1 名前:
影の軍団ρ ★[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:47:24.29 ID:???0
阿刀田高氏は1935年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、国立国会図書館に勤務。
『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。短編集『ナポレオン狂』で直木賞、
『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。日本ペンクラブ会長を務める。
不十分なもの言いでも感じたことを率直に口にするのが年寄りの仕事だと思っているので、
この場を借りて敢えて言わせてもらう。それは、「『純文学』はやめろ」である。
もちろん「純文学」と呼ばれる作品を貶めるつもりなどまったくない。
正確に表現するなら、「『純文学』という言葉を使うことをやめにしよう」ということだ。
日本の文学界には「純文学」という枠組みが厳然と存在している。「純文学作品」と呼ばれた瞬間、
そこには純粋なイメージ、つまり人間の真実を追求し、なおかつ芸術的であるという印象が生まれる。
純粋な作品というものが実在するのかどうかはさておき、純粋な作品というカテゴリーがあれば、
不純で大したことのない作品という分類が否応なく出来上がってしまう。
しかし、純文学と対極にあるとされる藤沢周平、山本周五郎、司馬遼太郎は不純なのだろうか。
あるいは五木寛之、井上ひさし、もしくはユニークな仕事で名を成した星新一はどうだろう。
彼らが「大した作家」ではないという日本人はおそらくいないはずだ。にもかかわらず、
「国民的な広がりを持った小説は純なものではない」という雰囲気が覆っている。
事実、新聞の文芸時評ではいまだに純文学しか取り上げないし、エンターテインメントを論じる紙面は
(読書欄を除いて)ほとんど目にすることがない。
作品を特定の枠組みに嵌め込もうとする傾向は、日本の文学が持つ可能性を極端に狭める。
その結果、本来の純文学が豊かにならないばかりか、それ以外の文学も正当に評価されにくい。
http://news.ameba.jp/20110308-14/2 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:49:13.65 ID:EmSFnRwC0
同意する
3 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:49:16.53 ID:YQ7ycbZG0
星新一は生前から国内評価の低いことを憤慨していたらしいからね
外国の記者にインタビューされた時も「わざわざ外国からも取材に来るのにこの国では」なんて言ってたとか
5 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:50:37.86 ID:aZVdN8iy0
柴田レンザブロウはもっと評価されるべき7 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:51:05.45 ID:pU3Nddnd0
司馬遼太郎は十分評価されてる気がするが
9 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:51:56.09 ID:EZ3ios78P [1/2]
星新一は俺を読書好きにしてくれたな
小学生高学年くらいからめちゃくちゃ読んだ
285 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 11:19:16.24 ID:LyPlWyTB0
>>9
全国の少年少女を読書好きにさせた星(だけではないが)の功績は大きいと思う。
だが、逆にいえば星新一は
「小中学生が読む読み物であって、大学生社会人になったら卒業すべき作家」
・・・というイメージがあるからな。 (少なくとも日本においては)
544 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 13:47:58.20 ID:IuWlSfkL0
>>285
本当アホな風潮だよな
大人になって読み返すとまた別のいろいろな側面が見えてきてより楽しめる本なのに。
693 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 17:05:22.61 ID:mpslvxeLP
>>285
俺もご多分に漏れず小学校高学年くらいでハマって今社会人だけど
今読んでもすごい 定評のある話の構成やオチもさることながら
完結で清廉な文章力に大人になってから惹かれるようになった
志賀直哉も好きだけど2人とも人間に興味がすごいある割に
ある種恐ろしいほど冷静、冷徹にたんたんと書けるのがすごい!
