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映画『苦役列車』を酷評した原作者の西村賢太が舞台あいさつに登場 監督と言葉交わさず  

1 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 13:12:09.84 ID:???0
映画「苦役列車」を酷評した原作・西村賢太が舞台あいさつに登場

 芥川賞を受賞した西村賢太氏の同名小説を映画化した「苦役列車」が14日、全国で封切られ、
西村をはじめ、主演の森山未來、共演の高良健吾、AKB48の前田敦子らが都内で初日舞台あいさつに立った。

 三畳一間に住み、日雇い労働にすがる19歳の青年役に森山を迎え、
実力派の高良と、映画オリジナルのヒロインを演じる前田が脇を固める本作。
「天然コケッコー」「マイ・バック・ページ」などを手掛けた山下敦弘監督がメガホンをとった。

 これまで西村氏は完成した映画を酷評しており、舞台あいさつでもその言動に注目が集まったが、
この日は「ご覧いただき、ありがとうございます。小説家として終わりかけたときに執筆した思い入れのある作品。
妙に図々しさとしぶとさがある小説なので、その部分に皆さんが共鳴してもらえたら、こんなにうれしいことはない」と
観客への感謝に終始。それでも山下監督と言葉を交わすことはなかった。

 山下監督は「毎日、日替わりでおもしろい人がやってくる、まるでイベントのような現場だった」と
多彩なキャストが集結した現場を振り返っていた。

 主演の森山は「昨日、急に十二指腸あたりが痛くなって、まさかの『体調不良で舞台あいさつ欠席』になるところだった」と、
同じ日に公開初日を迎えた「ヘルタースケルター」に主演する沢尻エリカを連想させる第一声で客席の笑いを誘った。
また、先日21歳になった前田は「ぜひ、同世代の人たちに見てほしい」とアピールしていた。

『苦役列車』公開中
取材・文・写真:内田 涼

(左から)山下敦弘監督、前田敦子、森山未來、高良健吾、マキタスポーツ、西村賢太
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120717-051105-1-L.jpg

■ソース:YOMIURI ONLINE (2012年7月17日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/cnews/20120717-OYT8T00650.htm

『苦役列車』公式サイト
http://www.kueki.jp/index.html


2 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 13:12:24.99 ID:???0
西村賢太のネガキャンは炎上マーケティングか、本気か

 ついに封切られた、山下敦広監督の映画『苦役列車』。
公開前から原作者・西村賢太の「どうしようもなくつまらない映画」といった“酷評ぶり”が話題を呼んでいたが、
公開初日の舞台挨拶では「こうして映画になって、とても嬉しく思っています」と発言。
ネット上では「(酷評は)炎上マーケティングを狙っているのでは?」というような意見も飛び交っている。
果たして、西村の真意はどこにあるのだろうか?

 現在発売中の「新潮」8月号に掲載されている山下監督との対談では、
冒頭からR-15指定であることに不満を漏らすという穏やかでない雰囲気でスタート。
西村本人がモデルとなっている主人公・貫多を演じる森山未來が関西出身であることにも触れ、
「台詞回しが僕の考える貫多とは違いました」とバッサリ。
たしかに貫多は「嫌味なくらい東京人であることに誇りを持って」おり、そこにプライドが集約している人物。
映画でも貫多が喋る江戸弁のニュアンスを大事にしてほしかったようだ。

 西村の批判は続く。準備稿の台本では「小説を書きたいんですよね」となっていた台詞が、
映画では「なんか書きたいんですよね」に変更されていたこと。
康子が貫多に貸す本をマニアックなものにしてほしかったこと。
さらに、風俗のシーンに対しても「あの頃は口でのサービスはなかったですよ」とチクリ。
実に細かなところまでチェックしていることがわかる。
一方で、原作にはない康子という人物を演じる前田敦子については、
「人気アイドルが演じることでの集客効果ということを除けば、
オリジナルキャストはいらなかったんじゃないかと僕は思います」と、
“客寄せパンダ”としては容認しているよう。

(>>3以降へ続く)

ダ・ヴィンチ電子ナビ 2012年07月17日(火) 11:30
http://ddnavi.com/news/71996/


3 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 13:12:37.30 ID:???0
(>>2の続き)

 こうして見ていくと、「週刊現代」で行われた六角精児との対談で西村本人が述べているように、
「あちこちでネガティブ・キャンペーンをはっていて、そのほうが宣伝になるといういやらしい考えもあるのですが、
原作者が褒めてはダメだと思うんです」というのが本音のように思える。
しかし、前出の山下監督との対談では、“宣伝のため”とは言い切れない感情を爆発させる場面がある。
西村がプレスでは好意的だった態度を一変させたことに、山下監督が「正直腹立たしく感じました」と意見をぶつけた際の返答だ。

 「原作者は、見てつまらなかった映画をどこまでも褒めなきゃいけないとでもいうんですか?
それこそ僕としてはよほど腹立たしい。(中略)讃辞だけを聞きたければ、自主制作で仲間うちのみでの上映にすればいい」

 大手芸能事務所に所属することからもわかるように、タレント性の高さに人気が集まる西村。
しかし作家としては、近年ではめずらしいほどの無頼派だ。
映画『苦役列車』をめぐる一連の酷評は、炎上という姑息なマーケティングを狙ったというよりも、
自作にこだわりを持つ作家としての一面が露わになった騒動といえるのではないだろうか。

(了)



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9 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 13:19:49.45 ID:w/o9b0PJ0
自伝的小説を改悪されたら腹立つだろ


10 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 13:20:22.32 ID:JiQulKxn0 [1/2]
原作者がまったく宣伝に協力しないよりはぜんぜんいいと思うんだがな。
しかしキャスティングが日和りすぎだなあ。
こんなの劇場に見に行くやついるのか?


