107 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 15:58:20.82
子供の頃、「10月はたそがれの国」に収録された「みずうみ」がたまらなく好きだった。
甘く、もの悲しく、なぜか懐かしくて、何度読んでも涙が溢れた。
何気ない“風だった”の一言で胸がかきむしられる想いだった。
悲しいかな大人になった今読んでも当時ほどの感動は得られない(;^_^A
あの頃は翻訳で読めるブラッドベリの本は片っ端から集めて読みまくり、
それでも足りなくて少しでも似た作家をさがした。
ウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)はかなり似てると思う。
長編「夜は千の目を持つ」や短編「死ぬには惜しい日」、連作短編集「黒いアリバイ」
「今夜の私は危険よ」などは作品世界に流れるムードが似ている。
アイリッシュが暗い面で似ているのに対して明るい面で似ているのが
キャサリン・マンスフィールド。岩波文庫版の短編集「幸福・園遊会」が良い。
以上、30すぎのオッサンの寝言でした~。ごきげんよう♪(*^_^*)
108 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 20:16:58.21
>>107
あれは泣ける
どうしようもなく胸がかきむしられるそういや萩尾望都の作品で知らずにブラッドベリの短編を知ったなぁ
子供のころ読んだびっくり箱とか凄い衝撃だった
110 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/18(土) 03:16:10.16
「びっくり箱」は、原作だと男の子の設定だけど
萩尾版は女の子なんだよね。
自分は萩尾望都版でブラッドベリの入門だったけど
どっちも好きだわ。
萩尾望都の「ウは宇宙船のウ」は、ネット経由なら結構出回ってるよ。
初単行本化の集英社文庫、萩尾望都全集第2期のバラ売り、小学館文庫の三種。
111 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/18(土) 05:16:20.04
>>107
俺もアイリッシュは好きで、かなり読んでるけど、
ブラッドベリと似てるって思ったことは一度もないなあ・・・
アイリッシュの暗さや叙情性って、キャラクターだけに特化してるけど、
ブラッドベリは、世界観そのものから漂ってる感じ。
アイリッシュ=ウールリッチって、都会の哀愁や孤独を描くって言われてるが、
都会の情景描写そのものは全然ないって、とある解説に書かれてたが、
ブラッドベリは、都会じゃなくて田舎や荒野が舞台なのが多く、
しかも情景描写はかなり凝って書き込むから。
似ているっていうなら、S・キングの短編が一番似てるって思った。
というか、キングがブラッドベリの影響を受けてるんだけど。
萩尾版は、ぼくの地下室においで の漫画化が一番良かったな。
これも主人公が女の子にアレンジされてるが、
こっちの方がいいんじゃないかってぐらい。
112 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 02:52:47.07
>>111
ブラッドベリと似てるっていうか同じ感覚で楽しめるのは
フレドリック・ブラウンじゃないかな?
ハインラインやA.C.クラークはハードSFのリアリティを取り込んでるけど
ブラッドベリやF.ブラウンのSF設定は、何となく未来とかとりあえずロケットとかで
科学的な説明抜きで楽しませる世界。
ブラッドベリっぽいなと感じた一例。
F.ブラウンの短篇「緑の地球」(創元文庫『宇宙をぼくの手の上に』収録)。
宇宙船の遭難で生き残った地球人の男が、不時着先の異星の密林で孤独と闘う話。
この密林の描写がファンタスティック。どこか物悲しく美しい、詩的な世界。
孤独の心理は、ブラッドベリの「長雨」(『刺青の男』収録)を思い浮かべる。
彼は、救援に来た地球人と出会った途端に、現地で得た小動物の話し相手が見えなくなってしまう。
彼の目標は、その異星で宇宙船修復用の部品を探して、故郷の緑の地球に帰ることだったが、
救援者から地球が惑星戦争でなくなったことを聞いて、彼は逆上する。
救援者の宇宙船から密林に戻った彼のそばには、ふたたび小動物が姿を現す。
遭難していた彼は、自衛本能による、非現実世界への逃避をしていたらしい。一種の狂気性。
ブラッドベリの「月はいまでも明るいが」(『火星年代記』収録)や「びっくり箱」の衝撃に近いものがある。
113 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 03:42:01.61
そうかなあ。
ブラウンのファンタジーは大人の感性で
ブラッドベリよりずっとドライだと思う。
同じようにシニカルなブラックユーモアを描いても
センチメンタルなファンタジーを描いても
対象を見る立ち位置が全然ちがうって感じ。
114 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 06:55:16.19
同意。ブラウンとブラッドベリは、同時期に短編を読み漁ったけど、
似てるとは思わなかった。どっちも好きだけどね。
科学性を重視してないのは同じなんだが、ブラウンはドライで論理的、
ブラッドベリはウェットでビジュアル重視って感じ。
笑いやユーモアに関しては、ブラウンは露骨に狙いすました悪ふざけをするが、
ブラッドベリはもっと自然体。