11 名前:
忍法帖【Lv=16,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:52:57.66 ID:2YfH56sL0
ラノベもマンガも純文学も等しく扱うべき。
その中で優劣を論じるべきだな。
カテゴリー論やジャンル分けはどんどん意味をなくしてるよ。
13 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:53:27.02 ID:d7mHvH8+0 [1/2]
そこは司馬遼太郎じゃなくて山田風太郎だろ41 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:59:36.51 ID:IQpJJVMjO
>>13
禿げ同
159 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:33:57.38 ID:NTcvc9380
>>13
激しく同意。
222 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:54:54.57 ID:5Jia15NO0 [1/5]
>>13
山田風太郎って今のエンタメで主流の
極端なキャラが次々登場する超能力バトルものの中興の祖なんだよな
ルーツが水滸伝だとして→里見八犬伝→山田風太郎って流れ
414 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 12:12:45.07 ID:a4SR7+ui0 [1/5]
>>1
まったくだ。
>>13
おお禿げ同。
ブーム再来らしいがまだ品切れのが多くて買えないのがある。
21 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:55:01.94 ID:muLy5pvw0
おおお~阿刀田高は十代の時ハマったな~~
恐怖コレクションは愛読書だった
恐怖コレクション (新潮文庫)32 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:57:46.07 ID:69CLnKaPO [1/2]
>>21
阿刀田は、じわじわとくる心理的な恐怖がたまらんな。
日常の中に隠れている、気付かなかった恐怖。
知って怖いし、知らないままだった過去が怖くなる。あれは怖い。
24 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:55:40.28 ID:EYYo13EF0
五木寛之は妙なおばちゃんファンが多いが
マジでいい本書いてると思うよ
20代のときは読む気もしなかったが
28 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:57:01.59 ID:HgtBcaF40
もっと評価されるべき作家っつったら北杜夫やで
33 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:57:50.03 ID:DQLvxOSj0
星新一って星雲賞をもらってないんだよね
SFファンにとっちゃ星新一の作品はSFに含まれなかったのかSFとしては駄作しか無かったのか…
105 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 10:19:15.43 ID:kNdjgRZ+0
>>33
天皇陛下に勲章を授けようだなんて、普通は考えないでしょ。
星氏には、「わかりやすい文章の書き方」の教科書を書いて欲しかったなあ。
344 名前:暴支膺懲 ◆CeoD2zuluY [] 投稿日:2011/03/08(火) 11:41:43.44 ID:/H4LNoS70 [1/2]
>>33
「あの」星雲賞なんてもらったら笑いモノになっちゃうからむしろ貰わないほうが・・・。
「ヤマトでも星雲賞」とか「旦那の汚い字の賞状なんて有難味がない」なんていわれる
賞ですし。
それでも古くからの大会関係者である某友人に言わせれば「ママ4」に与えることが出来たことだけは
胸を張れるだそうです。
724 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 17:22:09.24 ID:DR+b5Z4F0 [1/3]
>>33
「星新一 一〇〇一話をつくった人」という本は取ってるのになぁ
>>344
ママ4は未だ判るがトトロとCCさくらが判らん・・・
40 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 09:59:13.07 ID:R3aCEB6o0
藤沢周平と柴田練三郎の小説は対極にあって面白い
44 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 09:59:58.73 ID:Lnz2fi7p0 [1/53]
「意味がわかると怖いコピペ」で有名なやつ
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた次の日見に行くと死体は消えていた。
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていなかった。
次の日も、次の日も死体はそのままだった。
↑これ阿刀田高の作な
58 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:04:17.40 ID:S3Onf+uqO
>44
井戸が死体で一杯になったというわけか
69 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:06:39.02 ID:5nsKVRu20
>>58
いままで死体を始末していたのが母親で
最後に母親を殺してしまったから誰も始末する人がいないのでそのままになっている…というオチ。
84 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 10:10:58.71 ID:Lnz2fi7p0 [3/53]
>44のは、>69の通り母親が始末してたって落ちだよ。
「七つの怖い扉」って文庫に入ってる「迷路」が元ネタ。
星新一や筒井康隆のカバー絵は真鍋博じゃないとだめだと思う。
53 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:03:36.77 ID:oc7FgaeF0 [1/2]
司馬は過大評価されてると思う 本人はひねくれ者に向けて書いてたつもりじゃなかったかな
