1 名前:
うしうしタイフーンφ ★[] 投稿日:2011/08/11(木) 10:41:54.95 ID:???0
★カミュはKGBに暗殺された、イタリア人学者が論文
【8月10日 AFP】1960年に自動車事故により46歳の若さで亡くなったフランスの小説家、
アルベール・カミュ(Albert Camus)は、旧ソ連の秘密警察に暗殺されたのかもしれないとする論文が8日、
イタリアの日刊紙コリエレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)に掲載された。
論文は東欧を専門とするイタリアの学者、ジョバンニ・カテッリ(Giovanni Catelli)氏が執筆したもの。
根拠とするのは、チェコの詩人Jan Zabranaが生前に書き残し、書籍化された日記だ。
問題とされるのは、イタリア語版では削除された箇所。原文は次のように書かれているという。
「わたしは、多くを知り、確かな情報源も持っている男から、非常に奇妙な話を聞いた」
「彼はこう言った。1960年にアルベール・カミュの命を奪った自動車事故は、ソ連のスパイが仕組んだものだと。
特定の速度になるとタイヤをパンクさせる装置を仕掛けて、タイヤを破裂させたそうだ」
カテッリ氏は、「男」とは当時のソ連国家保安委員会(KGB)の関係者であったと見ている。
では、なぜカミュの命が狙われたのか。カテッリ氏は、カミュが1957年にフランスの雑誌に発表した記事が
当時のドミトリー・シェピーロフ(Dmitri Shepilov)ソ連外相を激怒させ、外相本人から殺害指示が出されたと考えている。
記事の中でカミュは、前年のハンガリー動乱でソ連軍を武力介入させる決定を下したとして、
同外相を名指しで非難していた。(続く)
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2819338/7621912続きは>>2-4
2 名前:
うしうしタイフーンφ ★[] 投稿日:2011/08/11(木) 10:42:03.52 ID:???0
>>1の続き
■懐疑論続々
映画「007」を彷彿とさせるこのシナリオには、多くの専門家が首をひねっている。
フランスの哲学者でカミュの伝記を執筆中のミシェル・オンフレ(Michel Onfray)氏は、AFPに、
「そうは思えないね。KGBがカミュを消すとしたら、別のやり方をとるんじゃないかな」と語った。
同氏は、カミュは死亡時、クリスマス休暇を家族とパリ(Paris)で過ごすため、
自宅のあるプロバンス(Provence)とパリ間の往復券を所持していたことも指摘した。
カミュは直前になって、出版社ガリマール(Gallimard)のミシェル・ガリマール(Michel Gallimard)夫人が
運転する車で向かうことに同意したという。
車は凍結した道路を通行中に木に激突し、カミュは帰らぬ人となった。
オンフレイ氏は、夫人の車ファセルベガ(Facel Vega)はタイヤが路面を捉える力が特に優れていたわけではなかったと付け加えた。
チェコの首都プラハ(Prague)にある政府の組織「Institute for the Study of Totalitarian Regimes(全体主義政権研究所)」のVojtech Ripka氏も、
カテッリ氏の説には懐疑的だ。「いずれにせよ、(カテッリ氏の説を)実証するのは不可能でしょうね。
ロシアは旧ソ連の秘密警察に関する情報を極秘扱いにしていますから」
以上
4 名前:
名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/08/11(木) 10:43:31.50 ID:mMKgDxUDO [1/5]
秘密警察「太陽がまぶしかったから…」8 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 10:44:27.04 ID:05uJzMIO0
>>4
先に書かれた・・・くやしい
136 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/08/13(土) 06:44:32.99 ID:K6d9/uja0
>>4
早すぎるw
12 名前:
名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/08/11(木) 10:45:24.38 ID:RVFvyccp0
ファセル・ベガ
![facel_vega_5_convert_20110819184157.jpg](https://blog-imgs-15-origin.2nt.com/2/c/h/2chbooknews/facel_vega_5_convert_20110819184157.jpg)
事故車
![facel_vega_2.jpg](https://blog-imgs-15-origin.2nt.com/2/c/h/2chbooknews/facel_vega_2.jpg)
![facel_vega_3_convert_20110819183937.jpg](https://blog-imgs-15-origin.2nt.com/2/c/h/2chbooknews/facel_vega_3_convert_20110819183937.jpg)
17 名前:
名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/08/11(木) 10:46:32.48 ID:zchBYAc20 [1/2]
不条理な話だな18 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/08/11(木) 10:46:35.51 ID:d0Mq3IbXO [2/2]
不条理な世界だから仕方ないよね41 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 10:50:15.81 ID:lUz8/5Lw0
どこの国にも陰謀厨っているんだなあ
99 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 11:20:39.53 ID:OxKmMUJX0
セイン・カミュの大叔父なんだね
107 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 11:34:20.97 ID:IH1lbNYu0
カミュはああいう不条理な死に方が似合っていた
130 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/08/12(金) 04:25:43.49 ID:Ri5dr0N50
哲学の世界で「共産主義思想」と「実存主義思想」とは仲が悪い。
政治思想が好きなタイプのインテリは
「共産主義思想」派と「実存主義思想」派とに
それぞれ政治思想で分かれる。
「実存主義思想」は生まれたての学問でアンチ「共産主義思想」だ。
カミュの「異邦人」は不良サイコパスを扱った娯楽小説だ。
カミュはエンターテイメントの娯楽作家だ。
娯楽小説なんだけど、偶然、流行のニーチェの「実存主義思想」に近い。
それで「実存主義思想」派に支持され、ノーベル賞までもらってしまう。
そりゃ、ソ連はカミュを殺したいだろうね。
142 名前:
名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/08/13(土) 07:25:44.06 ID:Su3dA1Uo0
>>130
てゆうか、二十世紀の実存主義自体がマルクスの思想に対抗するために
生まれたものだからね。
自然科学や唯物史観のような客観的・科学的な態度に対抗して、
非科学的・情緒的・気分的な思考を無理やり流行らせようとしたわけだ
150 名前:
名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/08/13(土) 23:41:22.19 ID:aQdxKqvP0
まず時代背景を理解しないといけないだろうね。
今では信じられないだろうが
1960年代は小説家や哲学者がものすごい社会的影響力を持ってたんだよ。
哲学的な小難しい小説や理論書も大衆に受け入れられ、サルトルなんて神樣みたいに扱われてた。
カミュもノーベル賞を受賞して世界的に影響力のある作家だったから
ソビエトが脅威に感じたのは、ありえない話ではないよ。
東側の大衆が小説に感化されて反乱でも起こしたら不味いからね。
172 名前:
名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/08/14(日) 07:26:32.62 ID:rZV2coQe0
面倒な上に殺せるかどうかも不確かな非効率的な殺人方法だな
179 名前:
名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 07:37:19.91 ID:reBVUwoi0
>>172
しかも伝聞情報だからなw
全てがこのイタリア人学者の創作であるという可能性もあるわけで。
元スレURL:http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1313026914/
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