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谷崎潤一郎、1960年ノーベル文学賞最終候補の1人だった  

1 名前:宵宮祭φ ★[] 投稿日:2011/09/15(木) 09:46:42.81 ID:???0
谷崎潤一郎“ノーベル賞最終候補”

「細雪」などの作品で知られる大正・昭和期の作家、谷崎潤一郎が、1960年のノーベル文学賞の
最終選考で受賞候補の1人に残っていたことが明らかになりました。

これは、NHKが行ったノーベル賞の選考資料の公開請求に対して、文学賞を選ぶスウェーデンの
学術団体「スウェーデン・アカデミー」が14日、開示したものです。開示された1960年当時の
選考資料には、最終選考の対象となる5人の作家の中に、大正・昭和期を代表する日本の谷崎潤一郎が
含まれていました。また、詩集「第三の神話」などで知られる、詩人で英文学者の西脇順三郎も、
最終選考には残らなかったものの、この年の候補の1人になっていたことも明らかになりました。
谷崎は、「細雪」や「春琴抄」などの作品で知られ、最終選考を行ったアカデミーの選考委員は
「『細雪』のテーマや物語は現代的で斬新であり、興味深い」と谷崎の作品を高く評価する一方で、
「ほかの欧米の候補と比べると少し表現力が落ちるようだ」などと結論づけていました。
谷崎潤一郎は、ノーベル賞を受賞できないまま1965年に死亡し、その3年後、川端康成が
日本人初の受賞者となっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110915/k10015612181000.html



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4 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 09:48:42.21 ID:SF3OEQTs0
谷崎と三島は有名じゃないか?


9 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 09:49:42.11 ID:39UUsXX80
ノーベル文学賞も傾向が変わって
最近は知らない人ばかりだからな
俺が無知なだけかもしれないけど


370 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 09:52:03.91 ID:bXluWjIX0 [1/2]
>>9
最後のメジャー作家の受賞がギュンター・グラスだからなw


372 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 10:00:19.44 ID:W7gXNclO0
>>370
いやいやいやいやどう考えてもリョサでしょうw


10 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 09:49:59.71 ID:K8anAJqFO
安部公房も後ちょっと生きていれば、ってよく言われるな。


19 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 09:56:26.67 ID:mPFOzIQ50
日本語の文学なんて毛唐にわかるのか


63 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 10:24:43.45 ID:XbwnXTYN0 [2/4]
>>19
細雪は翻訳しやすいと思う。
悪い意味での「文学的表現」を多用していないから。


209 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 13:05:35.35 ID:naYBAr6d0 [1/4]
>>19
翻訳の上手い下手で評価が変わってしまうらしい


25 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 09:59:58.21 ID:IGy93OFy0 [1/2]
これって前々から噂されてたような希ガス
弟子の今東光?か誰かが言ってたような


35 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 10:05:41.80 ID:vAkNDZdp0 [1/4]
>ノーベル賞の選考資料の公開請求

そんなことできるんだ。文学賞だけなのか?過去何年さかのぼれるのか詳細求む。


46 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 10:11:05.04 ID:a3k3rsLM0
表現力云々と言っている選考員がいたというけど、
日本語をそこまで理解しているのか?
英訳でもしてから審査するのかね。


56 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 10:15:54.73 ID:vAkNDZdp0 [3/4]
ドナルドキーン氏あたりに英訳されたい


113 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:07:35.43 ID:p+HoX6NR0 [1/2]
>>56
ドナルド・キーン先生は谷崎潤一郎と近松門左衛門の文章を高く評価してるよ。
ただ、谷崎の文体などは、日本語で読まないと正当に評価できないはず。


69 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 10:27:15.78 ID:zUUyDz0mi
よく解らんが、
こういうのって翻訳の質によって
だいぶんイメージが変わらないか?

特に表現力なんて
日本語版と向こうの言葉ではニュアンスが違ってくるだろうし


90 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 10:45:44.59 ID:ohqFR0+A0 [2/2]
>>69
サイデンステッカーの訳は上質。
船場言葉を意識して南部白人上流階級の社会方言を当てるとか
かなり丁寧にやってる。


121 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:15:21.60 ID:SEWWdGwS0 [2/8]
そういや安部公房も候補だったんだっけ
それは分かる気がする。谷崎とは違う意味で外人受けしそう


132 名前:名無しさん@恐縮です[age] 投稿日:2011/09/15(木) 11:24:54.20 ID:BF6448Li0 [6/10]
>>121 候補一覧です 
 ×谷崎潤一郎 ○川端康成 ×三島由紀夫 ×安部公房
 ×井上靖 ×遠藤周作 ×開高健 ○大江健三郎 ?村上春樹