あと、オチのつけ方も全然違う。ブラウンはストンと落ちる落語っぽいが、
ブラッドべリはもっとじんわりとした考えオチだったり。115 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 07:05:17.80
あと「緑の地球」はまだしも、「さあ気ちがいになりなさい」とか「ミミズ天使」とか
「闘技場」とか、ブラウンの特質がよく出てる代表的短編を思い浮かべると、
ブラッドベリからは相当に遠いな~~って思う。
116 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 08:16:41.31
確かに大人といえば大人だね、ブラウンは。
ブラッドベリの場合は、学生時代のあと何かの職業を経ないで
一流誌に採用されるようになったそうだし、
スレてない感じ。
新聞社勤務だったっけ?ブラウンはタイプライターネタが多かったりして。
117 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 08:30:31.65
カーニバルを舞台にしても、ブラウンは「密造酒」や芸人同士の人間関係メインを
よく出すよね。これはミステリ部門だけれど。
118 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21:06:32.39
落語的小説→ブラウン
詩的小説→ブラッドベリ
と、すっきり分けたいがが、ブラッドベリも落語的な短編も
書いてるけどね。
意外と、幻想的な小説を書いても、理に落としたり。
作中の人物が事態を理解できていなくても、読んでる読者は
はっきり理解できるように書いたりとか。
119 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21:18:30.36
ブラウンは中学時代に読んで面白かったけど、ブラッドベリはピンとこなかった。
しかし、大人になってから読むと琴線に触れる作品が多い事に気付いた。
120 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21:37:08.75
同じく中学に読んだ口だが
ブラウンはブラックジョーク集のようなユーモア感覚でぴりりと辛い小粒タイプ
ブラッドベリは詩的情緒よりなによりノスタルジックな空気が満ちてた
初めてなのに懐かしい感じ
121 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 21:55:23.29
星新一や筒井康隆、藤子不二雄なんかの短編にガツンとやられた奴が、
ルーツを求めて、ブラッドベリ、ブラウン、シェクリィ、マシスン、ディック
あたりの海外の異色短編を書く作家に入ってゆくパターンが多いと思う。
しかし、ブラウンやマシスンやディックに強い影響受けてる
日本の作家ってたくさんいるけど、ブラッドベリに似てる
日本の作家ってあまりいないね。
122 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 22:08:01.06
菅 浩江とかなんとなくブラッドベリ寄りな気がする
なんとなく作品の傾向が
SFにしても設定はスパイスでその上での人の心情描写優先と言うか
そういう意味では大島弓子や萩尾望都など少女マンガと相性がいいのかもしれない
123 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/06/22(水) 02:58:49.51
誰かと似てることにしなくてもいいんじゃないか。
「神は男と女とブラッドベリを作った」と
キングも言ってるくらいだし。
153 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2011/07/23(土) 12:20:13.56
SFだがアメリカの古き良き時代を感じさせる作家。フィニィと一脈通じる。
154 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/23(土) 13:23:54.66
ブラッドベリは親世代、キングは次の世代ぐらいのノスタルジーなんか
157 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/23(土) 22:19:13.34
俺はキングだと、こういう感情抱いたなーって思い出すのはわかるんだが、
どうもブラッドベリの少年とその環境って、あまりそういうのは引っかからんなー。
生々しさがないというか。
国籍じゃなくて、趣味や性格の違いだと思うけど。
フィニィも好きだけど、ちょっと遠い感じがする。どっちもテーマパーク的な
ノスタルジーというか。
でも、読んでいて、その生々しさに苦しくならないから、
何度でも気軽に本を開いて楽しめる。
キングだと、思い出したくもないものを思い出されるようなこともあるから。
158 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2011/07/24(日) 11:39:42.55
アメリカ人だから…というより少年時代を懐かしむ小説だね。たとえば『万華鏡』で流れ星に願いを込める場面は誰もが持つ共通の郷愁を誘う。
159 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/24(日) 14:29:46.67
同じ少年時代でも特別「好奇心旺盛な」がつくからな
