1 名前:
◆3ZUPU3cydIci @ターンオーヴァーφ ★[] 投稿日:2011/01/29(土) 20:53:17 ID:???0
<芥川賞>西村さん「自分より駄目な人」に受賞報告
毎日新聞 1月29日(土)20時12分配信
藤澤清造の墓に花を供える西村賢太さん。
右隣は自身が建てた生前墓=石川県七尾市小島町で
http://amd.c.yimg.jp/im_siggh.41dicIKvZ0QLdgsnOOjQ---x200-y154-q90/amd/20110129-00000068-mai-000-2-thumb.jpg「苦役列車」で第144回芥川賞を受賞した西村賢太さん(43)が「自分より駄目な人」と紹介したことで、
大正時代の作家、藤澤清造(1889~1932)が、にわかに注目を集めている。
出身地・石川県七尾市の西光寺で命日の29日に営まれた「清造忌」には西村さんも参加し、墓前に受賞を報告した。
藤澤は18歳で上京。
1922年に唯一の単行本「根津権現裏(ねづごんげんうら)」を発表した。
酒や女におぼれ、貧困に苦しむ生活を描いた私小説だ。
本人は最後、東京・芝公園で凍死した。
中学卒業後、似たようなその日暮らしをしていた西村さんは23歳の時、古書店で作品と出会った。
「こういう人がいてくれてありがたかった」。
激しい生活の半面、誠実さを失わなかった生き様にほれ込み、“没後弟子”を名乗っている。
芥川賞受賞後、藤澤にも注目が集まった。
「根津権現裏」を置く七尾市立中央図書館には「どうしたら読めるか」という問い合わせが全国から来ている。
西村さんは賞金や印税を長年の夢だった藤澤全集の刊行に注ぐといい、
「秋ぐらいまでには1巻目を出したい」と話す。
この日、西村さんは、墓前に「苦役列車」の単行本と缶ビール、日本酒の小瓶を供えると、10秒ほど静かに合掌。
「ありがとうございました。お陰様で取れましたと伝えました」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110129-00000068-mai-soci2 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/01/29(土) 20:59:26 ID:et4csye90
西村賢太「本当は風俗に全額つぎ込む」
13 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/01/30(日) 02:14:24 ID:B6YQ158u0
版権切れているんだし
あおぞら文庫にアップすればいいじゃまいか?
18 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 06:56:44 ID:mh9fW4PX0
自分のために使った方がいいって。
もっと余裕でてからそれやった方がいいって。
19 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 07:22:26 ID:9ZdEZdcd0
>>18
普通の人はそうするんだろうけど、そこが西村さんの良いところでありダメなところなんだろうな
22 名前:
☆[] 投稿日:2011/01/30(日) 16:13:34 ID:Kr8ZbOyJ0
芥川賞受賞決定のニュースで、いくつかのマスコミが西村氏を「中卒フリーター」と
紹介していたのに違和感を覚えた。
確かに本業だけでは食べて行けないのかも知れないが、既に何冊も本を出し
文庫化もされている訳だから、肩書きは立派な「作家」だろう。
28 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 21:27:19 ID:zJDUUbep0
本当に藤澤清造が好きというか
この人にとって藤澤だけが救いなんだろうな・・・
31 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 23:21:42 ID:0fLP8qtH0
藤澤清造は今東光の「東光金蘭帖」の中で一章さいて
描かれている。
その中で東光は藤澤の「根津権現裏」を傑作と評してる。
描かれた藤澤もなかなか面白そうな人だよ。
33 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/01/31(月) 00:20:49 ID:6+lMCoc7O
これがアニメだとアニオタきめぇなんだろうな
なんにせよ作家はこれくらい極端がいいよな
46 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/02/02(水) 14:35:35 ID:5Zqe3eWP0
読んだよ。苦役列車。一気に読んだ。
赤裸々で退くけど、近頃の軽いいい加減な若手小説は吹っ飛ぶ。
古典的な漢字遣いに執着しててインテリっぽいのに内容は真逆。
だいたい父親が性犯罪者で収監中。だからその息子はその時点で人生終わってるっていう立場から、ものを書くってバイタリティーある。
麻原の三女とかも本書いてたけど、読んで胸が痛んだね。この後の人生ってあるんかなあって。あるんだね。親は親、自分は自分だもんね。
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