73 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:09:04.68 ID:i22ywvL10 [1/3]
>>53
うん、竜馬はそうだったと本人が言ってる。星はずっとそれに悩んでいて
迎合して乱歩みたく長編書いた事もあるんだよ。大衆の評価はそれでいい
と思う。わかる人だけが理解すればいい。今の(年2回)の芥川賞など、
ただの話題作り、これは結構大勢な人が理解してるよ。文春もね。
106 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:19:24.65 ID:oc7FgaeF0 [2/2]
>>73
それまで全国的には無名だった龍馬を引っ張り出してきて幕末を書いたのは当時としては画期的だったろうね。
でも予想外にヒットしちゃって、まるで龍馬が維新を成功させたみたいに信じ込む人たちが大勢でてきちゃった。
司馬本人は苦笑してたかもしれない。
個人的に一番評価してるのは「アメリカ素描」。門外漢というスタンスで一貫してて、これもまたひねくれ者の
アプローチってことだけど、それだけにアメリカの全体像を引き出してたような気がした。単純なアメリカ好き
(または憎んでる人)には書けない内容だったと思う。
60 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:04:42.28 ID:v1vNv2Tt0
筒井康隆はもっと評価されるべきと
本気で思ってるんだが・・・
75 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:09:18.08 ID:t0M7y6wv0
星新一は評価されすぎないところも含めて良いと思う。
偉大な作家星新一より、作家エヌ氏でいてほしいw
97 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:16:17.97 ID:z7kYzaQH0
司馬は十分評価されてる
五木はむしろ過大評価
星は評価する人は評価しているのでもうこれでいいんじゃないかw
これが一般的な意見だと思う
99 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:16:37.80 ID:DntmR1Yl0 [1/3]
例にした作家3名より、阿刀田高がより純文から遠くユニークで且つ評価されていない件102 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:18:11.53 ID:8iPe6hBd0 [2/2]
星の長編「人民は弱し 官吏は強し」も面白かった
107 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:19:40.71 ID:os0e0n9EO [1/3]
星一と星薬科大は評価されるべき
128 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:24:30.49 ID:8vci+0kA0
「国民的広がり」とか「エンタテイメント」って言うなら、例えば赤川次郎とかどうなんだって話。
多分そんなに評価は高くないだろ。カテゴライズとかに関係なく優れた作家というものがいて、
それはちゃんと評価されてる。それだけの話。
それと新聞文芸欄に代表される過去の「文壇」の残滓みたいな中での評価とは全く無関係。
現代の特に売れてる作家はそんな評価完全に無視してるでしょ。阿刀田みたいな古い作家
だけよ、まだそういう文壇サロンみたいな中での評価を気にしてるのは。132 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:27:27.94 ID:os0e0n9EO [2/3]
芥川賞作家の宇野鴻一郎先生を評価すべき
246 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 11:03:02.06 ID:rbDtbqpw0
>>132
あの、やさしい言葉を駆使した独特の世界は、なかなか大したものだと
思うけどなぁ。
それから、エロ小説は、公共の図書館にはほとんど置いてないんだよね。
それが困る。
140 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:30:21.89 ID:rffA769d0
星新一がアメリカの作家だったら、
スレッサーばりにヒチコック劇場のネタになったろうな。
991 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 22:31:29.39 ID:N69LLBTw0
>>140
ロアルト・ダールみたいに
シンイチ・ホシ劇場が放送されてたかも。
141 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:30:38.54 ID:uZzrRzAl0
オレは小松左京だな わかりやすいんだよ 阿刀田も面白い
しかし星と筒井はよくわからん
基本 小説の類は読まないんで訓練しないとだめなのかね
275 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 11:16:31.28 ID:fBlTuSVO0 [1/3]
>>141
俺も小松左京。文章が整理されているのか、読みやすいし、判りやすい。
294 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 11:22:16.28 ID:rL6HozWY0 [2/2]
>>141
小松左京もいいね。くだんのははとか秘密とか好きだ
少なくとも星は読みやすいと思うよ。
150 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:32:21.78 ID:Pj7536RbO [1/4]
日本の文学界で最も過小評価されてるのは椎名誠だろ。SF3部作や「武装島田倉庫」がハリウッドで映画化されたらとんでもないヒット作になりそうなんだけどね。如何せん人物が前に出過ぎてて一般の人から見ると俗っぽく写るのかな・・。178 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:40:50.61 ID:uLR41R4M0
ここまで眉村卓なし
215 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 10:51:09.39 ID:eMlhed1M0 [2/2]
まあでもセールス的には3人とも大成功だよね。全集も出ているし。これいじょう望んではいけないよ( ・ω・)y─┛~~