135 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:27:20.90 ID:SEWWdGwS0 [3/8]
>>132
遠藤周作もか。そういや「沈黙」がスコセッシで映画化とか言ってたのは
どうなったのか。このところ村上春樹は毎年名前は出されてるね


145 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:33:16.06 ID:Hvqx31LDO
この年の受賞者誰?谷崎の文章表現力の巧さは相当だと思うが





146 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:33:31.14 ID:wFA5FLBl0
川端より谷崎が劣るとはどうしても思えないんだが^^;


149 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:34:26.25 ID:SEWWdGwS0 [6/8]
>>146
運とかタイミングとか。他の国との兼ね合いとか色々あるだろうしね


195 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 12:46:17.93 ID:RFWcJ6mw0 [1/2]
川端と大江より谷崎・三島のほうが海外にウケそうな感じするけどな
映像化したときに映えるのも後者だし


153 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 11:40:20.13 ID:DRJe5/xV0 [3/5]
文学好きって作家の人生とか交友関係とか人物自体に興味あるもんなの?
オレは文学でも絵でも音楽でも背景にまったく興味ないんだが


157 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:46:21.56 ID:3SB+eHcL0 [6/11]
>>153
俺も作者自体にはそれほど興味がないけど、「サマセット・モームは英国の諜報機関で
働いていたプロフェッショナルなスパイだった」とか聞くと、俄然興味がわいてしまうなw


159 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 11:48:25.60 ID:PvWBsCIh0 [5/5]
>>153
遠藤周作の交友関係はおもしろいですおw


160 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 11:53:15.32 ID:J57KQih7O
>>153
作家の人生を知ってから読むと深みが増したり違った読み方が出来たりする本もあるんじゃないかな
ヘミングウェイとかJ・ティプトリー・ジュニアとか


213 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 13:08:30.02 ID:Vny3Eanu0
谷崎と芥川の論争って何だったの?


223 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 13:24:25.51 ID:B4y0c5T60 [3/3]
>213
芥川が谷崎の小説を引き合いに出して、小説におけるストーリー(筋立てと表現)が芸術的なものかどうかは疑問で、
筋の面白さが作品の芸術的価値を高めることはないと批評。
谷崎は筋の面白さを除外してしまうのは、小説という形式が持つ特権を捨てることであり、小説そのものを揺るがす
ことだと反論。んで芥川が「文芸的な、余りに文芸的な」っていう再反論で谷崎に対して文芸論を展開。
連載でやりあってたけど、途中で芥川が自殺したので終了。




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227 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 13:33:01.42 ID:naYBAr6d0 [3/4]
>>223
柄谷の批評で読んだなぁ
うろ覚えだけど、議論としては谷崎の方が勝ってたけど
文学界の流れとしては芥川のいった道をたどったという事だったかなぁ…?


232 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 13:37:16.15 ID:DRJe5/xV0 [5/5]
芸術論として文学って難しいよな
芸術的価値と哲学的価値の狭間にある感じが


233 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 13:37:41.17 ID:g/GweEa20 [1/2]
谷崎潤一郎の凄いのは二十代から晩年にかけて半世紀の間コンスタントに傑作を書き続けたところ
漱石・鴎外・芥川・太宰・三島は意外と作家人生が短い
志賀や荷風は晩年小説書かなくなった
川端は谷崎に比肩しうるけどどちらかというと玄人向きだからね



260 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 15:24:57.72 ID:MNFiV3lc0
とりあえず英訳のタイトル「マキオカ・シスターズ」をなんとかせい
直球すぎるわ


304 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 21:08:05.09 ID:YdDvP2k50 [1/3]
サルトルが初来日した時
わざわざ谷崎夫人に会いたいといわれ
あったそうだが そのとき亡き夫潤一郎のことを
色々聞かれたそうだ 私生活では変わったことはありませんでしたかと
聞かれ 咄嗟にいえいたって普通の夫でしたと答えるとそうですかと
やや残念そうな顔をしたとか
だがあとになって変わった所がかなりあった人だっと思い返し
正直に答えればよかったと後悔したとか


368 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 09:34:15.50 ID:hV/hGyWRO
川端康成と谷崎潤一郎のどっちにするか、って言われてたから、今更の話題だな。

川端はナイーブなだけで、構成力テーマすべてにかけて、谷崎の方が大作家に見えるんだけど
日本文学を世界に紹介するような、日本趣味の外人には
川端の方がよく見えたんだろう。


