1 名前:
ツシマヤマネコ(福岡県)[] 投稿日:2012/09/09(日) 18:30:05.30 ID:D5OhiCDO0 [1/4] ?PLT(13131) ポイント特典
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書店数減少歯止めかからず… 挑戦する街の本屋さん、生き残りの道は
出版市場の縮小やネット書店の台頭で淘汰(とうた)の波にさらされる街の書店が、生き残りの道を模索している。
ネット全盛時代に、いかにして足を運びたくなる魅力的な空間をつくるか-。個性的な試みを始めた書店を訪ねてみると、「複合」と「特化」というキーワードが浮かんできた。
東京・下北沢駅南口のビル2階。今年7月にオープンした「B&B」は、「Book&Beer」という名の通り、ビールやワインを片手に本をじっくり選べる書店だ。
入り口の左手にはバーカウンターがあり、抑えめの照明がアンティーク調の家具類を引き立てる。
「駅前にあって、空いた時間にふらっと立ち寄ると本との思わぬ出合いが待っている…そんな小規模書店の経営が今厳しい。ならば自分で成り立つ方法をつくりたい」。
ブックコーディネーターの内沼晋太郎さん(32)が、本屋大賞の運営に携わる「博報堂ケトル」と共同でプロデュースした。
約100平方メートルほどの店内に、内沼さんが抱く街の書店の理想が、したたかな戦略のもとに具現化されている。
週刊誌や人気コミックの最新刊などの売れ筋はきっちり押さえる。
一方で本の形態やジャンルにとらわれず、意味のつながりをもとに小説や学術書、写真集、絵本、雑貨などを雑多に置く「文脈棚」を設け、本との偶然の出合いを演出する。
凝った選書にかかるコストは利益率の高いドリンク類の販売で補う仕組みだ。
著者参加の有料トークイベント(1500円程度)を毎晩開くなど、集客にも余念がない。
(中略)
>>2以降へつづく
2 名前:
ツシマヤマネコ(福岡県)[] 投稿日:2012/09/09(日) 18:30:45.62 ID:D5OhiCDO0 [2/4] ?PLT(13131)
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>>1のつづき
改革は「本の街」でも進む。
東京・神田神保町では、創業120年の老舗、東京堂書店が今年3月、神田神保町店をカフェを併設した新業態店にリニューアル。
道をはさんだ「ふくろう店」は4月、バッグや靴、雑貨などを併売する女性向けの書店「Chez・moi(シェ・モワ)」に生まれ変わった。
実用書や料理本を充実させ、女性誌の付録を陳列するなど見せ方にも工夫を凝らす。
カフェを併設した複合型で集客増を図る一方、ターゲットを女性に特化することで個性を打ち出す。
改装効果は、両店合わせて女性客の割合が1割ほど増えたことに現れている。
「シェ・モワ」は仏語で「わたしのおうち」といった意味。神田神保町店の深谷保之店長(56)は言う。
「(わが家のように)居心地がよくて長時間滞在したくなる。そんな雰囲気づくりが今まで以上に求められている」
書店の調査を手がけるアルメディア(東京)によると、全国の書店数は1万4696店(5月1日現在)。
昨年同月の1万5061店から365店減り、平成9年の2万2279店をピークに、減少に歯止めがかからない。
一方で売り場面積は増加傾向にあり、豊富な品ぞろえを誇る大型書店が増えていることがうかがえる。
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