1 名前:
ケンシロウとユリア百式φ ★[] 投稿日:2013/04/02(火) 13:50:58.64 ID:???0
「ハムレット」や「リア王」といった歴史的な傑作で知られる英劇作家、
ウィリアム・シェークスピア(1564~1616年)が、実は飢(き)饉(きん)に乗じて不正蓄財に走ったうえ、
脱税の疑いなどで起訴され、刑務所行き寸前だったことが、英研究者らの調査で明らかになった。
貧しい人々の権利を擁護するため数々の名作を世に送り出したとされる彼だが、今回、明かされたもうひとつの顔は、
代表作「ベニスの商人」に登場する非情な金貸しシャイロック顔負けの“非情なビジネスマン”だった…。
「われわれは、見過ごされがちなシェークスピアのビジネスマンとしての手腕を学ばない限り、
彼の作品を完全に理解することはできない」。今回の研究結果を3月31日に発表した
英西部ウェールズにあるアベリストウィス大学のジェーン・アーチャー教授と、
同僚のリチャード・マルクグラフ・ターリー教授、ハワード・トーマス教授の3人はこう主張する。
(>>2以降に続きます)[1/2]
ソース:産経新聞(2013.4.2 11:37)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130402/erp13040211420001-n1.htm画像:1610年に当時46歳だったシェイクスピアを描いたとされる肖像画
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130402/erp13040211420001-p1.jpg2 名前:
ケンシロウとユリア百式φ ★[] 投稿日:2013/04/02(火) 13:51:17.96 ID:???0
(>>1の続きです)
■飢饉に乗じ不正蓄財
英紙デーリー・メール(電子版)やAP通信などによると、アーチャー教授ら3人は
中世・ルネサンス文学の専門家で、裁判所や税務署に残されていた記録を詳しく調べ、
商人としてのシェークスピアの横顔を浮かび上がらせていった。
その研究結果によると、シェークスピアが作品群を発表した16世紀末から17世紀の欧州は、
異常な寒さと激しい雨が降り続く“小氷河期”で、穀物はまともに育たず食糧不足が顕在化する飢饉状態が長く続いた。
そんな時代にシェークスピアは、故郷の街ストラトフォード・アポン・エイボンを含む
イングランド中部ウォリックシャーで最も有力な地主であるという自身の立場を利用し、
麦芽や大麦、トウモロコシといった穀物を買い占め、15年以上にわたって近隣住民や商人に
法外な値段で転売。それで得た利益を土地購入に充てていた。
買い占めのため穀物の値段がつり上がり、多くの人が困ったというが、シェークスピアは
税金も払わず不正蓄財に奔走。そのうえ余剰資金で貸金業まで始めた。あこぎな商売の末、
シェークスピアは1598年2月、穀物の不正蓄財と脱税の疑いで当局から起訴され、
刑務所に送られそうになったが、寸前のところで罰金刑で逃れたという。
■罪の意識、作品に反映
アーチャー教授らは、今回の研究成果について、1608年ごろに執筆されたシェークスピア悲劇末期の作品で、
貴族の無神経な振る舞いに不満を募らせていたローマ市民たちが、食糧不足を機に暴動を起こす
「コリオレイナス」をはじめとする彼の作品群の解釈に新たな光を照らすものと胸を張る。
とりわけ「コリオレイナス」はこれまで、1607年に英国中部で実際に起こった
食糧危機への抗議活動との関連性が指摘されてきたが、アーチャー教授は
「(穀物の買い占めや転売といった)自分の行いへの罪の意識を反映させた作品」との新解釈を唱えた。
また実の娘と相続問題でもめた体験が、娘に追い出された父王の孤独を描く「リア王」にも投影されているという。
アーチャー教授は「ロマンチックで繊細な芸術家という従来のイメージにそぐわないからといって、
厳しく非難すべきではない」と弁護している。
【おわり】[2/2]
4 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/02(火) 13:51:57.91 ID:YR5ttQBV0
有名な話だろ
何を今さら
6 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/04/02(火) 13:53:01.59 ID:mA/t8L/b0
ホリエモンじゃんw
19 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/02(火) 14:04:27.50 ID:UekSkLGB0
確かにシャイロックみたいやね
46 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/02(火) 15:16:43.52 ID:3exzPN390
蓄財するってことはやはり家庭もってて子供がいるってことかなー
子孫っているの?
51 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/04/02(火) 15:39:53.90 ID:zDi0kzdj0
>>46
直系は絶えたはず
女系がしばらく残ってたが、そっちも長続きせずに耐えたはず
欧州の文筆家としては、フランスのヴィクトル・ユゴーの方が格が上じゃないかな
97 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2013/04/02(火) 22:42:28.79 ID:6mrZTCKJ0 [3/3]
ルネサンス期の作家の収入は貴族からの援助だからね
印税で食える流行作家の誕生はドストエフスキーの頃から
104 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/03(水) 01:00:18.03 ID:UG2cjXlJ0 [1/3]
>>1-2
そもそもシェイクスピアは貴族じゃなくて商人だし、
両親とも旧教徒であり、発覚すればいつ官憲に殺されてもおかしくない状況におかれていた。
飢饉時に食料を買い占めるのは、自衛手段として当然では?
108 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/03(水) 01:29:22.36 ID:antD1Vsj0
嫁の名前がアン・ハサウェイっていうんだっけ?
109 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/03(水) 01:31:24.94 ID:UG2cjXlJ0 [2/3]
>>108
そう。
夫婦間の仲は相当に悪かったみたいですね。
118 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/03(水) 01:55:44.25 ID:1YpMEGYU0
シェイクスピアってもう一個人として存在してたことになったのか
それは知らなかった
120 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2013/04/03(水) 02:01:54.80 ID:UG2cjXlJ0 [3/3]
>>118
ウィリアム・シェイクスピアが一個人として存在してたことは史料でも確認されている。
ただ彼の名による劇作が全て彼個人の手による物かは史学的に判然としていないだけ。
元スレURL:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1364878258/
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