1 名前:
かばほ~るφ ★[sage] 投稿日:2013/05/08(水) 18:30:51.14 ID:???0
「光圀伝」大河ドラマに 推進協発足
徳川光圀を主人公にした冲方(うぶかた)丁(とう)さんの小説「光圀伝」を大河ドラマにしようと、
茨城県水戸、常陸太田、那珂の3市の商工団体、行政、観光協会などが7日、推進協議会を設立した。
光圀伝は、幼い頃を海外で過ごし、「テレビの水戸黄門もほとんど見たことがない」という冲方さんが
大量の資料を読み解き、茨城への現地取材も重ねて、書き上げた。昨年9月に発売されると販売部数は
12万部を突破。昨年10月には山田風太郎賞を受賞し、今年の本屋大賞にもノミネートされた。
2011年末にTBS系のテレビ時代劇「水戸黄門」が放映終了し、意気消沈していた地元関係者たちは
光圀伝の人気を見て、「新たな観光振興の核に活用できないか」と大河ドラマ化を模索するようになった。
この日、水戸市内で開かれた設立総会で、協議会長に、水戸商工会議所の和田祐之介会頭が就任。
橋本知事が顧問、3市長が相談役を務めることも決まった。水戸市は光圀生誕の地で、常陸太田市には
晩年を過ごした西山荘があり、那珂市にもゆかりの地が多い。
協議会では、水戸藩が35万石だったことにちなみ、35万人分の署名を来年3月までに集め、
NHKに提出する考えだ。
和田会頭は「非常に面白い小説で一気に読んだ。大河ドラマ化へのハードルは相当に高いと思うが、
しっかりと地元の熱意を伝えたい」と決意を語った。
この動きについて、冲方さんは「非常に光栄。大河ドラマは地域密着型のエンターテインメントで、
地域活性化や貢献の巨大なモデル。僕が役に立てることであれば、何でも協力したい」と歓迎している。
(2013年5月8日 読売新聞)
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「役に立てることは何でもする」と話す冲方さん(3月10日撮影)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130508-125168-1-L.jpg