626 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/10/31(月) 22:46:39.07
アニメの攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELLで最後、肉体を完全に捨ててコンピューター(ネットワーク?)にインストールされた意識としてのみ生きるじゃないですか。
あぁいう設定で、近未来の技術なら可能かもしれないなっていうリアリティのある説明もされていて、人間の意識だの自我だの肉体からの解脱だのについても
より深く掘り下げたようなSF小説あったら教えてください。
627 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/10/31(月) 23:07:32.51
ゴールデンエイジなんていかがですか?
629 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[] 投稿日:2011/11/01(火) 01:17:17.77
>>626
読みにくくてさっぱりわからんかもしれないがグレッグ・イーガンの順列都市も肉体を捨ててネットワークに生きる人々の話が出てきた。
電脳化して苦しみから解放されるどころか、貧乏人はコンピュータのリソースを買えないために処理速度や記憶容量に限界が設けられてしまって「結局生身の時と大差ないじゃん」
というオチがついてた。
631 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 02:15:35.79
>>626
元祖として「ニューロマンサー」。
新しめ?として「ラギット・ガール」。
仮想空間リゾートが舞台のシリーズもの。
1巻の「グラン・ヴァカンス」の方が面白いけど、こっちは廃棄された仮想空間リゾートにいるAI達が主人公。
ただしAIと言っても人間的思考で行動してるので、人として見ても違和感ない。
ラギット・ガールの方は、仮想空間リゾートを作った人間達の物語が中心。
問題は遅筆なのでいつ完結するかわからない点。
あとかなりグロい。
632 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 08:03:37.24
>>626
ロバート・J・ソウヤー「ターミナル・エクスペリメント」
ご希望の内容に割と合致すると思う。
633 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/11/02(水) 21:46:46.12
石原藤夫の惑星シリーズは?
はっきり言ってタイムマシン惑星は読む価値無しだけどw
ハイウェイ惑星―惑星調査艇ヒノシオ号の冒険 (徳間デュアル文庫)634 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/11/02(水) 21:50:27.68
>>626
ジョン・ヴァーリイ「汝、コンピューターの夢」残像収録
アニメより漫画の2巻っぽいけど
残像 (ハヤカワ文庫 SF ウ 9-4)635 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 05:07:33.72
ヴァーリイはいいよね
いまさら専用スレ作って人が集まる作家とも思えないけど短編はもっと読まれてよい
638 名前:
626[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 20:58:39.97
いろいろな小説を紹介してくださり、ありがとうございます。
片っ端から読んでみます。
あと
>、肉体を完全に捨ててコンピューター(ネットワーク?)にインストールされた意識としてのみ生きる
ということが未来において可能なのか、どのような技術を応用すればいいのかを真面目に考察してるような一般書籍、科学書って
ありますか? 小説ではないので、スレチなのは承知してるんですが、別板の別スレで聞いても解答がまったく得られなかったので
こちらで意見を伺いたいです。
640 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 22:31:59.32
>>638
自分は社会学や社会思想の人間なので科学技術の側面はまったくわからず、紹介は他の方に委ねますが、
思想畑においてはアーサー・ケストラーの『機械の中の幽霊』が有名ですね。
643 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/11/04(金) 00:51:55.71
『サイボーグ フェミニズム』ダナ・ハラウェイ
まあ思考実験の堆積だな。希望に沿うか否かは保証しかねる。
820 名前:
名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/12/18(日) 18:26:57.96
>>638
激遅レスで申し訳ないけど、分野的には認知科学。
入門書としては「マインズ・アイ」が有名。
まずは一読を。
参考文献も多数紹介されているので、かなり使える。
元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/sf/1299842017/
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シンギュラリティ物で、火星軌道より内側のすべての原子がそれぞれペンティアム並の処理能力を持つようになり、物理肉体を持つ人類が“旧世代”となり、貨幣や財の代わりに帯域幅が流通する“エコノミクス2.0”がひろまった近未来を描かれています。
まさにこのスレのテーマのためにあるような一品。
小飼弾氏が本書のあとがきと書評を書かれており、激賞されております。
404 Blog Not Found: サイバーパンク2.0、まさかの訳出! - 書評 - アッチェレランド
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51179798.html