってる感じで大分毛色が違う感じがする。
昔のは伝統的な中華料理で、今のは大衆中華料理屋のラーメンと餃子みたいなイメージ。
[ 2013/10/17 12:27 ] [ 編集 ]
こういうやつは本当に多いな
自分の知ってることが全てだと思ってるやつ
[ 2013/10/17 13:24 ] [ 編集 ]
60年代70年代がピークとか言って通ぶるとか甘い。

ピ ー ク は 竹 取 物 語 !←ここまで言え
[ 2013/10/17 13:56 ] [ 編集 ]
サイエンス・フィクション(SF)というジャンルは「科学的整合性の取れたフィクション」という意味
欧米のSF作家は元軍人だったり、博士号を取得したエリート作家しか書く資格がなかった

大衆迎合したスターウォーズがスペース・オぺラと言われているのも、その為
日本のSF小説はそこから更に一段階下がってスペース・ファンタジーになった
博士号所得者の理系SF作家なんか日本には居ないだろ
[ 2013/10/17 14:05 ] [ 編集 ]
>博士号所得者の理系SF作家
軽くググっただけで、瀬名秀明・円城塔・藤崎慎吾って出てきたぞ
まあ多くはないんだろうけど、そもそも海外でも博士号とってなくて活躍してるSF作家っているだろ
[ 2013/10/17 18:00 ] [ 編集 ]
まあハードSFというか、設定ありきで人間ドラマはおまけの小説が読みたくてSFに入ってくる人ってのはいるので、138の言いたいことはわからないでもないけどな
「博士号所得者の理系SF作家なんか日本には居ない」みたいな言い方は要は方便で、瀬名秀明にしろ円城塔にしろ書いてるのは普通の小説じゃんってのが本音の感覚なんじゃね
[ 2013/10/17 18:59 ] [ 編集 ]
何十年も前から言われてる事だけど、既に欧米のSFが輸入されていたことで、作者も読者も普通のSF小説には飽きていた、というところから日本のSFは始まってるんだよね
つまり欧米のSFをいじくり回して文学的に仕上げようとしたのが黎明期の日本SFなのよ
当時はSFが売れなかったから、SF作家たちは稼ぐために児童向け・婦人向けの雑誌にも書きまくって文章力が鍛えられたんだよね
安部公房、星新一、広瀬正、半村良、筒井康隆たちが早くからSF的にも文学的にもレベルの高い作品を書けたのにはそういう切迫した事情があったんだよ
代わりに本来あったはずの啓蒙主義的な要素は置き去りになってしまった(唯一小松左京の作品を除いて)
[ 2013/10/17 20:08 ] [ 編集 ]
瀬名も円城も滅茶苦茶むずいハードSF書きまくってるんですがそれは
まともに解説出来てるサイトとか全然みないし

あと思うのは、昔の人たちに比べ今の人たちの方がSFに身近に囲まれてるから感性とかも違ってるんじゃないのってこと
最近の作家が古典のオマージュとかやっても全然印象違う作品になるのとか
[ 2013/10/17 20:37 ] [ 編集 ]
海外のと比べてレベルが低すぎる。
海外のはえりすぐって翻訳されてるっていうのはあるにしてもね。
貴重な時間払ってまで日本のSF読もうと思えない。

そして原書厨へ・・・
[ 2013/10/17 22:40 ] [ 編集 ]
円城塔? ああ、何書いてるかわかんなくて途中で捨てた唯一の作家だ

日本人SF作家は「わかりやすい」を悪だとでも思ってんのかな?

ソウヤーとかベイリーみたいな、「大ボラ」を堂々と吹く、読みやすいSFが読みたいのに

そういえば野尻抱介の「ピアピア動画」も読んだけど
読みやすくはあったけど
昔のSFだと「いつかは、私たちも未来のために何かを」という気分にさせてくれたんだけど、ピアピア動画で描いてる未来世界は「すごいやつらが何かをやってくれる」であって、そこに「私たちも」の部分が全然ないんだよな
そのせいで、読み終えるとなんだか寂しくなった

[ 2013/10/18 06:10 ] [ 編集 ]
アンチ日本SF派が海外SFすらマトモに読んでいないかいうのがここ読んだだけで分かるな。
[ 2013/10/20 13:28 ] [ 編集 ]
ガチの科学者の日本人SF作家なら石黒達昌をオススメしたいな
研究医の仕事がメインで小説は趣味みたいなものだけど、所謂「ふしぎないきもの」の書き方がリアルで
かつ幻想文学的な雰囲気と味わいが何ともいえない
[ 2013/10/21 01:25 ] [ 編集 ]
>アンチ日本SF派が海外SFすらマトモに読んでいないかいうのがここ読んだだけで分かるな。

で、わかったから何なのかな?
なにひとつ役に立たない、上から目線の意見、どうもありがとw
[ 2013/10/22 14:47 ] [ 編集 ]
伊藤計劃に触れられていないのは色々と片手落ちすぎる
あの人の作品はSFギミック的には大したことはないけれど
それでも作中のテーマだけで語る価値はある。
[ 2013/10/22 21:42 ] [ 編集 ]
谷甲州が出てこないのはなんでだ
海外ミリタリSFで長距離レーザー砲撃用の照準方法のネタなんて何かあったか?
[ 2013/10/27 15:02 ] [ 編集 ]
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