1 名前:
◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★[] 投稿日:2011/12/25(日) 07:03:52.80 ID:???0
指定暴力団山口組弘道会などの捜査を担当する愛知県警幹部の戸籍や住民票が不正取得された
事件で、偽造有印私文書行使などの罪で起訴された司法書士事務所経営・奈須賢二被告(51)、
司法書士と行政書士の資格を持つ佐藤隆被告(51)らのグループが、小説家・黒川博行さん(62)
の住民票も不正取得していた疑いがあることが24日、関係者への取材で分かった。
黒川さんは11月、週刊現代にグリコ森永事件の犯人であるかのように報じられたとして、出版元の
講談社などに損害賠償を求め提訴した。訴状などによると、週刊現代の編集部が佐藤被告に依頼し
住民票を入手したという。黒川さんは対応次第で刑事告訴も検討するとしている。
黒川さんによると、10月に掲載された週刊現代の記事中に、公表したり回答した覚えがないのに
自身の転居歴に関する記述があった。居住する大阪府内の自治体に問い合わせ、7月に佐藤被告の名義
で行政書士会発行の「職務上請求書」が提出されていることが判明した。
愛知県警は、奈須被告らが探偵業者らの依頼に応じ、法律で禁じられている身元調査のため、
偽造した職務上請求書で戸籍謄本や住民票などの不正請求を1万件以上繰り返していたとみて捜査を
続けている。
黒川さんは「個人情報がカネで簡単に売買され、請求書1枚で自治体も安易に回答している。
制度自体に大きな問題がある」と話している。
黒川さんは1996年に「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞、同書や「国境」
「文福茶釜」などが直木賞候補になった。
▽スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111224-OHT1T00132.htm