176 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 12:27:34.70 ID:R2zxV/YB0 [2/3]
とっくに忘れ去られた、読まれない間違いだらけのノーベル文学賞受賞者の歴史

サルヴァトーレ・クァジモド シュムエル・アグノン ミゲル・アンヘル・アストゥリアス
ビセンテ・アレイクサンドレ  イヴォ・アンドリッチ
エルフリーデ・イェリネク   ヨハネス・ヴィルヘルム・イェンセン
シグリ・ウンセット   ホセ・エチェガライ・イ・アイサギレ
オデッセアス・エリティス   ルドルフ・クリストフ・オイケン
大江健三郎    ジョズエ・カルドゥッチ
エリク・アクセル・カールフェルト    カール・ギェレルプ
ケルテース・イムレ 高行健
ヤロスラフ・サイフェルト   ネリー・ザックス
ヘンリク・シェンキェヴィチ カール・シュピッテラー
ウォーレ・ショインカ   フランス・エーミル・シランペー
アイザック・バシェヴィス・シンガー   ヴィスワヴァ・シンボルスカ
イオルゴス・セフェリス    カミーロ・ホセ・セラ
ダリオ・フォ ウィンストン・チャーチル  ロジェ・マルタン・デュ・ガール
グラツィア・デレッダ   パブロ・ネルーダ
パウル・フォン・ハイゼ   ヴェルネル・フォン・ハイデンスタム
ゲアハルト・ハウプトマン   ボリス・パステルナーク
クヌート・ハムスン   シェイマス・ヒーニー
フアン・ラモン・ヒメネス
ビョルンスティエルネ・ビョルンソン
イヴァン・ブーニン    アナトール・フランス
シュリ・プリュドム   ヨシフ・ブロツキー
ハシント・ベナベンテ   ハインリヒ・ベル
サン=ジョン・ペルス
パトリック・ホワイト ヘンリク・ポントピダン
ハリー・マーティンソン ナギーブ・マフフーズ
チェスワフ・ミウォシュ  ガブリエラ・ミストラル
フレデリック・ミストラル
テオドール・モムゼン  エウジェーニオ・モンターレ
エイヴィンド・ユーンソン  ペール・ラーゲルクヴィスト
ハルドル・ラクスネス   セルマ・ラーゲルレーヴ   シンクレア・ルイス
ヴワディスワフ・レイモント




181 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 12:36:02.04 ID:L5HvkcNm0 [1/4]
>>176
アナトール・フランスは名前は忘れ去れていないと思う。
駅の名前にもあるし


191 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 12:43:10.75 ID:tb6lnCo40 [1/18]
>>176
チャーチルの第二次世界大戦は一般教養として読んでおかなきゃならん名著だ。

お前は間違いなく読んでないなw


202 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 12:53:21.93 ID:L5HvkcNm0 [3/4]
>>176
あと、そもそも文学といえるのかどうかはわからないないが、
モムゼンは史学科とかでそれなりに読まれているのではないか
もっと早くにきちんとした邦訳が出ればギボンくらいの知名度はあったかと思う。

まあ日本で一番読まれているローマ史は塩婆のものだろうが。


206 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 12:58:49.02 ID:8eBS5auN0
>>176
アストゥリアスの大統領閣下は、ガルシア・マルケスの族長の秋とか、
ラテンアメリカ文学の独裁者物の系譜をかたるうえでは重要だと思うけど


269 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/09/15(木) 17:33:07.83 ID:3SB+eHcL0 [8/11]
逆に「なぜノーベル賞を受賞しなかった!?」と言われる(故人の)大物作家って、
かなり興味があるんだけど、誰がいるのかな。
グレアム・グリーンくらいしか知らない。


282 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 20:05:43.40 ID:p+HoX6NR0 [2/2]
>>269
ソラリスのスタニスワフ・レムだね



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284 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 20:10:00.00 ID:3SB+eHcL0 [11/11]
>>282
同じポーランド人なら、シンボルスカよりもレムに獲って欲しかったなあ。
シンボルスカは2冊しか読んでないけど。


285 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 20:10:54.69 ID:mJKByISF0 [2/2]
レムがありならJ.G.バラードも凄いと思うんだが



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297 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 20:34:38.61 ID:jFy/3bUs0
>>285
レムもバラードもSF作家という偏見で
いくら長生きしても取れなかったと思う





元スレURL:http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1316047602/
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[ 2011/09/25 00:04 ] その他文学 | TB(0) | CM(0)
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