1 名前:
やるっきゃ騎士φ ★[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 08:59:40.11 ID:???
ソースは
http://japan.cnet.com/news/service/35018786/「出版業界のプレーヤーみんなで、日本に読書のトレンドを取り戻したい。
それが楽天の掲げる『読書革命』」――楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は
7月2日に開催された発表会で、同社の子会社であるKoboが展開する電子書籍事業について
このように語った。
既報のとおり、楽天は、電子書籍端末「kobo Touch」の予約を同日より開始した。
http://japan.cnet.com/news/service/35018774/価格は7980円。コンテンツは7月19日から配信する。
kobo TouchはE Inkの電子ペーパー「Pearl」ディスプレイを採用する。
サイズは高さ165mm×幅114mm×厚さ10mm。
内蔵メモリ容量は約2Gバイトで、うち約1Gバイトほどにコンテンツを保存できる。
連続駆動時間は約1カ月。利用できるフォントは11種類。
日本語フォントにはモリサワフォントを採用している。
カラーはブルー、ライラック、シルバー、ブラックの4種類をラインアップ。
Facebookで読書の感想などを共有できるソーシャルリーディング機能を備えるほか、
どこまで読んだかの情報をクラウド上にアップロードし、ほかの端末でも続きから読書できる
機能なども近日中に提供する予定だという。さらに、先日出資を発表したPinterestについても
連携を検討するという。
Wi-Fiを搭載しており、ワイヤレスでコンテンツストアの「kobo イーブックストア」に接続し、
購入が可能。コンテンツのフォーマットは「EPUB 3.0」を採用した。イーブックストアは
日本語以外の言語を含めて約240万冊をラインアップ。日本語のコンテンツについては、
今後150万冊まで拡充していく。
英語版については、PCのほか、iOSやAndroidでの閲覧が可能だが、日本語版については、
今後提供していく予定。
■電子書籍で出版の文化的、経済的発展目指す
Koboは2009年にカナダで設立され、これまで190カ国、900万人に電子書籍サービスを
提供してきた。1月に楽天が買収し、同社の子会社となっている。
三木谷氏は、日本で進む読書離れについて、「ある意味で国家的な危機ではないか」とコメント。
日本の出版の文化的、経済的な発展を目指して電子書籍事業に参入したと説明。
米国での調査でも、1年間に読む本の数は減少傾向にあったが、電子書籍の登場によって
その数が増加していると説明した。
kobo Touchの7980円という価格設定は、ほかの端末と比較すると安価なものになっている。
これついては、「我々は収益性を重要だと思っているが、端末で大幅な利益を上げるのでなく、
まずはマーケット拡大が重要」(三木谷氏)とした。
■消費税については「ルールに従うのみ」
Koboは現在日本法人は持たず、カナダに本社を置いている。
コンテンツストアについてもカナダからサービスを提供する形であるため、楽天では
Koboのサービスに消費税を上乗せしないという。
説明会ではこれに対して、「国内事業者やユーザーから反発があるのではないか」といった
質問が寄せられた。
これに対して三木谷氏は、あくまでKoboはカナダの企業であると強調。
「納税義務がないものに対して集める訳にはいかない。ルールに従うのみ」(同氏)とした。
-以上です-