物価も高くて娯楽も少ない時代の話でもある
サーカスなんて怪しいモノも今じゃ自分から街に来たりしないし
夏の暑い日に全く手入れされてないでこぼこ道を自分より背の高い草に邪魔されながら先を急いだ感覚とか
そういうのも最近は少なくなってるだろうしなあ
160 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/24(日) 19:49:42.58
1981、2年ごろ、当時まだ建物なんかあまりなかった新横浜の駅前に、
サーカス団やプロレス団体が、何にもない荒野にテント張って、
何度かやってきたもんだけど、ブラッドベリ読むと、あのワクワク感と
重ねあっちゃうな。
今だと、テント張って興行って、なかなかね・・・
161 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/24(日) 20:47:01.93
先日15年ぶりくらいに祭りに行った
今の屋台はどんなかなーって好奇心
冷やしきゅうりや龍の髭、シロコロホルモンにドルネケバブ
珍しいものもあってほぅほぅと眺めながら歩いてたら
祭囃子とは違う太鼓の音
お化け屋敷があった
チープ
本当に子供だまし
これのどこが怖いんだと思うくらいあからさまに簡単な作り物
でかい照る照る坊主に一つ目小僧の顔つけたものがロープで上下したり
同じようなろくろ首(これまたチープ)が小屋の中でぶらさがってる
けどお化け屋敷に入った子供たちは本当にこわがってて
手を繋ぎ合いながら一列に進んでいく
悲鳴を上げながら友人たちと手を取り合ってそれでも進んでいく
家じゃクーラーの効いた部屋でアイス食べながら
CG思い切り使ったアニメ見たりゲームしてる子達がさ
大丈夫、未来になっても人の本質は変わらない
そう思ったらブラッドベリを思い出した
162 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 14:15:22.07
んー
それ与えられたものにリアクションしてるだけじゃん
ブラッドベリ的な興味とは違うんじゃね?
もっと個人的で特別なものだよね
お化け屋敷なら幽霊そっちのけでその影にうずくまる別の闇に惹きつけられたり
一つ目のロープを垂らしてる大人の表情が薄暗闇の中で見えて怖かったり
175 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 12:57:43.45
ブラッドベリは特に日本では、なにかとEAポーと比較されてるけど、実際どうなんだろう。
到底ポーには及ばないと思うんだけど。
176 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 13:33:06.90
比較って優劣じゃないでしょ
似てるというか、同じ雑誌に載ってて違和感ないふたりとは思うよ
177 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 20:49:09.48
ブラッドベリ自身もポーから影響を受けたと言ってる
178 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/03(水) 00:52:17.85
ブラッドベリはただの大衆小説家だろ
ポーと比較すること自体が間違っている
179 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2011/08/03(水) 12:17:26.23
ちゃんと両者比較すればポーの偉大さの足元にも及ばないといったところか。アメリカでは唯一、ビアスぐらいでしょ。ポーと並べて語ることができるのは。
180 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 19:11:22.85
英語圏ならブラッドベリ
非英語圏特にフランスと日本でならポー
ポーの評価はいまだに本国では高いとは言えない
181 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 19:26:56.35
俺はブラッドベリの方が、ポーよりもはるかに面白いよ。
ポーは、推理小説と怪奇幻想小説の先駆者としては認めるが、
少なくとも俺はブラッドベリの方が、自分の現代人としての感性にフィットする。
184 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 20:11:02.65
>>181
SFの始祖でもあり、優れた幻視者でもある
182 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 19:30:27.83
あ、ロバート・ブロックや、ジャック・フィニィ、江戸川乱歩なんかも同様。
”ポーの子供たち”の方が好き。
185 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 22:32:38.43
>>182
「ポーの一族」は面白い
187 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/05(金) 02:45:17.61
>185
萩尾望都もブラッドベリ好きだね。
189 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/05(金) 15:35:01.89
そういやポーで思い出したけどホームズは最初ポーの作品に出てくる探偵をこき下ろしていて
