194 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 13:04:53.73 ID:wdwByev1
純文系の雑誌って売れてるの?
さすがに芥川賞クラスは売れるとしても、学校のセンセイくらすかな買うとしたら
196 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 14:47:21.96 ID:fTXK4RiF [1/2]
全然売れてないよ
赤字覚悟で出してる
そのくせエンタメを馬鹿にしてるという
197 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 14:58:33.58 ID:SkedQ4u4
しろーとにゃあ解らんのだが、赤字覚悟で出す意味あるの? 単に見栄?
馬鹿にされるのは構わんのだが、小難しい本読んで書いて何が楽しいんだか
198 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 16:14:47.70 ID:Zs+/iT2N [1/3]
読者は純文の新作読めて嬉しいし、作家も作品を発表し原稿料もらえて嬉しい
充分に意味あるだろ
199 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 16:24:22.95 ID:8AuWO7tU [2/4]
売上だけ見たらラノベ層からミステリ層なんて同じように言われかねないしなー。
200 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 16:32:29.17 ID:fg1jld9L
すまん、舌足らずだった。
出版社にとってどんな意味があるかということだ。
ボランティアで読者と作者を嬉しがらせるならすぐ傾くぞ201 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 16:40:30.87 ID:8AuWO7tU [3/4]
出版界は航空機と似たようなシステムなんだよ。
ファーストクラスの売上で実質的に飛行機は飛んいるわけだが。
それと同じで一部の大作家の売上が他の数多の無名作家や新人作家を支えているのさ。
202 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 17:01:07.98 ID:8yVHBvmm
小難しい本も出してますよとアピールすることで
出版社の格というか信用を保ってるんだよ。
信用がある方が読者も作家も社員も集まりやすい。
203 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 17:14:41.39 ID:fTXK4RiF [2/2]
ファーストクラスの売り上げで飛んでるとか信じてる馬鹿がまだいたのか
赤字の純文学を出し続けてるのはまあ見栄と格だな
204 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 17:15:01.03 ID:rfCNXoXV
ご説もっともで成程なのだが、オレの本音としては、
ハアっ、そんなことのために? ご苦労なこった、だな
武士は食わねど高楊枝とか、伊達男ちからはなかりけり、とか思い浮かぶぜ。
そりゃ没落していくわけだな。出版界にも明治維新が近いと思う今日この頃
205 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 17:15:30.46 ID:Zs+/iT2N [2/3]
つうか売り上げだけで判断してさっさと干してたら
後進の作家が育ちにくくなって業界も縮小するだろと
スーパーでも売り上げに貢献するのは一部の商品だけ
だからって一万の品数を千個に絞ってその店はやってけるかって話210 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 17:29:33.01 ID:/+VOj/BC [1/7]
>>200
回収スパンが違うんだよ
大衆文学は短期間で大きく売れることで会社経営を支えているけど、下手をすれば数ヶ月で売れなくなる
純文学は、数十年、上手く行けば百年後だって売れる可能性があるし、
部数的にも抑えているから、赤字と言っても深刻なものじゃなく、細々でも売れ続ければ回収されるし、利益も出る
古典文学を出版するのはそれがちゃんと利益になるからさ
短期だけだと自転車操業だから、長期も同時に考える、大きな余裕のある会社は、その二本立てで行くのが一般的なんだよ
ま、今時の純文は、長期的に読まれるタイプは随分減ってるけどねw
それだけ今の業界は、余裕が無くて、自転車操業的にならざるを得ないってわけだ212 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 17:46:08.08 ID:cebPhywX
なるほどな、社会的責任を果たすという大義な目的があるな。
