1 名前:
銀河φ ★[] 投稿日:2011/09/15(木) 14:15:40.99 ID:???0
有川版コロボックルに意欲 原作者からバトンタッチ
「すごく光栄。だけど正直、プレッシャーでつぶれそうですよ」。
小人の世界を描いた名作ファンタジー「コロボックル物語」シリーズが、
「図書館戦争」などで知られる人気作家・有川浩さん=宝塚市=により書き継がれることになった。
原作者の児童文学作家・佐藤さとるさんから“指名”を受け、異例のバトンタッチが実現。
子どもの頃から大好きだった物語の執筆に挑む有川さんに心境を聞いた。
シリーズ第1話「だれも知らない小さな国」は当初私家版として作られ、1959年に講談社から刊行。
「ぼく(せいたかさん)」と伝説の小人コロボックルの友情物語は、
「豆つぶほどの小さないぬ」「星からおちた小さな人」などの続編を生み、50年を経てなお読み継がれている。
有川さんも小学生時代、毎日コロボックルへの「お供え」を置いて眠ったという愛読者の一人。
その魅力について「佐藤さんは全ての子どもたちに『トモダチ』を作ってくれた。
平成になっても次の元号になっても、その時代の子に寄り添ったコロボックルがいるはず。
『過去の名作』という箱に入れてはいけない作品なんです」と話す。
(>>2以降へ続く)
「コロボックル物語」シリーズの本を手にする有川浩さん。
「コロボックルは一生、読み返せる本。私も子ども向けに書くことはしない」
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/Images/04469456.jpg=宝塚市梅野町、宝塚ホテル(撮影・大山伸一郎)
■ソース:神戸新聞 (2011/09/15 11:20)
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0004469455.shtml2 名前:
銀河φ ★[] 投稿日:2011/09/15(木) 14:16:01.19 ID:???0
(>>1の続き)
執筆を引き継ぐことになったのは、7月に行われた佐藤さんとの対談がきっかけ
(講談社「IN★POCKET」8月号に掲載)。
誰でもコロボックル物語を書けるようにオープンエンドにしたと佐藤さんが語った後、
有川さんに「ぜひ試みてほしい」と依頼した。
「拒否権はありませんよ。コロボックルを読んでいなければ作家になってなかったというほど、大きな影響を受けた。
佐藤さんと(挿絵の)村上勉さんは、私たち世代を育ててくれた2人。ご恩を返すなら今のタイミングしかないですから」
とはいえ、累計250万部を超す大人気シリーズだけに責任重大だ。
「百人百様の思い入れがあるから、全読者を見据えることなんてできない。
佐藤さんと村上さんの2人だけに向けて書くつもり」。有川版コロボックルの絵も村上さんが描く予定。
「佐藤さんの作ったキャラクターを私が動かすことはできないし、したくない。
作品というより一つの概念、コロボックルという種族を受け継いだと考えています」
事前にプロットを立てずに書く“ライブ派作家”ゆえ、舞台や内容は一切未定だが、来年中には執筆に取り掛かるという。
「ペリー・ローダン(世界最長のSF小説シリーズ)のように、作者が代わりながらずっと書き継いでいければ。
重いバトンを託されたけれど、コロボックルに夢中だった頃の感覚を信じて書くしかないですね」
(平松正子)
佐藤さとるWEB
http://satoru-web.kids-book.info/有川日記
http://blogs.yahoo.co.jp/f15eagledj0812コロボックル物語
http://blogs.yahoo.co.jp/f15eagledj0812/5533370.html