230 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 10:58:51.64 ID:7nkpkK7f0
獅子文六や源氏鶏太のことも時々でいいから思い出してあげてください
250 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 11:03:45.00 ID:5TtcNHAg0 [2/2]
梶尾真治はもっと評価されるべき。
258 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 11:07:46.58 ID:AE46pus20 [2/11]
>>250
「黄泉がえり」の時点で相当評価されていたが、20年遅い。
初期の短編だけでも十分輝いていた。
272 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 11:15:29.20 ID:Apu6SAUJI
山手樹一郎もいいよ
302 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 11:24:44.18 ID:zfflPLRMO [1/3]
>>1
遠藤周作先生はぁ?319 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 11:30:27.93 ID:vZ9R/3P40 [1/5]
星のような短編なら、景山民夫がおもろかった
司馬が再評価になるなら、知の巨人、立花隆も再評価されていい
348 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 11:43:22.32 ID:irSpFH8OO [1/2]
この手の議論になると必ず出てくる名前が中上健二だね。
ドストエフスキーや中上の小説をミステリーだというのは、無理があると思うけど
その辺りの線引きを納得できるように説明するのは難しいだろうね。
350 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 11:45:03.97 ID:DV4hLWJk0
星新一は俺の中では未来落語としてカテゴライズされてる
異論は認むる
388 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 12:01:34.34 ID:abyt5l/q0
星新一は並みのミステリー作家が
もったいぶって200枚かけて書くようなネタを
20枚以内でさらっと書いちゃうようなお人。
だから文章や構成があまりにも淡泊になりすぎて
一読したところたいしたことがないように思えるのだが
彼の作品を下敷きにして(要するに薄めたり伸ばしたりして)
何百枚ものエンタメ小説を書くことは容易なのだ。
559 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 14:35:11.08 ID:fBlTuSVO0 [2/3]
>>388
小松左京の「日本沈没」は、第1部だけで上下2巻の大作だけど、
小松曰く「星さんなら『ある日、日本が沈みました』ですませる。」
398 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 12:05:15.70 ID:qFaFYNIC0 [1/14]
五味康祐が出てないな、直木賞じゃなく芥川賞もらってる。
五味と柴田錬三郎は劇画作家に影響与えたというよりパクラレまくってる。
忍者、柳生、剣豪ほとんど2人の流れだ。
416 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 12:12:56.56 ID:lEoNlksH0 [4/5]
>>398
五味は今だと入手できるのが少ないからなぁ
「薄桜記」と「武芸帳」ぐらいだろ本屋で買えるのって
武芸帳は完結してないし、今の人が評価するのは難しいだろ
454 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 12:46:28.64 ID:kRblWToS0 [2/4]
赤川次郎のバカにされ方は納得できない。文章は上手くて気品がある。そんないい加減な内容のもんじゃない。
赤川次郎がどれだけ読者人口を広げたか。
464 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 12:53:29.81 ID:QaN1t5dD0 [1/2]
>>454
赤川次郎はホラー系に移行して評価が上がってる気がするけど
476 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 13:01:06.33 ID:HK8yRS8d0 [5/5]
>>454
キャラとかはいいんだけどね
三毛猫ホームズの推理みたいな、ああいうトンデモ本を出してしまうあたりが、低評価につながってると思う
472 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 12:59:17.79 ID:sGyVpcusO
安部公房はもっと評価されるべき480 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 13:02:52.33 ID:QaN1t5dD0 [2/2]
>>472
もっと評価というか、もっと読まれるべきと思うけどね
最近本屋で見かけなくなりつつある・・・
478 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 13:01:28.93 ID:kRblWToS0 [3/4]
安部公房こそ純文学みたいに言われてるな。かなりSFだと思うけど。
481 名前:
名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 13:03:08.09 ID:3IgdU0B10
どうせ半世紀もしたら今のラノベ作家の生き残りが文学ヅラするようになるんだよ523 名前:
名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/08(火) 13:28:28.22 ID:jVC3rZI/0
吉村昭の評価が低すぎると思う
元スレURL:http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1299545244/
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