322 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 16:58:01.52 ID:4I/CajRK0 [1/2]
>>10
本人がテレビでまくってるもんな
舞台挨拶にも作家が出てくるって、考えてみれば少ないことだし
話題性はあるし、ありがたい話だな

しかし森山未來の時点で自分は違和感がある
線が細すぎる…みんなはこれでいいのか?


12 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 13:21:21.85 ID:bTNRYV5H0
原作面白いのにな
映画の宣伝みたらあの雰囲気のかけらもなく
なんか明るい青春映画風になってた


20 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 13:25:27.11 ID:XMGhKVic0
監督や脚本家、役者のフィルターが掛かっちゃうんだから思い通りにならないのは仕方がないよな


27 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 13:30:03.09 ID:chYRlXMg0 [1/4]
別にこれで何の問題もない
原作者でつまらなかったならそのまま言えばいい
つまんないのに変におべっか使うほうが人間的にゲスだわ


28 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 13:30:45.91 ID:iv1htVDX0 [1/2]
こういうの言ってもらえるうちが華だよな


33 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 13:32:12.13 ID:JiQulKxn0 [2/2]
映画より原作者の日記読んでる方が数倍おもしろい。

http://hon.bunshun.jp/category/ichi-shishosetsukaki-nichijo


118 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 13:59:48.49 ID:q22Xp+7kO
この人受賞してすぐに『柏木さん』なら。と言ってた。まさか顔面センターを捩込まれるとか


172 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 14:23:44.78 ID:ev636Ipe0
褒めればステマ
批判したら炎上マーケティング

なんでも疑ってかかってしまう風潮
日本やばいよ


183 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 14:27:22.65 ID:vY9qeTtA0
原作者と映画監督の衝突は、しかたかがない
アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリック
高橋留美子と押井守もぶつかっている

原作者は、方法論が異なる監督に企画を渡したら、いっさい期待しちゃダメだよね


234 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 14:59:01.71 ID:Ey9D7f1N0 [1/5]
西村は子供がそんまま大人になった感じでオモロイ。


374 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 18:33:16.72 ID:tvZLVLex0
この人の本から話筋借りても別に面白くなくね?
面白いのはリズムよく撃ち出される暴言の数々とか
頻出する変な言い回しとかだろ
文体が面白いのに、文体で勝負できない映画にしてもなー


394 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2012/07/17(火) 19:28:20.52 ID:PfL4szFO0
俺の好きな小説がクソなドラマに変えられて、なのに原作者が絶賛してたときはかなりへこんだな
大人の事情があるのは知ってるけどさ



410 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 19:57:16.66 ID:FKlCGnXQ0
>>394
よくあるよな
原作のいいところとか、大事な場面を省略しちゃったりとかな
何でこの女が急に主人公に好意持つようなことになってんの?とか疑問だらけになる


396 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 19:35:11.13 ID:lggpffl3O
三島由紀夫もある自作の映画化を見て「考えうるかぎり愚劣極まりない駄作」
みたいなボロクソの論評をしてたな。
しかし市川昆の炎上(金閣寺)なんかは素直に褒めてたから、
作家には自分なりに譲れない線があるんだろう。


437 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2012/07/17(火) 20:23:19.61 ID:WU6VFek90 [1/3]
普通は原作者なんかが舞台には立たないだろ
宣伝の片棒まで担がされて大変ですね






元スレURL:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1342498329/
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[ 2012/07/19 18:33 ] その他文学 | TB(0) | CM(4)
亀頭みたいな頭だもん、そりゃあ原作者は怒るさ

というか、キューブリックとクラークって、宇宙への旅?あれは映画もなかなかのできだったけどね
[ 2012/07/19 20:05 ] [ 編集 ]
※1クラークとキューブリックの衝突は、「映画の見方が分かる本」によると、キューブリックが宇宙の旅の小説版の出版を遅らせたりしたことだと思う。キューブリックは完璧に映画製作をコントロールしてたみたいだから、他にも色々反感を買ってたんかね。

こういった監督と原作者の衝突は「模倣犯」以来なのかな?
三島由紀夫がキレた映画が気になった、なんだろう?
[ 2012/07/19 21:15 ] [ 編集 ]
まぁ映画化された内容が気に入らなかったら、この人のように言いたいことを言いまくるか、「インシテミル」の時の米澤穂信のようにひたすら無視を決め込むかでしょうね。
[ 2012/07/19 22:20 ] [ 編集 ]
キャスティングは誰それを出すって前提でスポンサーが金出す面が多々あるから仕方ないよ
もしくは誰それ主演で映画を撮るから、そのクラスに合う原作どこからか引っ張って来い、とか。
[ 2012/07/21 16:15 ] [ 編集 ]
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