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今現在と全く違う社会機構・世界観がすみずみまで描かれているSF  

616 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/05(金) 20:29:59.34
遠い未来の人類社会でも、異世界・異星人の社会でもいいんですが
今現在と全く違う社会機構・世界観がすみずみまで描かれているSF小説が読みたいです
異星人が人類を支配している階級社会もいいですね

漫画家で言えば、諸星大二郎や佐藤史生が好きなので
彼らの描く世界観のネタになっていそうなものであればなお歓迎

諸星大二郎「塔に飛ぶ鳥」(「私家版鳥類図譜」収録)
佐藤史生「やどり木」や「馬祀祭」(「天界の城」収録)などなど
民俗学的・社会心理学的なSFと言ったらいいのかな…

単なる中世「風」ヨーロッパや原始時代が舞台のファンタジーとか
逆に科学が発達してコンピューターまかせとか
そういうありきたりな社会はお腹いっぱいです




私家版魚類図譜 (KCデラックス)私家版魚類図譜 (KCデラックス)
(2007/03/23)
諸星 大二郎

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617 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/05(金) 21:19:06.57
>>616
ジャック・ヴァンスをお薦めします
「異星文明をリアルに、魅力的に描き出す手腕には定評がある」と言われる作家です

「アダム・リース シリーズ」の舞台の惑星は幾種類かの異星人が支配しているのですが、
それぞれの異星人は古代の地球から拉致した人類を支配しており、
支配されている人類は地球の事を知らず、異星人を正当な主人と信じています
主人公は偵察艇を撃墜され、その惑星に不時着します

古本屋かインターネットで捜して下さい



冒険の惑星 (1) (創元推理文庫 (647‐1))冒険の惑星 (1) (創元推理文庫 (647‐1))
(1986)
ジャック・ヴァンス

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618 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/05(金) 22:06:02.69
>>616
ルグィン「所有せざる人々」
シルヴァーバーグ「内側の世界」



所有せざる人々 (ハヤカワ文庫SF)所有せざる人々 (ハヤカワ文庫SF)
(1986/07)
アーシュラ・K・ル・グィン

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621 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/06(土) 00:34:03.93
>>616
俺は>>617なんだけど
君は白井弓子の『天顕祭』を読むべきだ
素手に読んでいたら、嘲笑って下さい



天顕祭 (New COMICS)天顕祭 (New COMICS)
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白井 弓子

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624 名前:616[sage] 投稿日:2012/10/06(土) 07:23:13.71
>>621
白井弓子好きですよ
「天顕祭」もいいけど、「Wombs ウームズ」がまた最高
あと菅原雅雪の「暁星記」なども世界観がたまりませんね
ついでに萩尾望都「マージナル」も
SFとはちょっと違うけど漆原ミチ「よるくも」も歪んだ社会のディテールが素晴らしい

…というわけで、「こういう世界観のSFが好き!」というのは
漫画ではいくつも思いつくのですが
小説ではなかなかお目にかかれないんです。どこからどうやって探せばいいのか…



暁星記(1) (モーニングKC)暁星記(1) (モーニングKC)
(2002/10/21)
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627 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/06(土) 09:38:56.60
>>624
『暁星記』が気に入ったのなら
『雲海の旅人』あろひろし
『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス



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628 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/06(土) 10:06:06.48
>>627
それらが出てくるなら、ハードSFだけど
ラリイ・ニーヴン「時間外世界」や「インテグラル・ツリー」はどうかな
物理法則にのっとっているために地球とは異質になった世界観が描かれる

ハードSF系は、社会機構が弱いのが多いけど、科学から演繹できる異様な世界観の宝庫だと思うよ


時間外世界 (ハヤカワ文庫SF)


625 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/06(土) 07:36:57.03
>>616
ジーン・ウルフの〈新しい太陽の書〉



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626 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/10/06(土) 07:45:28.52
>>616
> 諸星大二郎「塔に飛ぶ鳥」(「私家版鳥類図譜」収録)

これは、イアン・ワトスンの「絶壁に暮らす人々」を思い出させた話だった。



スロー・バード (ハヤカワ文庫SF)スロー・バード (ハヤカワ文庫SF)
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元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/sf/1340542974/
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[ 2013/06/09 16:14 ] SF | TB(0) | CM(5)
古典だが、アシモフのfoundation・series、別名 銀河帝国シリーズはお勧め
[ 2013/06/09 22:08 ] [ 編集 ]
スティーヴン・バクスターの「フラックス」。
中性子星内部に住む体長10ミクロンの人類が築いた独特な社会。これを含む「ジーリー・クロニクル」シリーズは、かなり特殊な社会地域がいろいろ出てくる。

グレッグ・ベアの「永劫」。
前半はもう時代遅れになった冷戦構造まんまだが、後半に連れて行かれる無限ヘクサモン・ネクサスはなかなかぶっとんだ世界。

あと、「都市と都市」も薦めたい。今現在存在する社会制度からでも、ここまで不思議な社会を考えだせるのかと驚嘆する。
[ 2013/06/11 00:05 ] [ 編集 ]
「新世界より」は読んだ?
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