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宗教がテーマでおすすめのSF小説  

846 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2012/12/06(木) 09:54:56.85
宗教がテーマでおすすめのSF小説はありますか?
キリスト教倫理の解釈に一番関心がありますが、
一応、他の多神教や信仰一般の問題にも興味があります。
そういった事情で、出来れば英米SFが良いです。
最近読んで一番感銘を受けたこのジャンルのものは『黙示録3174年』です。
手元にあって未読なのはムアコックの『Behold the man』です。

よろしくお願いいたします。




黙示録3174年 (創元SF文庫)黙示録3174年 (創元SF文庫)
(1971/09)
ウォルター・M・ミラー・ジュニア

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849 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 11:21:48.34
ウェルズの「ダイナモの神」は必読


851 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 11:25:37.88
>> 846

倫理かあ。

オメラスから歩み去る人々 UKル・グイン
死者の代弁者 OSカード

なんてどうですか?キリスト教とモルモン教がベースかな。



死者の代弁者〈上〉死者の代弁者〈上〉
(1990/09)
オースン・スコット・カード

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847 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 10:09:35.61
宗教テーマなら、ジャンルって言っていいほどあるよね。
太陽神降臨とか、砂の惑星とか、百億の昼と千億の夜とかハイペリオンだとか



百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)
(2010/04/05)
光瀬 龍

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848 名前:846[] 投稿日:2012/12/06(木) 10:55:24.51
>>847
うーん、確かにそうですね…
『太陽神降臨』は面白かったです(恐かったと言いますか…)
宗教というよりは異文化交流、みたいな?
『デューン』は第1巻以降読んでないです(SFファン失格ですね)
『ハイペリオン』は物語の作りそのものにやっぱり目が行ってしまうので、
どうしてもテーマは拾いにくくなってしまう気がします

では、完全に絞ります(後出しですみません)
英米SFで、キリスト教を題材にしているものでオススメがあればお願いします



太陽神降臨 (1978年) (ハヤカワ文庫―SF)太陽神降臨 (1978年) (ハヤカワ文庫―SF)
(1978/02)
フィリップ・ホセ・ファーマー

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853 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 11:57:21.11
>>848
ブリッシュ「悪魔の星」(異星を舞台にしたキリスト教神学論争)
ムアコック「この人を見よ」(イエスを見に行く話)
ミラーJR[黙示録3174年」(文明崩壊後にキリスト教会が文明を再興しようとする)
マーティン「龍と十字架の道」(キリスト教が宇宙に広がった未来の話)



悪魔の星 (創元SF文庫)悪魔の星 (創元SF文庫)
(1967/07)
ジェイムズ・ブリッシュ

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855 名前:853[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 13:38:42.80
すまん、最初のレス見てなかった。
ミラーは既読で、ムアコックは原書持ってるのね。

あと思い出したのはシルヴァーバーグの「ヴァチカンからの吉報」とか。
ロボット枢機卿が出てくる爆笑SF。


854 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 13:14:09.49
>>846
「インフェルノ SF地獄篇」ニーブン&パーネル
元ネタのダンテの神曲もSFと言えないことはないね。
機会があったら地獄篇だけでも読んでみたら面白いと思う。


インフェルノ SF地獄篇 (創元推理文庫 654-3)


856 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 14:49:17.06
シマックの「法皇計画」とか思い出したが
俺がもう内容を完全に忘れてるな…

あと、アメリカの小説に一定数含まれてるんだけど
まったく別な小説なのに中の人がキリスト教の人で思想が漏れでて
キリスト教臭い小説ならけっこうあったり…
ゼナ・ヘンダースンとか…デニス・ダンヴァーズもなんかそんなだったなぁ…
SFと混ざるとなんかサイエントロジー的なうさんくささになんのよね、どれも


857 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 18:49:59.98
信じられないことに、あのラファティはカトリック信者www
アメリカじゃカトリック臭いと言われることもあるそうだ。
日本人の感覚じゃ絶対分からない。

ただし傑作短編「夢」はカトリックそのものだった。
それ以外はよく分からんwww


858 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 18:52:06.18
あとキリスト教とSFの融合なら、
ジーン・ウルフの≪新しい太陽の書≫5部作もそうだ。

あれはキリスト教的な臭みが抜けてて、
最高に面白かった。



拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)
(2008/04/23)
ジーン・ウルフ

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862 名前:846=848[] 投稿日:2012/12/06(木) 19:15:09.53
>>857
そうみたいですよねー
何でしょう、世界認識とかだとSFではひっくり返されていて
キリスト教的なものが見えにくくなりますから、
モチーフのレベルなんでしょうかね?
持ってませんが、『悪魔は死んだ』なんかはタイトルそのものがアレですけどw
(しかし、ラファティの長編は邦訳の方が原書よりよっぽど手に入りやすくなって来ましたね)

>>858
お恥ずかしながら、第1巻の半ばで中断したままだったのです…。
しかし、お話を伺うに、
護教的でも敵対的でもない形でキリスト教とSFの融合を果たしているんですか!
これは読まねばならないという気概が湧いてきました…
ありがとうございます!


867 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 22:38:35.09
大事なのを忘れてた。>>862
ディックの「アルベマス」「ヴァリス」「聖なる侵入」「ティモシー・アーチャーの転生」

キリスト教をほぼ超越したヴァリス教を創作しちゃってるわけだが、
ベースにあるのはキリスト教だし、神学に関する議論の深さは半端ない。
これを外したら・・・っていうぐらいの神学・宗教SFのど真ん中なので必読



ヴァリス (創元推理文庫)ヴァリス (創元推理文庫)
(1990/06)
フィリップ・K・ディック

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863 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/12/06(木) 19:18:42.87
ルイスの マラカンドラ ペレランドラ サルカンドラ
キリスト教臭いがSFと言っていいのかどうか…



沈黙の惑星を離れて―マラカンドラ 火星編 (別世界物語)沈黙の惑星を離れて―マラカンドラ 火星編 (別世界物語)
(2001/11)
C.S. ルイス

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元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/sf/1340542974/
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[ 2013/07/29 06:12 ] SF | TB(0) | CM(3)
海外SFばっかだな。

山本弘「神は沈黙せず」
[ 2013/07/30 07:31 ] [ 編集 ]
リクが英米SFですし
[ 2013/07/31 22:01 ] [ 編集 ]
カードは 
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死者の代弁者(ピギーキモかわいい、なんか宗教チックだけど面白いな)

ゼノサイド(ファッ?)

だったわ 20年ぐらい経った現在でも好きなシリーズなんだけどね、来年映画も公開されるし
[ 2013/08/14 04:31 ] [ 編集 ]
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