本が出た時バッシングがあったと聞いた
今知名度はホームズのが上だけどC・オーギュスト・デュパンの方が好きだな
ブラッドベリは話だけ先に知っていて後から
あれ?これもブラッドベリ?これも?!と驚くことが多かった。
好きな作家がブラッドベリを奨めていて
ためしに読んだ時はなんか合わなかったのに
短編とか印に残っててあらすじ覚えていた。
198 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/08(月) 21:17:01.10
同時代のブラウンとかマシスンとかブロックに比べて、
ブラッドベリは、あまりストーリー上に伏線張ったりとか、
巧妙な仕掛けとかは作らないよな。どんでん返しもあまりやらないし。
だから20代のころは物足りなかった。
今だと、そこがいいんだが。203 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/12(金) 22:07:23.84
あんまり実際の成功例がないんだが、アイデアストーリー的な短編を書く作家で
ありながら、映像化してほしいって思う作品を書く作家だと思う。
意外と両立してる作家は少ないと思う。
星新一、ブラウン、シェクリィあたりだと、アイデアを楽しむだけで、
別に映像化はしなくてもいいやって思うし。
逆に、映像にすると映えそうな小説を書く作家って、アイデアは
大したことない人が多い。
今ではそうでもなくなってきたけど、4、50年代の頃はそうだった。
204 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2011/08/13(土) 12:53:01.33
>>203
>>映像にすると映えそうな小説を書く作家って、アイデアは 大したことない人→スティーブン・キング
205 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/13(土) 18:46:55.05
キングは確かにアイデアは古典的で、そんなに工夫はないが、
もっと別の要素でカバーしてるからいいと思う。
206 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/13(土) 22:49:16.71
>アイデアストーリー的な短編を書く作家で
>ありながら、映像化してほしいって思う作品を書く作家
フィリップ・K・ディックはそうじゃね
207 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 00:45:03.86
じゃロバート・シェクリーも
208 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 15:19:21.94
ディックはそうだな。
シェクリーはあんまり・・・
209 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 15:46:08.25
ブラッドベリみたいに幻想的でノスタルジックな雰囲気の作家
誰がいる?あんまり古典(って言うのも悪いか)知らなくて…
210 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 20:54:00.04
トム・リーミイ
沈黙の声 (ちくま文庫)211 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 21:12:55.46
ジャック・フィニイとか
212 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 23:16:11.05
ロバート・ネイサン
「ジェニーの肖像」と「夢の国をゆく帆船」しか読んだことないけど
マキャモンの「少年時代」はブラッドベリファンも気に入ると思う
223 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2011/08/23(火) 14:45:27.18
>>212
ロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」って何回も出版社や版、翻訳を変えていまだに新刊で読めるってすごいね。名作の証拠だよ。
213 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 23:45:01.49
ブラッドベリって、ノスタルジックはともかく、幻想的って思ったことは
あまりないなー。
よくそのフレーズ使われてるけど、思ったより理性的というか、
物事をくっきり書く作家だと思った。
まあ「幻想」の定義にもよるけど。
214 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2011/08/15(月) 11:42:23.93
ロバート・F・ヤングがブラッドベリの詩情に近いという意味では最右翼。
ハヤカワから『ジョナサンと宇宙クジラ』という短編集が出ているので興味のある方はどうぞ。
その中の一編『いかなる海の洞に』はお勧め。これほど甘く切ない作家はまれです。
元スレURL:http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/sf/1284525008/
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