1 名前:
のーみそとろとろφ ★[sage] 投稿日:2012/02/23(木) 11:19:36.53 ID:???
出版取次最大手の日本出版販売(日販)は書籍の取引で、
書店からの返品を制限する「買い切り制」を導入する方向で大手出版社や書店と協議に入る。
現在、書店は売れ残った書籍を原則として自由に返品できるが、取り分(売上総利益)が少ないうえ、
返品コストは出版社や取次の収益を圧迫している。
市場の縮小が続き、電子書籍の普及も始まっていることから、商習慣を改め業界全体の生き残りにつなげる。
今春、講談社や小学館など…
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE1EAEBEBE3E0E7E2E0E0E2E0E0E2E3E08698E0E2E2E2;av=ALL2 名前:
名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2012/02/23(木) 11:19:56.12 ID:jRU70xXr [1/2]
日販、本「買い切り」導入へ協議 出版社・書店と
出版取次最大手の日本出版販売(日販)は書籍の取引で、書店からの返品を制限する「買い切り制」を導入する方向で大手出版社や書店と協議に入る。
現在、書店は売れ残った書籍を原則として自由に返品できるが、取り分(売上総利益)が少ないうえ、
返品コストは出版社や取次の収益を圧迫している。市場の縮小が続き、
電子書籍の普及も始まっていることから、商習慣を改め業界全体の生き残りにつなげる。
今春、講談社や小学館などの出版社、有隣堂(横浜市)などの書店に提案する。
買い切り取引は現在でもわずかにあるが、
出版流通に強い影響力を持つ日販が導入すれば書籍の取引慣行を大きく変える可能性がある。
2016年3月期に書籍売上高の3割を新契約での取引に移すことを目指す。
取引先がどの程度応じるかは不明だが、書店が加盟する日本書店商業組合連合会の大橋信夫会長は「利益さえ確保できれば歓迎」と話す。
出版社側にも「業界全体として買い切りを導入する方向に進むだろう」(大手)との声も出ており、実現する可能性は高い。
新契約には数種類を用意する。(1)書店の売上総利益率を35%と約10ポイント高くする代わりに、
返品する場合の返金額は仕入れ代金より低くする
(2)一定期間がたてば書店が小売価格を決められる(時限再販)一方、
その後は返品を認めない(3)書店の取り分を厚くして、完全買い切りにする――など。
個々の書籍やジャンルに合った契約を当てはめるとみられ、既存の返品自由の取引も並行して続ける。
日販は新契約を導入した場合に得られる利点を出版社・書店の双方に訴え、契約企業を増やしていく。
書籍は再販売価格維持制度の対象品で、書店には小売価格の決定権がない。
売れ残れば自由に返品できるが、出版不況もあって業界全体の返品率は40%に達する。
無駄な物流費や過剰な発行部数などの非効率性が出版業界全体の収益性を低下させている面もある。
日販の書籍返品率は現在35%。16年3月期に売り上げの3割を新契約へ切り替えれば、
返品率は25%に下げられるとみている。
出版市場の縮小は続いており、書店数はこの10年で3割減少した。普及が始まった電子書籍も既存の書籍流通にとっては逆風となる。
日販は買い切り品の取扱量を増やすことで生まれる利益を出版社と書店に分配し、出版市場の縮小に歯止めをかけたい考えだ。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE1EAEBEBE3E0E7E2E0E0E2E0E0E2E3E08698E0E2E2E2;av=ALL
3 名前:
名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2012/02/23(木) 11:22:04.60 ID:oEkvcbBz
ふむふむ。
大手書店にばかり新刊が行ってしまって、小さな店では入手できない現状が
変えられるならいいな。
45 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 12:07:18.53 ID:9mYBZDfo [1/7]
>>3
どう考えても小さな本屋は今よりもっと本の入手が困難になるだろ
125 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 14:29:57.14 ID:oZ50ktSJ [6/67]
>>45
本屋の主人の実力が試される時代になるね
128 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 14:31:29.45 ID:9mYBZDfo [4/7]
>>125
試される機会などもう無い気がする
もはや本の品揃えの個性だけで戦うような状況ではない
10 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 11:31:08.20 ID:f/xaMy4s [1/2]
岩波書店は前からやってるけどね。
ま、買い切り制が全面的に取り入れられると、出版社は初版部数を抑えるから、著者の初版印税が少なくなって収入が減る。
結局、書き手が不利になるシステムだから、ますます出版業界はしぼむことになる。
30 名前:
名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2012/02/23(木) 11:46:53.39 ID:G/iGBC3u
>>10
いつまでたっても入れ替わらないから、真っ黄色に変色した本が並び、
それが更に売れない状況を作り出してる岩波書店なぁ…
11 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 11:31:20.00 ID:aYMOc7Wd [1/2]
これで街の本屋は潰れるか漫画専門店になるかどっちかだな。
この際漫画専門店で中古本も扱うとかしてブックオフとかと張り合うとか。
レシート保管させて自分の店で買った本はブックオフより高く買い取る。
小遣い少ない子供ならいいかも。
14 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 11:32:03.34 ID:g1QHLOOc
市場原理が働いて、書店には売れ筋の本しかなくなってコンビニと大差なくなるんだろうな。
25 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 11:43:32.44 ID:+v7kCVFa
で本の値段は上がるのか下がるのか
626 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/02/24(金) 20:33:36.29 ID:BC3Ya5SD
>>25
本の値段はあがる。
買取制になると、3倍ぐらいになるじゃないか。
服とかだと小売り価格の1/10が仕入れ値だ。
なので、バーゲン価格の半値でも儲かる。
今、本の卸値と小売り値の関係が逆だから。
売値は3倍ってことだ。
44 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 12:07:01.16 ID:cAAQTo8f [2/2]
よく考えたら、これって確実に紙の本が減って電子書籍に移行しやすくなるよな。
だって書店だって固定の在庫を持ちたくないだろうし。だが、紙の本がなくなれば
そもそも書店というものの存在が根底から覆されるわけだから、けっきょく
出版社側は紙の本を作るのを止めたがっているのかな?
53 名前:
名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2012/02/23(木) 12:19:31.06 ID:9mYBZDfo [2/7]
出版に限らず芸術系の分野は昔のパトロンに直接養ってもらうような時代に戻るかもしれんね
自分の著作物を売って大金を稼ぐってのは難しくなるのかも
元スレURL:http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1329963576/
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