品のない芸術ばかりだと、国として恥ずかしいから。
だから純文もクラシックもちょっとは必要だろう。
しかし、そういう利益の上がらないものは電力とかNHKとか国鉄とか国が先導していくイメージだ。
体力のない大手出版が大義のために犠牲になる必要もなかろう
まして、見栄で文芸雑誌にしがみつくなんぞ、はたから見て痛々しいぞ
214 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 19:04:32.49 ID:/+VOj/BC [2/7]
現状は、純文ともエンタメともつかない中間的な作品で、
短期長期を両方カバーできるような作家作品が望まれている
ミドルレンジ対応みたいな、舞城とか佐藤とかもそういう枠だと思う
純文、エンタメの垣根が、昔ほどはっきりしていないのもあるし、そういうジャンル分けが無意味になって来ているんだろう
芥川賞を獲っても直ぐに消えるヤツはいるし、
例えば、京極夏彦は、何十年後でも読まれている可能性が高いからなぁ、今で言う夢野久作的な立ち位置で
ヨーロッパとかでは純文の作家は文化の担い手として国から補助金もらえるそうだ
その代わり、一定数の作品を発表し続けて、講演会とか朗読会に出席しなきゃならないとか
雑務も結構あるらしいけど
日本では、定着しなさそうな制度だと思った215 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 19:18:35.61 ID:+Wk6r+or
ヨーロッパでの純文補助はまっとうだな。
そうでもしなきゃやってられない。科学とか研究とかといっしょで学問なのさ。
日本でも研究には補助金出すし。
しかしこういう話は、絶滅危惧種の保護と似ている気がする。
本来淘汰されるべきところ、可哀そうだからと言って保護するのは、ある意味、人間の傲慢では?
217 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 19:52:33.15 ID:/+VOj/BC [3/7]
>>215
ちなみに、純文だけでなく、アートよりの映画とか絵画にも補助金がでてたはず
要するに、文化や芸術に対する価値観が日本とは違う
日本という国は実用的な分野にしか金を出さないからね
マンガやアニメに補助金出すという流れも、それらが海外で売れる優良コンテンツだからで、
売れなきゃ見向きもしない
これを良いとするのか悪いとするのか、合理的な経済に則れば当たり前の話なんだが、
文化や芸術ってのは合理や経済とは無関係だからな
でも下手に保護すれば暴利を貪る温床と化す可能性も高いだけに、難しいと思うんだよね
218 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 20:01:29.03 ID:hpQMVIO/ [3/3]
日本も、人間国宝とかに金だしてるけど、それとは違うの?
220 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 20:09:15.40 ID:/+VOj/BC [4/7]
>>218
人間国宝級はほんの一握りで、しかも大成するまでは補助金は貰ってなかったわけでしょ?
誰もが認める実力者にならないと、国は無視しつづけるんだよ
あちらは、芸術に従事する若い人材や、その育成に力を入れている
講演会とか朗読会などに借り出されるのも、高尚な文化を一般に浸透させる意味合いがあるそうだ
芥川賞作家の多和田葉子がどこかで書いてた。ちなみにドイツの話ね
222 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 20:57:13.54 ID:/+VOj/BC [6/7]
ま、話をふっておいてなんだけど、
補助された芸術家が、本当の意味で芸術作品を作れるのかというと、オレは疑問だと思うんだよね
だから良し悪しあるなぁ、と
市場原理に晒されすぎるのも考え物だけど、売れなければのたれ死ぬという危機感も必要だと思う
そこをバランスよく保てる社会制度なり、出版状況なりが整っていれば、
純文がお荷物だとか、エンタメが低俗だとか、そんなしょーもない議論をせずに済むと思うんだわ
まぁ、難しいところだけどねぇ
223 名前:
名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 21:04:01.64 ID:8WCFyqwm
こういうのは資本主義か社会主義かという議論に近いな。
あまり計画的に干渉するより自由競争の方が発展する。
競争世界には野垂れ死にたくないから頑張るというプレッシャーが働くわけで。
ま、そんな高所大局の議論より、オレは楽しい面白いエンタメがあれば満足だけどな
元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1332427042/
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