1 名前:
のーみそとろとろφ ★[] 投稿日:2012/12/13(木) 22:29:06.64 ID:???
角川グループホールディングスは13日、図書館の蔵書を電子化する
米グーグルのサービス上で自社作品を今後取り扱わないことで両社が合意したと発表した。
世界中の図書館が所有する書籍をスキャンしネット経由で検索・閲覧可能にするグーグルのサービスは著作権侵害の恐れが指摘されている。
個別に交渉し、自社作品の除外で合意に至ったのは角川が初めて。
グーグルは書籍との出会いの場を増やす目的で2005年、書籍を全文検索可能にする「図書館プロジェクト」を開始した。
著作権者の許諾を得ない一方的な取り組みに世界中の出版社や作家が一斉に反発。
米出版社協会(AAP)などが相次ぎグーグルを提訴した。
角川とグーグルは電子書籍の分野で協力関係にあることから、対立回避で一致した。
今回の合意で、角川がグループ各社を通じ流通させている約3万点の書籍や電子書籍は今後、勝手に登録されたり読者が検索したりできなくなる。
スキャン済みデータについてはグーグルが順次削除し、新刊も無断で電子化しない。
グーグルは10月、8年越しの交渉を経てAAPと和解した。
ただ、同社への不信感は根強く、米作家協会が対決姿勢を示している。
日本では作家らで構成する日本ペンクラブが交渉を始める予定だが、角川以外で個別交渉している出版社は現時点ではないとみられる。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD130K3_T11C12A2TJ0000/