557 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 17:59:38.20 ID:0fr0hQas
スパイ小説が読みたいのだけどいいのないかな?
007みたいなのの方がいい。
リアル志向と言われるル・カレはあまり合わなかったから。
(『寒い国から帰ってきたスパイ』は良かったけど『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』は途中で挫折した)
できるだけ最近の、まだシリーズが進んでない奴がいい。長いシリーズを読むのは難しいし。
よろしくお願いします。
558 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 20:39:16.32 ID:E+1G3Ppy
ロバート・リテル「スリーパーにシグナルを送れ」
スリーパーにシグナルを送れ (新潮文庫)559 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/04(金) 00:24:51.08 ID:dE9QY6Ni
>>557
「サトリ」
561 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/04(金) 01:57:28.73 ID:JLSn1b7t
>>557
ジェフリー・ディーヴァー「007 白紙委任状」
562 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/04(金) 11:13:24.11 ID:5gJGwd1x [1/2]
大昔ル・カレやレン・デイトンに比べ ジョン・ガードナーは一段落ちると何かの後書きで読んで
(おそらく村上博基か、生井なんとか)何となく刷り込まれ遠慮していたけど
ジョン・ガードナーの三部作「裏切りのノストラダムス」「ベルリン二つの貌」「沈黙の犬たち」(創元推理文庫)
・・・こりゃあ少なくとも大傑作じゃないか
正月、ノストラダムスから読み始めて・・・これはオカルトでも何でもなくWW2ドイツ宣伝省が現実に「ヒトラーの勝利は予言されていた」と
大衆プロパガンダを開始した以上、英国心理作戦部門もフランスに諜報員を潜入させ逆プロパガンダの道筋を立てる話だけど
「ドイツ占領下のフランス潜入」という時点で、「仏人協力者がじつはドイツに取り込まれているんじゃないか」という疑心暗鬼の元
つねにあらゆる選択肢を想定して、潜入作戦を行う英国諜報部のパラノイアな思考がリアルで面白かった
こりゃあ確かに日本海軍がたかだか10万の有限乱数表、ドイツ軍が一億程度の機械式暗号を
「擬似無限乱数だから有限時間で解けない」とたかをくくったところ、機械の力かマンパワーで短期間で解いてしまった
アングロサクソンの思考とはこういうものだなーというのが冷戦スパイ小説の醍醐味
かつ二重スパイ、三重スパイ、四重スパイという被害妄想からありもしないスパイの幻影をみてしまうのも英米諜報機関ならでは
563 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/04(金) 11:18:23.12 ID:5gJGwd1x [2/2]
>557
というわけで、ジョン・ガードナーの新ジェイムズボンドシリーズ「スペクターの逆襲」以降
実力作家の手遊びを推薦する
ブロスナンの007映画、消されたライセンスと、ゴールデンアイのノベライズも担当しているからまあ
これがダメなら北杜夫「怪盗ジバコ/007出撃す」あたりから
スペクターの逆襲 (文春文庫 (275‐45))565 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2013/01/04(金) 12:58:05.02 ID:Ab+BFon4
>>557
「アバランチエクスプレス」コリン・フォーブス
小難しさは皆無でただひたすら豪快なスパイアクション。
アバランチ・エクスプレス (1983年) (ハヤカワ文庫―NV)元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1319962443/
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