1 名前:
禿の月φ ★[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 05:40:16.38 ID:???P
小説家、宮本輝さんのデビュー作「泥の河」の舞台となった大阪市西区の湊橋南詰で
5日、小説の一節を刻んだ碑の除幕式が行われた。
宮本さんは幼少時に橋の近くに住み、船上生活者の舟が浮かぶ街川を見て育った。
その記憶を文章に残そうと、小説の題材に取り上げたという。
ビルや高速道路の建設ですっかり変わり果てた街を眺めていた宮本さん。
「面影はなくなったが、今もここに立つと小説の主人公が歩いている気がする」
ソース:SANSPO.COM(サンスポ・コム)
http://www.sanspo.com/shakai/news/110605/sha1106052226014-n1.htm画像:宮本輝さんと文学碑
http://www.sanspo.com/shakai/images/110605/sha1106052226014-p1.jpghttp://www.sanspo.com/shakai/images/110605/sha1106052226014-p2.jpg2 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 05:40:36.86 ID:cZA77O7J0
優駿は名作
あと錦繍4 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/06/06(月) 05:47:19.33 ID:jAgiQp7o0
宮本さん いいね またあの懐かしい屈託の無い明るい時代の
小説をお願いしたいね
5 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 05:49:17.00 ID:9TQqn/Yv0
ある日突然、スィーツ系に走った作家
道頓堀川とかは好きだけど・・・
7 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 05:53:32.08 ID:CKkrzQuu0
避暑地の猫で抜いた47 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 16:50:29.47 ID:a34kGjR40 [1/4]
最近宮元輝沢山新作かいてるな
ところで宮元輝の母校ということでしか価値がないと思われる大学で
くだらないいじめで自殺が起きたことをどう思ってるんだろうか。なんかコラムとか書いたんかな。
>>7
なんであの小説あそこまでえろいんだろうな
8 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 05:54:47.91 ID:ha8rB6Sc0
初期の作品にいいものが多いよ
河三部作
錦繍
青が散る
流転の海
16 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 06:51:09.25 ID:RlGEDPWH0 [1/4]
こいつ、初期の短編もすごいよな
「五千回の生死」最高
30 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/06/06(月) 08:22:49.27 ID:LpfjC+IiO [1/3]
>>16
短編は本当にいいものが多いね。「星々の悲しみ」盗んだ絵を返しに行く話、あれは素晴らしい。
「青が散る」で最後の夏子の告白を聞いたとき、若い男としてあれほど辛い場面があるだろうかと、読んでて脂汗が出てきたよ。
34 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 08:59:54.13 ID:LKL92/7P0
>>30
あれは名セリフだな
自分が被害者にも加害者にもなって頭の中でリフレインしたことあるな
27 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/06/06(月) 08:14:23.47 ID:VMHoj3F00
螢川の美しさは例えようがない。
創価だったと後に知って複雑だったが、いいものはいい。
44 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 12:55:27.09 ID:tsMzl/aMO
ここ10年くらい?の作品は読む気もないし手に取ろうとも思わない
このスレで題名が上がってるのも昔の作品ばかり
でもそれらの作品はマジで良いよな
今でも読み返す価値がある
67 名前:
名無しさん@恐縮です [sage] 投稿日:2011/06/06(月) 22:29:13.33 ID:LOLMHUF/0 [2/2]
宮本輝は波乱万丈の人生送ってきたから宗教に行くのもしょうがない気がするな。
豪快な父ばかりがクローズアップされるが、
母もキッチンドランカーになって線路を歩いたんだっけ?
しかも本人は不安神経症を発症、芥川賞取った後には結核にもなったし。
これで個人で乗り切れってのも酷な気がする。
信教の自由があるから、どの宗教を信じようが俺が口出しすることじゃないし。
71 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 00:10:30.93 ID:3R3VHn310
90年代前半にネスカフェの「違いがわかる男」CMに出てたよね
一種の極限状態にあるような人間を書くのがうまいと思うんだが、
日本人女がヨーロッパに出かけて行く小説書き始めてから
読まなくなったな。
77 名前:
名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 05:04:43.25 ID:Gd4096BmO
泥の河は書き出しが圧倒的
人間は描けるが女を分かってない宮本輝と言われてたが、最近はどうなんだろ
78 名前:
名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/06/07(火) 07:30:31.62 ID:CvPsDhNHO
>>77
書き出しについては、やっぱあの人は、かなり藤村を意識してるよ。
作品で言えば、藤村の「夜明け前」が、民衆における明治維新や王政復古とはなんだったのか、
を問うた大スケール作品ならば「流転の海」は、庶民にとっての戦後とは何を意味するのか、を追及してる作品。
歴史の荒波にもがき生きる人間の宿命。これが共通のテーマ。
元スレURL:http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1307306416/
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良かったわー。